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2025年3月の読書メーターまとめ

Apple
読んだ本
7
読んだページ
2638ページ
感想・レビュー
6
ナイス
721ナイス

2025年3月に読んだ本
7

2025年3月のお気に入り登録
2

  • しゅう
  • わお

2025年3月のお気に入られ登録
10

  • しゅう
  • 読書家さん#QQQnDK
  • Freak Zappa(アレクセイカラマーゾフという名で音楽活動してたよ)
  • ヨシムラ管
  • ちち123
  • Tigertiger
  • わお
  • _20030215___
  • まめ
  • 西島嵩人

2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Apple
人肉裁判、面白かったです。シャイロックのように、悪意を以て正義を主張するやつには、そういうカウンターがあったかと納得しました。この話が喜劇であることを知らなかったので、アントーニオーが友情のために悲惨な目に遭うのではないかとヒヤヒヤしました。そのあとの指輪のくだりも、自分はユーモラスだなと思いました。ユダヤ人に対して執拗にその性格を非難する言葉が出てくるあたりに、当時のユダヤ人に対しての価値観が出ているのかなと思いました。演劇の見方(読み方)を知らないので、ランスロットの役回りなど少し分からなかったです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年3月の感想・レビュー一覧
6

Apple
間違いなく素晴らしい満足感をもたらしてくれる大作でありました。「アコーディオン弾きの息子」というダビの書いた自伝を書き改めるようにして本書は語られます。ダビの人生を通じて、歴史の断片に触れているような感じがしました。「オババで最初のアメリカ帰りの男」など、内戦の雰囲気を感じられる暗い話もあれば,メアリー・アンとの出会いのようなロマンチックな話まで。ヒューマニズムを美しく描いた文学というのはやはりいいものだと感じられました。
が「ナイス!」と言っています。
Apple
ポールの抱える孤独が身の回りの色々なところから覗いて,彼女の心を惑わしていく感じがある。「帰って来れば朝起きたままのベッドがあって,結局まる一日が,まったくむなしく無意味だったように思えてしまう。」などの文章がいちいち印象に残りました。シモンとポールたちの違いが明確に感じられるのですが,やはり最大の要因は若さであるかのように感じられます。「目に涙をあふれさせ,階段を駆け降りている。まるで祝福された人のように走っている。彼は二十五歳。」所詮シモンが別世界の住人であるかのような決定的なコメントと感じました。
が「ナイス!」と言っています。
Apple
いまひとつ物語に入ってゆけず、登場人物にも共感できなかったというのが正直な感想であります。本作の目玉要素である、卓越した嗅覚を用いて普通の感覚では分からないことを覚知し、人々を導くという香君の能力があまり魅力的ではなかったように思います。というよりは、現実世界における自然科学と、それを使いこなす科学者や農家の人たちが凄すぎるということなのかもしれません。大きな歴史的ドキュメントのようなストーリーであり、こういうところに着目した作者はすごいなと思います。飢饉というのは、想像以上に悲惨であろうと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
Apple
人肉裁判、面白かったです。シャイロックのように、悪意を以て正義を主張するやつには、そういうカウンターがあったかと納得しました。この話が喜劇であることを知らなかったので、アントーニオーが友情のために悲惨な目に遭うのではないかとヒヤヒヤしました。そのあとの指輪のくだりも、自分はユーモラスだなと思いました。ユダヤ人に対して執拗にその性格を非難する言葉が出てくるあたりに、当時のユダヤ人に対しての価値観が出ているのかなと思いました。演劇の見方(読み方)を知らないので、ランスロットの役回りなど少し分からなかったです。
が「ナイス!」と言っています。
Apple
ネタバレ衝撃の事実と、少し悲しい結末であったと思いました。レオとライーサが収容所へ向かう列車から脱出する時、他の囚人が後の処罰も厭わず助けてくれたのが印象的でした。アンドレイが連続殺人をしていた理由(兄に会いにきてもらうため)が少しだけ納得がいかなかった(死んだと思った兄のための復讐、だと思った)ですが、もともと知性に劣るというアンドレイの描写もあったので、そこは理論的ではなくてもいいのかもしれません。実在の事件に着想を得られた物語で、関連書籍の「子供たちは森に消えた」「撫で肩の男」が気になりました。
が「ナイス!」と言っています。
Apple
奇妙な連続殺人事件と遭遇し、捜査が始まるところで下巻へ。事件の真相、犯人は一体誰で、何故こんなことをしているのか?も気になりますが、部下の陰謀で地位を追いやられてしまった主人公レオの行く末が何より気になります。共産主義の社会で、いつ自分が逮捕されるとも知れない恐るべき緊張感の中で人々が過ごしている様子が描かれていて、レオの葛藤も凄そうでした。彼が事件と関わっていくことで、更なる葛藤を抱えていくのか、謀略を仕掛けてきたワーシリーと決着をつけられるのか、下巻の展開が楽しみであります。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/21(1474日経過)
記録初日
2021/03/01(1494日経過)
読んだ本
363冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
117006ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
359件(投稿率98.9%)
本棚
6棚
職業
サービス業
現住所
鹿児島県
自己紹介

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