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2025年1月の読書メーターまとめ

紫陽花
読んだ本
13
読んだページ
3919ページ
感想・レビュー
13
ナイス
368ナイス

2025年1月に読んだ本
13

2025年1月のお気に入り登録
3

  • まこと
  • 中玉ケビン砂糖
  • 七郎

2025年1月のお気に入られ登録
3

  • まこと
  • 中玉ケビン砂糖
  • 七郎

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

紫陽花
ネタバレ伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ。 仕事の終えてホテルから出ようとした矢先、六人組に追われている紙野に巻き込まれる不運体質の七尾。無事に二人は脱出できるのか。 作者の殺し屋作品は軽快な会話と予想出来ない展開で毎回楽しめます。バトル描写も多くて人が次々死んでいますが、血生臭い暗さがなくスピーディーに進んでいくのであっという間に読むことが出来ました。 乾さん中々出ないので来ないのでは?と思いましたが、最後に掻っ攫う展開にはやられました。 七尾さんは不運体質に負けず強く生きて欲しいです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

紫陽花

2024年の読書メーター 読了数:139冊 読んだページ:48453ページ ナイス:3862ナイス 感想・レビュー:139件 月間平均冊数:11.6冊 月間平均ページ:4038ページ ▼紫陽花さんの2024年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/1233328/summary/yearly 2024年で特に面白かった本は東野圭吾「白夜行」と青崎有吾「地雷グリコ」でした。 今年もマイペースに読書し、記録します。

りょうすけ
2025/01/01 20:37

読了数139冊ですか、凄いですねー。「地雷グリコ」はさすがでしたね。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
13

