読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

ジャム
読んだ本
16
読んだページ
4804ページ
感想・レビュー
16
ナイス
170ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ジャム
今まで誰も描かなかった母親視点からの高校野球小説誕生!神奈川から土地勘もまるでない大阪に息子のために越してきたシングルマザー菜々子。そこで菜々子に襲いかかるのはー厳しい父母会の掟、父母会と距離を置こうとする監督、そして怪我に悩まされる息子航太郎ー高校野球の喜怒哀楽のすべてがー菜々子と航太郎の親子二人三脚の物語を通して描かれ尽くしており長年の一高校野球ファンとしても感動的でした!ひゃくはちと同じくこの作品も近いうちに映画化あるいはドラマ化しそうな気がしますが野球ファンにはまず小説で読んでもらいたいですね!
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

ジャム
このミス作家たちによる驚愕の1行で終わるショートショート全36作!特にお気に入りは朝永理人「湯治」、鴨前暖炉「開かずの扉の密室」、柊悠羅「運び屋の免許更新」。
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
このミス作家たちによる衝撃の1行で始まるショートショート全36作!特にお気に入りは朝永理人「投身」、貴戸湊太「大好きなお兄ちゃんへ」、鴨崎暖炉「アイスクリームの密室」。
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
今まで誰も描かなかった母親視点からの高校野球小説誕生!神奈川から土地勘もまるでない大阪に息子のために越してきたシングルマザー菜々子。そこで菜々子に襲いかかるのはー厳しい父母会の掟、父母会と距離を置こうとする監督、そして怪我に悩まされる息子航太郎ー高校野球の喜怒哀楽のすべてがー菜々子と航太郎の親子二人三脚の物語を通して描かれ尽くしており長年の一高校野球ファンとしても感動的でした!ひゃくはちと同じくこの作品も近いうちに映画化あるいはドラマ化しそうな気がしますが野球ファンにはまず小説で読んでもらいたいですね!
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
元乃木坂46の齋藤飛鳥さんがアイ役で今冬実写化も決定した「推しの子」の最新巻!アイの過去を彼女の子供であるルビーとアクア主演で撮る映画「15年の嘘」の撮影がいよいよ本格化し、アイの心情をリアルに近づけるため元天才子役有馬かなが爆弾を仕掛ける!そして、アクア演じるアクア、ルビーの父親カミキヒカルがいよいよそのベールを脱ぐー今に続く芸能界の搾取の歴史がエグいですね。。
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
コミカライズでも話題の個人的に今最もアニメ化して欲しい早坂吝の探偵AIシリーズ最新作は、VR空間の魔法の館で起こる連続殺人モノ!ついにAI探偵相以がスマホの中から飛び出してVRの中で体を得てゲームの性質上輔の推理のライバルになったりとこれまでと異なる展開で楽しめました。魔法がたくさん出てきてRPGのようなこの構造のミステリは早坂さんがデビュー初期に書かれたRPGスクールをVRゲームに置き換え先鋭化させたような面白い作品でしたね。来月には漫画版の2巻も出るのでそちらも楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
顔の部位を欠損させた鷲族と顔以外の部位を欠損させた鴉族が住み異形の倫理が支配する鳥喰島ーその島に大学研がフィールドワークのため訪れた時想像を絶するジェノサイドが起こる!多すぎる登場人物、異常な島での不可能犯罪、途中で明かされる意外な探偵役、繰り返される論理の応酬に瞠目しページをくくり続けると最後にこの物語にふさわしいトドメの異形の真実が現れ仰天!物語の決着の付け方にもため息が出ました。本格ミステリにまた一つ異形の傑作が誕生したと思います!
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
「私の目を、最後まで見つめていて」。密室で殺された最愛の妹の死を防ぐため没落貴族の長男ヒースは魔女リリイの死に戻りの能力を使い事件前に戻るのだがー新たなタイムリープミステリの傑作、ここに誕生!タイムリープ、密室、下卑た名探偵、そして、登場人物たちの抱えるそれぞれの秘密ー本書が本格ミステリ初挑戦の著者によるものとは思えない緻密な構成の特殊設定ミステリに舌を巻きました!続編もありそうな終わり方だったのでヒース&魔女シリーズとして続けて欲しい気も!あと、表紙の清原紘さんでいつか漫画化もして欲しい笑
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
おかえり、岡崎隼人。「少女は踊る暗い腹の中で踊る」でメフィスト賞を受賞しデビューした伝説の作家が18年越しで第2作を発表!小説を書くことが趣味の心を持たない殺し屋の青年が唯一愛読する小説家と殺しの現場で出会ったことで彼の運命が大きく動き出す殺し屋クライムミステリーで、若書きのデビュー作を凌ぐ迫力と心理描写が胸に迫ってきました。小説を書くということがどういうことなのか改めて教えられた気持ちです!この復活を機に岡崎さんには3作目、4作目とさらに書き繋いでいって欲しいですね!待ってます!
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
やはり真門浩平は天才だったー。バイバイ、サンタクロースで今後のミステリ界をリードしていく驚異の新人と思いましたがーこの2つ目のデビュー作を読んだ後それが改めて確信に変わりました。特にバイバイ、サンタクロースより前に発表された紛れもない著者のデビュー作「ルナティックレトリーバー」の破壊力と来たら!すれっかしの本格ファンほど唖然とさせられるそのロジックに震えました!個人的にカエルは苦手な生き物ですがお笑い芸人殺人事件を描いたカエル殺しにも衝撃を受けました!冒頭の街頭インタビューから引き込まれること間違いなし!
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
人気Vチューバーの女性が配信中に首を切り落とされて殺された!やがてそれは「日本在住のフォロワー100人以上のSNSアカウント主を毎週一人ずつ殺す」という連続殺人計画の一つだということが判明しー。SNSを通じて人を操るダークヒーロー鬼界、登場!自分も含めSNSの何気ないつぶやきが鬼界に監視され彼の壮大な計画の駒に使われてしまうかも...SNSのつぶやきにはくれぐれも気をつけましょう笑
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
傷ついた君たちは、弱さを利用してもいいんだよー突如発生したチワワのピンバッジが800人に知らぬ間に張られる謎のチワワテロ事件。大手人材派遣会社に勤める琴美はマッチングアプリで知り合った恋人がその事件に関連して失踪したことから親友の全肯定型インフルエンサーとともに事件を追い始めるがー。迷惑行為通報系YouTuberや弱きものを守る傷の会、そして弱さをすべて包み込み慰めてくれる全肯定型インフルエンサー。弱さを利用して弱さを武器にしたたかに戦っていくーあるいは弱さに依存していく現代の縮図のような小説でした。
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
アイドルと思われるのが嫌な自称本格的男性ダンスグループ「GAME BREAKERS」。そのメンバーの一人である成瀬愛生はそんな理想を追い求めるが現実とのギャップに日々疲弊していくばかり。そんな時通っていたコンビニで自分の心をさらけ出せる青木マユという店員に出会い、彼は禁断の恋に落ちていくー。アイドル失格のようなアイドルの純愛ストーリー…かと思いきやという作品で本音と建前に空恐ろしくなったり笑でも、個人的には自分が男だからか愛生の物語にこそ強く共感していました笑男と女は分かり合えないものか笑
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
探偵学園を舞台にしたシャロアカシリーズ、待望の第3巻!今回は事件解決をポイント制で競う総合実技テスト編!そして、事件を優位に進めるためのスキル争奪戦を繰り広げている最中に犯罪王の孫である不実崎未咲を陥れる小学校時代の同級生の罠が!論理的に不実崎実咲以外犯人では有り得ないというその罠は作者のTwitterによると麻耶雄嵩のメルカトルかく語りきも参考の一つにしたと思しく細に穿って緻密なものでまさに圧巻。主要キャラでは不実崎と捜査という名のデートをしたメイドのカイラに特にスポットが当てられた巻でグッと来ました!
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
ハンター養成学校で最悪の未来を防ぐためハンターになるのではなく完全犯罪集団を立ち上げる少年とその仲間たちの物語が開幕。怪盗に暗殺一家のサラブレッドに一癖も二癖もある異能力美少女たちを仲間にしていき世界を救うための完全犯罪を実行していくラノベならではの展開が面白く2巻以降も楽しみなシリーズがまた一つ増えました!生徒全員が異能力者ということで混乱を避けるためか発動のたびに能力の説明を繰り返ししてくれる親切設計も助かります笑
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
小学生を猫として飼うーという衝撃のライトノベルシリーズの第二弾は今度は小学生に犬として飼われるという逆転モノに笑飼い主である小学生女子と主人公の逃亡劇、そしておなじみの火炎放射発情幼馴染月子とモデル系美人積極的お姉さん白瀬さんの色気と活躍にドキドキしました笑そして、不意を突かれたまさかのあの有名歌ネタ笑こんなちょっとアブナイシリーズが近く漫画化するというのですからちょっと怖くありながらも楽しみです笑
が「ナイス!」と言っています。
ジャム
小説は書けるけどトリックは思いつけないミステリ作家志望の男子大学生君島とトリックは天才的閃きで思いつくけど小説は書けない引きこもりの少女雛森寧子がコンビ作家を組むことに!二人はミステリを書くために北村薫「砂糖合戦」、島田荘司「傘を折る女」、アイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会」など有名なミステリになぞらえた様な日常の謎に遭遇し事件を解決していく!とにかく寧子ちゃんが可愛く彼女のトラウマにまで踏み込み二人が真のコンビ作家になるまでを描く微笑ましい作品集でした!二人の作家人生始まったばかりなので続刊にも期待!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/01/24(5587日経過)
記録初日
2009/01/24(5587日経過)
読んだ本
2089冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
579824ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
2082件(投稿率99.7%)
本棚
103棚
性別
血液型
AB型
外部サイト
URL/ブログ
http://www4.hp-ez.com/hp/jammystery/page8
自己紹介

