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2024年10月の読書メーターまとめ

ますぞう
読んだ本
10
読んだページ
3483ページ
感想・レビュー
10
ナイス
116ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ますぞう
「邑楽風子はジーンズしか穿かない。母と生き別れてから二十年以上、野良猫みたいに暮らしてきた。」冒頭のこの一文がカッコよく、ラストは母の想いにやられた。自分の先祖を知りたいという欲求はないけど、世間では先祖探偵が生業となるほど需要はあるのかな。ネット情報では無戸籍の人は一万人以上いるみたい。戸籍に纏わる話(問題)にスポットを当てたのは、「さすが新川さん!」だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

ますぞう
「邑楽風子はジーンズしか穿かない。母と生き別れてから二十年以上、野良猫みたいに暮らしてきた。」冒頭のこの一文がカッコよく、ラストは母の想いにやられた。自分の先祖を知りたいという欲求はないけど、世間では先祖探偵が生業となるほど需要はあるのかな。ネット情報では無戸籍の人は一万人以上いるみたい。戸籍に纏わる話(問題)にスポットを当てたのは、「さすが新川さん!」だ。
が「ナイス!」と言っています。
ますぞう
ネタバレ潜水艦に拉致被害者を乗せ日本への亡命を目指す北朝鮮兵士。政治的な要素よりも追手の潜水艦との緊迫の戦いに引き込まれ、あっという間に読み終えた。終盤の拉致被害者の訴えに胸が熱くなったのに、両親との再会が描かれていないのが少し残念だけど、面白かった。
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ますぞう
パラリンピック期間中に読むつもりが今になってしまった…。駅のホームでぶつかった縁で伴走者となった保護観察中の亮磨と中途失明者のさちさんを中心に描かれる成長譚。この設定はどうかと思うが、読後はひとっ走りした後の爽快感を得た。ジョギングをしているので外を走る楽しみは分かるし、目が見えない状況で走るなんて怖くて無理。だから伴走者の存在は必要だし、特に女性だと走力だけでなく信頼感が重要だと再認識した。にしても、キロ5分を切るなんて速すぎ。自分は伴走者に選ばれないな。
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ますぞう
葉村晶シリーズ2作目。契約探偵として探偵事務所にスカウトされ、冬から始まる季節ごとに気になることはとことん調べていく葉村。冬の物語が印象的で、特に最後の話が気になって仕方がない。青黒いあざの男は今後も出てくるのかな。
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ますぞう
タクジョに乗車したことはあるが、新卒の方はまだ出会ったことがない。休みが多いというのは魅力的だけど、運転技術と方向に自信がないので、自分は選択肢にないな…。こういうお仕事小説は知らない世界を垣間見えてよい。特に、会社ごとに営業区域があることは知らなかった。深夜は酔っ払いとか多くなるし、籠抜けみたいなケースもあるんだなぁ。禁煙なのに乗車したらタバコ臭いがするのは個人的にハズレに当たったと思ってしまう。ちなみに私もポテトチップスのフレンチサラダは好きだ。
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ますぞう
感情は時に理性を駆逐する(本文より)。駆逐された理性の先は…。護らなくてもいい人、護らなくてはならない人、この線引は単純そうで複雑。予算が限られているなら尚更。とても面白かったが、考えさせる内容だった。ちなみに私が読んだ表紙の装画は太田侑子さんの青を基調にした薄闇の中、けいさん、利根、カンちゃんの3人が歩いているバージョン。表紙の画像が選べるように改善して欲しいな。
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ますぞう
ネタバレ丹生山松平家の借金は総額25万両、利息は年3万両、対する歳入は1万両。これはもう「お断り」しかないのか、神々のお力添えはあるのか? 結局、こんなことを知らず、惚れ合った者同士が結ばれ、好きな庭仕事に精を出す新次郎夫妻の生き方が勝ちだよね。あと、無性に鮭が食べたくなったね。現在の日本の財政も似たり寄ったり。本作のように貧乏神が改心し、七福神を呼び寄せ、日本…今は能登に多くの福を招いてほしいものだ。
が「ナイス!」と言っています。
ますぞう
様々な事情が重なり丹生山松平家の当主となった妾腹の小四郎は、ある日、献上した銀馬代が滞納していることを知り、先代が企むとんでもない計画を防ぐため、奔走する羽目に。神様も巻き込んで一体どうなるのか⁇ 下巻が楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
ますぞう
シリーズ完結編。時代は「狐狼の血」よりも少し前で、今でいう半グレ集団の呉寅会が極道と対立する話を軸に、ガミさんから平成16年の日岡まで展開していく。広島弁が満載なので、広島の友人の喋りを脳内再生しながら、ガミさんが飲み屋のママ達のウケがいいのにちょっぴり嫉妬したり、裏社会の恐ろしさに震えたり、警察ってほんとにこんな感じんだろうかと思いながら読んだ。ラストのその後がとても気になる。
が「ナイス!」と言っています。
ますぞう
ネタバレシリーズ第5弾は能登、新潟(妙高、村上)、山口。今回はなんといっても能登だ。日和が立ち寄った朝市も神社もキリコ会館も震災と今回の豪雨で甚大な被害を受け、元の姿に戻るのにはかなりの時間を要しそう。復興が進むことを願うばかりだ。表紙は新潟県村上市桑川 笹川流れ遊覧船(ゆうなぎ)。一応、幸は来たが続きはあるのかな?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/02/28(1367日経過)
記録初日
2021/03/06(1361日経過)
読んだ本
476冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
156319ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
476件(投稿率100.0%)
本棚
36棚
自己紹介

転勤族。行く先々の図書館を利用してます。

ここで気になる本を見つけて借りたいと思いますが、予約は苦手なのでいつになることやら…。
読むのは小説が多く、バカバカしい話やほっこりする話が好きです。

2022.4 中国地方に転勤

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