紫陽花
ネタバレ人が死なない日常ミステリー短編集。 殺人や社会問題など物騒な事は出てこないで、学生たちの青春や家族の幸せなやり取りが見れて心地良かったです。どの物語も後味は悪くなくてちょうど良い内容でした。 友人の親族パーティーの招待され、送り主不明のプレゼントを探し出す「デイヴィッド・グロウ〜」が一番好きです。 しっかり者のサンディとお調子者のデイヴィッドのコンビが良かったです。最後に伏線回収して、静かにサンディとエリックが会話する場面は好きです。 デイヴィッドのさり気ない優しさも良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ美術仕事の知り合いが持つ別荘の洋館で起きた美女連続殺人事件。来賓客や警察がいる館でどうやって?事件の犯人は一体? 館へ向かう会話で男三人いて、次の章で男二人で来館しているのをこっちが勝手に一人増やしていたと勘違いしていました。 トリックの真相が明かされた時は最初の見方が正しかったのかと、作者の術中にまんまとやられました。 物語の方は悲しく後味は苦めでした。 身体的障がいで自己肯定感が低く、他者に対して疑心的な重樹。殺した一人は彼に恋心を寄せていたと、後に日記を読んで気付き、後悔に苛まれる姿は悲痛でした。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ山奥に閉じ込められた七人の男女。スピーカー主に「社長殺しの犯人は助け、残りは毒ガスで殺す」と告げられる。各々が犯人と名乗り自白し、矛盾点を指摘し合う推理合戦。 最初タイトル名を見て、どういう事だと思いましたが、読んでみると納得。確かにタイトル通りでした。 自分が助かるため自白し、あの手この手で矛盾を指摘し、その矛盾を埋めて後出しで自白する。 昨今のSNS情報操作を絡めて面白いと感じましたが、最後の方は少しぐだった印象でした。 社長殺しの真相は壮大な茶番劇をした割には、双子替え玉だったのは拍子抜けでした。
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紫陽花
ネタバレ肝試しで夜のお墓に行った当時の大学生グループをインタビュー形式で語っていくホラーミステリー。 伝えたことが本来から少しずつずれて、恐ろしい呪いへと変貌する、口は災いの元。 最初読了した時は何箇所か「ん?」ってなりましたが、考察を読んで納得しました。 呪いの木は恐ろしい呪力でしたが、意味を与えてしまった人間は欲深い。 男女の絡れが原因で起きたことですが、大学生グループと関係ないオカルト研究部二人組が巻き込まれたのが不憫。でも、呪い相手間違えられて亡くなった杏も不憫。
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紫陽花
ネタバレジャンク飯大好きな潤子はお店で推しの天草茅夢に出会い、意気投合。彼の推理で職場先で起きた殺人事件の謎を解き明かす連作ミステリー。 潤子の推しに対する気持ちは少し過剰な気がしますが、推しと自分が恋人となるのは好まないので夢作品は読まないは一緒なので共感しました。 事件のてんこ盛り要素をジャンク飯で例えるのが面白い。ジャンク飯の食レポは食欲を唆ります。N徽章や主要人物の謎部分もあって設定と展開もジャンク飯。 全体的に満足ですが、自分が食べに行くために口コミでお店の評価を下げる行為は推しでも印象が悪いです。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
大どんでん返しをテーマとした30のショートショートストーリー。 見事に騙されたと思ったもの、ちょっと変わったどんでん返しのもの、意味が分からなくてもう一度読み返したものなど色んな作品があって面白かったです。 アイドルの握手会に来た男性「なんて素敵な握手会」、花火を見に来たカップル「花火の夜に」、ゾンビになる感染症が流行り籠城している人たち「籠城 オブ・ザ・デッド」が好きです。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレむかし話シリーズの最終巻。今作も謎解き要素のあるおとぎ話で人のブラックな一面があって楽しめました。 その中でも「三年安楽椅子太郎」と「金太郎城殺人事件」が面白かったです。 唯一の地続きとなっている物語。太郎が探偵でなえは助手ポジションかと思いきやどっちも探偵並みの洞察力と冷静さを兼ね備えている。 頭が良く、さらに鬼の力まで手に入れたなえが無邪気でどこか不気味に感じました。力に溺れて悪に染まりそうです。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ惨殺された福森一家の真相を明かすため頼まれた親戚の中森亮太と霊媒師の賀茂禮子。屋敷を調べると数々の呪物が屋敷の惨劇の原因と賀茂は考える。 前半は屋敷の探索と数々の呪物の成り立ちを語る。戦国時代からの人間関係と呪物の物語が行き交って整理するのは大変でした。物語は面白いですが、呪物の解説に時間を割きすぎたのか真の黒幕の登場と退場があっさりしている印象でした。賀茂さんと対峙してぶつかり合う展開を期待していたので。 亮太はよく一族の危機を救ったと思いました。だけど子供達が精神を苛まれてしまったのは痛ましい。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ死体から物語が始まるミステリー四編。 タイトルや表紙から見ると特殊ミステリー物と思いましたが、想像以上に本格ミステリーでした。 成る程面白いと思ったり少し回りくどいのでは?と思うものもある中、表題作が一番良かったです。被害者の死体とは別の両腕がすり替わった殺人事件。 猟奇的で数ヶ月警察を悩ませた事件を安楽椅子探偵の如く解決の道筋を作ったのは凄かったです。 両腕の正体を探すために火葬場を調べる発想は盲点でした。 関係なさそうな四編の物語が最後に一人に繋がっていたのも面白かったです。結構アクティブな探偵役。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ。 仕事の終えてホテルから出ようとした矢先、六人組に追われている紙野に巻き込まれる不運体質の七尾。無事に二人は脱出できるのか。 作者の殺し屋作品は軽快な会話と予想出来ない展開で毎回楽しめます。バトル描写も多くて人が次々死んでいますが、血生臭い暗さがなくスピーディーに進んでいくのであっという間に読むことが出来ました。 乾さん中々出ないので来ないのでは?と思いましたが、最後に掻っ攫う展開にはやられました。 七尾さんは不運体質に負けず強く生きて欲しいです。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレストーカーに怯えていた妹分の萌香が何者かに殺されてしまった千秋。千秋は彼女の服を着て、彼女の大学やバイト先で犯人の手がかりを探る。 叙述トリックにはやられました。城下が先輩だと思っていました。 作者の作品は歪で狂気的な登場人物がよく出てきますが、千秋は個人的に一番やばかったです。 暴力な愛を自分に向けて欲しくて犯人を探すという思考が恐ろしいです。いじめや虐待、恋人への復讐で殺し合うことは千秋にとっては最上のラブコール。終始ブレないどころか最後は受け身ではなく与える側へと変化した場面は身震いしました。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレ崩壊事故に巻き込まれ、医者に見捨てられ愛する人を失った日羽光。彼女はその医者を探し始める。一方、医者と一緒にいた薬師航は光のことを探し始める。 話が進むごとに主役二人の印象が悪くなる展開。 目的の為なら暴力や恐喝を厭わない光、人の絶望顔を見ることが生き甲斐の薬師。周りの人を無本意で絶望させる光と故意に他人を絶望へ堕とす薬師は最悪の主役組でした。 光が新しい愛する人を見つけ気持ちが前向きでしたが、最後まで読んだ読者の自分はまた犠牲者が出ると思うとゾワッとしました。
が「ナイス!」と言っています。
紫陽花
ネタバレベルリンに住む祖母達のところへ向かう汽車で山高帽の紳士にお金を盗まれたエーミール。お金を取り戻すため紳士を尾行し、その途中で出会った少年たちと協力することへ。 有名な児童文学ですが、未読だったので読みました。 初対面の少年たちが各々役割を決めて、紳士からお金を取り戻すために行動する姿は勇ましかったです。 エーミールは母想いで大人に礼儀正しく良い子でした。だけど銅像に悪戯したことで刑事に怯えるところは子供らしい。 捕まえた紳士の正体に驚きましたが、偶然とはいえ大手柄なエーミール、お見事です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/13(1437日経過)
記録初日
2021/03/11(1439日経過)
読んだ本
523冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
185420ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
523件(投稿率100.0%)
本棚
3棚
血液型
O型
自己紹介

近くの図書館で面白そうだなあと思って借りてきた本、好きなゲームで出てきたキャラの元ネタについての本とかをよく読みます。
たまに自分で購入することもあります。
好きな作者は上橋菜穂子、さくらももこ、東野圭吾、夢枕漠。
海外作家はエドガー・アラン・ポー、エラリー・クイーン。

浮上は不定期です。
遅読ですが、よろしくお願いします。

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