赤線をたくさん引かざるを得なかった心理本。兎に角、うつ病やノイローゼになる者はそうなるように生きてきた、と。人とはスタートラインが全く違っている自分をまず受け入れよ、と。神経症者はこういう人達なんだ、だから不幸せなのだという説明をバンバン書き連ねてある。 どこを読んでもストレート投げてくる諦三先生。恐れ入りました。当事者にとっては読むのに若干の体力が必要だが最後の方はなかなか熱い内容。

赤線をたくさん引かざるを得なかった心理本。兎に角、うつ病やノイローゼになる者はそうなるように生きてきた、と。人とはスタートラインが全く違っている自分をまず受け入れよ、と。神経症者はこういう人達なんだ、だから不幸せなのだという説明をバンバン書き連ねてある。 どこを読んでもストレート投げてくる諦三先生。恐れ入りました。当事者にとっては読むのに若干の体力が必要だが最後の方はなかなか熱い内容。

一番参考になったのがラストのメイク関係だったり。後はちょこちょこ流し読み。写真が多く、スッキリしてて良いなあと目の保養にも。オタクゆえ雑多な物に囲まれる暮らしをしてるので、憧れがあるのかも。

口コミで前評判を知っていたものの、やはり強烈だった…。前作の続編だけど、綺麗な話が一変してドス黒くなってしまった印象。個人的には頭の狂った女のコの描写も面白く…読めてしまったので、決して嫌いではないけど前作のようなピュアな美しさを求めると大火傷する。精神を病んだ女のコと縁を切れない主人公の心の弱さが悲しい。

歪な心を持つ女の子同士が出会う、パンクバンド青春物語。二人とも好きなものに真っ直ぐで怖い程にピュアだなあと…。今読んでも輝いて見えるので、若い頃に読んでいたら思い切り影響されてたかもしれない。エスな関係性の二人が尊い。ハッピーエンドなのもまた良し。