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2024年3月の読書メーターまとめ

まっちゃん
読んだ本
8
読んだページ
2928ページ
感想・レビュー
8
ナイス
133ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まっちゃん
ネタバレ先に「夜果つるところ」を読んでいたので、自分もその物語にまつわる謎をいっしょに考えているような感覚で読んでいました。 映画の呪いは本当なのか、雅春の妻いずみはなぜ自殺したのか、飯合梓は何者なのかなどいろいろな謎や登場人物の考えが交錯して、長い映画を見ているような感覚に陥りました。また、舞台が船の上という非日常的空間なので、映画のような感覚を覚えたのかも。 いろいろな人のなかにこの「夜果つるところ」の世界があり、そのどれもがモザイクのように真実として描き出されています。どれも真実でどれも虚構。また読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

まっちゃん
ネタバレ今回は、天天コーポレーションに税務調査が入るという仕事上の事件と、太陽くんのプロポーズをどう扱うのかを悩むプライベートの事件が並行して起こってきます。 仕事上のタスクを処理するようにはもちろんいかないけれど、いかに自分の人生を大好きなイーブンにもっていくのかを悩む沙名子さんがらしくて素敵です。そして、新幹線のホームでの逆プロポーズ!何だかいいなぁ。 釣り合わないようでいて、何となく釣り合っている二人が今後どうやって周りに自分たちの関係を周知していくのかが見どころな気がします。楽しい団体戦にしてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレ複雑な生い立ちをもつまひろが義理の祖母である伽羅さんの家に住み込みで働き始めるところから始まります。 伽羅さん、通称からさんの家には、不思議な縁でつながった人たちが居候として同居していてこれまたみんな面白い来歴がありました。一つ屋根の下に住む人たちをつなぐのは何も血縁だけではないし、ラストの生母との再会もよかったです。この実のお母さんの生き方はなかなか難しいけれど、嫌いではありません。また、からさんのサッパリとした生き方に羨ましさを感じました。 次は伽羅さん視点の物語のようなので、読むのが楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレ今回はめぐみ食堂に日向ちゃんという見習い女将の子がやってくるところからスタート。たくさん出てくるお客さんもどんどん縁がつながってきて、読んでいて分からなくなることもあります。 日向ちゃんが開店するお店をめぐって、犯罪めいたことに巻き込まれる寸前で、恵さんのかつてのパワーが炸裂!無事に収まるところへ収まるという安定の展開にとても安心して読むことができます。これを読むといつもおでん屋さんに行きたくなってしまいます。 そしてラスト。またしてもカップルが誕生。もうちょっと丁寧に流れが知りたかったけれど、まあよし。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレ全身の血液を抜かれて殺されている遺体。その遺体には、コウモリの刺青があり、何かの闇組織が関わっている!?という今回は、かなり謎めいた事件でした。 鷹央、小鳥遊、鴻ノ池のトリオで事件を調査していくのもずいぶんお手のものになってきたけれど、最後の最後までもしかして現代の吸血鬼的な人間が犯人なのか?と思わせておいての、返しがさすが!と思いました。 技能実習生の問題については、よく新聞などでも読むけれども、過酷なのだなぁと思います。シリアスな場面にちょいちょい挟まれる3人のコミカルなやりとりが今回も笑えました。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレおちかの出産が滞りなく済むまではと中断していた百物語をこれまたおちかの出産を安心して迎えるためのお客さんとして迎えることになるのがまた面白かったです。 今回は、心底怖いと思うお話ではなく、「だんだん人形」のように恨みや憎しみではなく、誰かを助けるための力として自分のそういう思いを変えるところが物悲しくもあり、美しいなとも思いました。 そして2代目聞き手としての富次郎の迷いや悩みなどが出てきたなと思いました。一旦封印した絵筆をとるのか、また新たな聞捨ての方法を考えるのか今から時間がとても楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレこの本を読むと、手紙のよさを再認識します。書いた時のその人の気持ちやぬくもりがいつ読み返そうとも感じられるようで。もうすでに亡くなった先代の秘めた恋人への尽きることのない愛情や、QPちゃんからの温かい母への気持ちなど本当にそこに今あるように感じるから不思議です。 恋文というテーマにドキッとしますが、温かく変化もするものもありながら、変わらず繋がれていくものを確かに感じることができるなと思いました。 代書屋としてまた一つ成長したポッポちゃんが、どんな人の人生を綴るのかをとても楽しみにしています。また次回!
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレ「で、告白も成功ってことでいい?」 待ってました~~!ついに日和と蓮斗がお互いの気持ちを伝えあうことができました。ここまでヤキモキしながら読んでいたので長かったなぁと思い、一人拍手。 この本を読むと、ひとりで旅をすることを無性にしたくなります。今回は、冒頭が能登の旅で、いみじくも日和が「美しい景勝地も地震などで失われることもある」と話していましたが、胸がいたみます。でも、またいつか日和が経験したようなにぎやかな朝市が戻ってくることを祈ってやみません。 さて、遠距離恋愛を通して、ひとり旅デートも読めるかな。
が「ナイス!」と言っています。
まっちゃん
ネタバレ先に「夜果つるところ」を読んでいたので、自分もその物語にまつわる謎をいっしょに考えているような感覚で読んでいました。 映画の呪いは本当なのか、雅春の妻いずみはなぜ自殺したのか、飯合梓は何者なのかなどいろいろな謎や登場人物の考えが交錯して、長い映画を見ているような感覚に陥りました。また、舞台が船の上という非日常的空間なので、映画のような感覚を覚えたのかも。 いろいろな人のなかにこの「夜果つるところ」の世界があり、そのどれもがモザイクのように真実として描き出されています。どれも真実でどれも虚構。また読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/03(1089日経過)
記録初日
2021/05/02(1090日経過)
読んだ本
414冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
126727ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
414件(投稿率100.0%)
本棚
0棚

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