中学2年の時に横溝正史の「八つ墓村」を読んで以来、推理小説の虜です。

以後、アガサ・クリスティー、森博嗣、麻耶雄嵩、綾辻行人、浦賀和宏、乙一、笠井潔(敬称略)… …と、所謂新本格ミステリ作家、メフィスト賞作家たちの作品にはまっていきました。

ここでは、そんな昔読んだ本、そして現在読んでいる本などを紹介していきたいと思います。

ATB短編

「ようこそ、本格ミステリの世界へ」

第1章 推理小説のはじまり

エドガー・アラン・ポオ「モルグ街の殺人」
ジョン・ディクスン・カー「妖魔の森の家」

第2章 日本探偵小説の黎明

江戸川乱歩「人間椅子」
横溝正史「百日紅の下にて」

第3章 本格職人たちの名作

泡坂妻夫「ゆきなだれ」
連城三紀彦「桔梗の宿」

第4章 現代本格の騎手登場

米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」
麻耶雄嵩「死人を起こす」

第5章 青春ミステリのススメ

乙一「しあわせは子猫のかたち」
初野晴「ヴァナキュラー・モダニズム」
梓崎優「スプリング・ハズ・カム」

第6章 本格新世代の挑戦

青崎有吾「もう一色選べる丼」
早坂吝「紫は移ろいゆくものの色」

BONUS TRACK

宮沢賢治「注文の多い料理店」


願わくばここを訪れて下さった「あなた」の読書の一助になれば、幸いです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう