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2024年11月の読書メーターまとめ

甘食
読んだ本
6
読んだページ
1716ページ
感想・レビュー
6
ナイス
48ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

甘食
ネタバレ言語の習得を山登りにたとえている。とっつきづらい抽象的な記号の体系に立ち向かう子どもたちに、親たちはオノマトペというチュートリアルを通して大局観を与える。オノマトペは感覚に近いことばだから、抽象的な概念にまだ馴染みがない子どもにも分かりやすく伝えることが出来る。 一を聞いて十を知るまでではなくとも、理解のきっかけをつかめれば、子どもたちは推論で知識を雪だるま式に増やし、成長していく。たとえ間違えたって、誤りを修正することで理解はより深まる。 言語習得に限らず、知的活動はみな冒険的なのだと感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
6

甘食
ネタバレ●システムを作り始める前に「どんな風に業務を変えるのか、それは事業全体にとってプラスになるのか」をしつこく議論する。 ●漠然としたリスクや不安は一度全部書き出して可視化する。 ●各工程の途中で、作りかけの成果物を見せてもらう日を予め設定しておく(マイルストーン) ●コミュニケーション計画表を作成。 中でも、マイルストーンとコミュニケーション計画表が特に印象に残った。中間報告もコミュニケーションも「できればやる」になりがちなので、予め設定しておくというのは他にも応用出来そうないいアイデアだと思った。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ7世紀から10世紀頃に書かれたとされる本。だからなのか、他に帝王学というと思い浮かべる君主論と比べるといささか性善説寄りというか、理想主義的な印象。広く多くの人の意見を聞く、等は今だったら収拾がつかなくなりそうだと思ってしまう。十思の内容は今でも当てはまることが多そう。罰を与えるときも怒りに任せてしまわないように、とか。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ異星人との交流はSF的には鉄板なのかもしれないけどここまでしっかりしたものを読んだのは初。ゾラックはすごいがAIも将来的にはきっとこのレベルまでいくんだろう。 地球人の過激さにガニメアンたちが驚くシーンが印象的だったけど、過激な地球人はそもそも先代のガニメアンたちの実験の産物だったというのが皮肉な話。相変わらず冴え渡るハントとダンチェッカーの考察。そしていきいきと研究を進めているマドスンたち研究者も魅力的でした。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ言語の習得を山登りにたとえている。とっつきづらい抽象的な記号の体系に立ち向かう子どもたちに、親たちはオノマトペというチュートリアルを通して大局観を与える。オノマトペは感覚に近いことばだから、抽象的な概念にまだ馴染みがない子どもにも分かりやすく伝えることが出来る。 一を聞いて十を知るまでではなくとも、理解のきっかけをつかめれば、子どもたちは推論で知識を雪だるま式に増やし、成長していく。たとえ間違えたって、誤りを修正することで理解はより深まる。 言語習得に限らず、知的活動はみな冒険的なのだと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレマニュアル作りはまず普段の業務を見直すところから始める。本当に必要な業務なのか、足りない業務はないのか。作る際はとにかく明文化。内容は徹底して具体化を。 こうして作ったマニュアルは毎月更新する。新しい仕組みを作りたかったら仲間と話し合うよりよそから借りるべき。マニュアル作りもPDCA回して作っていくものなんだな。直接の仕事ではないようでも、明文化・具体化することで自分の仕事の解像度をあげることが出来、理解が深まる。より良い仕事が出来るようになる、という感じだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ●文化資本の形成とは多様なものに触れるときの不安を緩和し、不安を面白さに変換する回路を作ること。●何をどう並べても繋がり得る、という前提から、制約をかけていく方向で考える。●面白いリズムとは、ある程度の反復があり、差異が適度なばらつきで起こること。 作品鑑賞のワークの箇所などは先に読んだ三宅さんの著書に通じる内容に思えた。大きな意味として捉えるのではなく、部分部分を見ていく。自分の記憶の引っ掛かりをきっかけに、記憶と実際を重ねて、鑑賞してみる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/02(4873日経過)
記録初日
2011/07/26(4880日経過)
読んだ本
910冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
275003ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
871件(投稿率95.7%)
本棚
17棚
自己紹介

小説中心に気の向くままに、各所でオススメされている本を読んでみたり。

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