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2024年4月の読書メーターまとめ

甘食
読んだ本
10
読んだページ
2938ページ
感想・レビュー
10
ナイス
212ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

甘食
ネタバレ推し、言葉の意味は理解できるけどなんなんだろうな、と考えた。 主人公にとっての推しの存在が大きすぎて、生きる支えどころか、生きる理由になっていて。生活が破綻している主人公にとって、けれど推しは力になるわけではなくて。いつかはいなくなってしまうものにすがり付きながら生きることに、意味なんてないことは本人だって分かっているだろうけど。推すことは重い現実逃避なのか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
10

甘食
ネタバレ生成AIに興味を持ったので手に取った。一昔前はちょっとずれた質問をすると「すみません。分かりません」ばかりだったのに…技術の進歩はすごい。 この本で「chatGPTの力をフル活用するにも技術が要ること」を知った。プロンプト例集みたいなものも探せばあるんだろうけど、この本で生成AIの初歩が理解できたと思う。
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甘食
ネタバレ人への気遣いの仕方については為になった。「普通そこまでしないよ!」と思うほどの気遣い(紹介してもらった人に会う時は三回目までは紹介してくれた人に報告する、ご馳走してもらったらお礼状を書く)だけど、確かに印象に残るし、自分の気遣いに対してそうして気遣いで返してくれたらきっと嬉しい。著者は先輩たちに可愛がられてきたと自負しているけど、納得。人への感謝は自分でちょっと大袈裟に思うくらいがちょうどいいのかもしれない。
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甘食
ネタバレ読みやすかった。この頃は読書は批判しながら読め!という論調が強まっているけど、私は橋爪さんの「素直に読め」に賛成。喧嘩するのは読み終えてから、頭の中に住む他の著者としてもらう。読書会についても触れていた。読書会の効用として、無理にでも読み進められる、ということだけではなく、自分の読み方が正しいか否かを確認する、というのをあげていたのが新たな知見。集団で読むメリットは多いのだと感じた。
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甘食
ネタバレ昭和の人って感じ。読書時間確保のために郊外の家から出勤したり、好きなジャンルの本をひたすら読むべし、というあたりは共感。ショーペンハウアーの「読書について」への反論についても同意見。その人にとっての良い本は個々人の置かれた状況によって違うはずだよね。 その反面、ハウツー本は読まないとかベストセラーは読まないとかは、著者の読書遍歴からきた好き嫌いと思えるから鵜呑みにしなくてもいいな、と思った。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ読んでいたことを忘れて再読。 北里参吾は子を守るために沈黙した。けれど、小説を書いて反駁せずにはいられなかった。 けれど、最終的には小説を書いたことを後悔して、結末をずらし、子を真実から遠ざけようとした。悲しい愛だ。真実は明らかになったけど、誰も幸せにはならず、可南子も罪の意識を抱えて生きていくことになるのかと思うと、苦しい読後感。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ結珠も果遠も読み終えてみれば問題のある家庭の子だった。高校生までの果遠は子犬のような無邪気さがあったけれど、大人になってからは水人が言っていたように「半分死んでる」みたいだった。母親たちのせいで出会い、別れを繰り返してきた二人が、結珠の母親に仕返しをしたところは恐ろしくも痛快だった。終盤の展開は衝撃的だけど、希望が持てる終わり方に感じた。二人の関係を言い表すのは難しいし、どうなっていくのかも分からないけど、光の当たる場所で生きていてほしいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ解説に感想が引っ張られてしまう気がする…。 長い話だけど、長大なストーリーというわけではない。実際に著者と友人が旅をしていた記憶(著者は記憶力が抜群に良かったらしい)を元に書かれた旅の記録のようなもの。ただの旅行記と異なる点は、登場人物(特にディーン)の会話が光っている点。薬物中毒からくるのか、車で運転しながらの会話が多いからか、突拍子もないことを断片的に語るシーンが多いが、時折哲学的に思えるような発言も飛び出してくるのが面白い。サルにとってのディーンはビックリ箱であり、宝箱だったように思えた。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ推し、言葉の意味は理解できるけどなんなんだろうな、と考えた。 主人公にとっての推しの存在が大きすぎて、生きる支えどころか、生きる理由になっていて。生活が破綻している主人公にとって、けれど推しは力になるわけではなくて。いつかはいなくなってしまうものにすがり付きながら生きることに、意味なんてないことは本人だって分かっているだろうけど。推すことは重い現実逃避なのか。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ野心と努力は車の前輪後輪。どちらかでも欠けてしまうと前に進めない、というのが印象に残った。野心は悪いものじゃない。もっともっとと望む心を持ち続けたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
甘食
ネタバレ日本人開拓村で生まれ、日本人として死にそうだったところを陸徳志に救われて…一生懸命勉強して職に就いたら、今度は無実の罪を着せられて。陸一心の不幸を憂えるのはもちろんだけど、状況がひどすぎる。大きい国だから、全ての人を取りこぼすことなく救うのは難しかったのかもしれないけれど。戦後の混乱の一語で片付けられない恐怖。そんな混乱の中にはきっと、陸一心のような人がたくさんいた。この話はフィクションだけど、この状況は実際にあったこと。この地獄のような世界を駆け抜けた一心と共に、続巻に挑もうと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/02(4658日経過)
記録初日
2011/07/26(4665日経過)
読んだ本
859冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
260893ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
820件(投稿率95.5%)
本棚
16棚
自己紹介

小説中心に気の向くままに、各所でオススメされている本を読んでみたり。

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