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2025年1月の読書メーターまとめ

なつさや
読んだ本
3
読んだページ
715ページ
感想・レビュー
2
ナイス
65ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • ポルコ

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なつさや
数学と文学は意外と親和性が高いのだ、と思った。小川マジックにより数式が神秘的に見えてしまうから不思議。80分という期限があるからこそ、毎回の限られた訪問がかけがえのないものになっている。次第に外へ出掛けたり、記念日を祝ったり、博士と親子が特別な関係になっていく。両者の関係を結ぶのが数式であるのが面白い。博士の記憶は過去で止まっていても、確実に時間は進んでいる。身体の状態、親子との関係値は変化するが、その中で過去に証明された定理だけは不変。ぶれない軸なのだ。その対比が魅力的で素敵でした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

なつさや
皮肉たっぷり過ぎてちょっと引いた。特にシロクマ事件にゾッとした。人生そんなに頑張らないとだめかなあ、と思ったけど、作中の意識高い系は、頑張るふりだった。誰かを担ぎ上げてついて回るだけだった。そりゃあ人間楽できるならそうしたいもんだ。現代は自由度が高すぎて選択肢に困るのかな。自分では決められないから、ついていくのは楽でいい。銭湯の話もあったが、時代に合わせて変わってもだめ、変わらなくてもだめ。じゃあどうすりゃいいんだよ。正解がないから余計、自分の指針を見つけないと、現代においては迷い続けてしまうなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
なつさや
数学と文学は意外と親和性が高いのだ、と思った。小川マジックにより数式が神秘的に見えてしまうから不思議。80分という期限があるからこそ、毎回の限られた訪問がかけがえのないものになっている。次第に外へ出掛けたり、記念日を祝ったり、博士と親子が特別な関係になっていく。両者の関係を結ぶのが数式であるのが面白い。博士の記憶は過去で止まっていても、確実に時間は進んでいる。身体の状態、親子との関係値は変化するが、その中で過去に証明された定理だけは不変。ぶれない軸なのだ。その対比が魅力的で素敵でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/02/07(1471日経過)
記録初日
2021/02/14(1464日経過)
読んだ本
180冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
64258ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
127件(投稿率70.6%)
本棚
0棚
自己紹介

どんなに疲れていても小説を開けば復活。
シリーズものに手を出しがち。
 
世界観としては移動手段は徒歩か馬、
蠟燭や松明で灯りを採るような時代が好み。
文明にまみれて生きている分、
地に根ざした生活というのに憧れます。

ペースは遅いが、読んではいます。
どんどん新しいのも読みたいけど、
気に入ったものも読み込みたいというジレンマ。
時間がほしい!

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