2024年、青春モノ？よく知ってるゲームのアレンジモノで短編連作？…で、そんな売れるの？へぇーとやや冷ややかに本屋で見かける度に思っていたら、年末、この作品がミステリランキング2冠だと…いよいよ2025年年始に重い腰を上げて読み始め…結果、一気読み。自分が思ってる「ミステリ-」の概念が崩されたというか、そうくるのね、たしかにジャンルとしてこれも「ミステリー」なのか。そして、意外に日常系。ゲームの正攻法もそうだし、自分に全くない考えと世界を魅せてくれた。「生存戦略」の視点も面白かった。

2024年、青春モノ？よく知ってるゲームのアレンジモノで短編連作？…で、そんな売れるの？へぇーとやや冷ややかに本屋で見かける度に思っていたら、年末、この作品がミステリランキング2冠だと…いよいよ2025年年始に重い腰を上げて読み始め…結果、一気読み。自分が思ってる「ミステリ-」の概念が崩されたというか、そうくるのね、たしかにジャンルとしてこれも「ミステリー」なのか。そして、意外に日常系。ゲームの正攻法もそうだし、自分に全くない考えと世界を魅せてくれた。「生存戦略」の視点も面白かった。

異色作ということで、敬遠していたがこれはこれで面白かった。トリックを楽しむ作品ではなく、事件はいつ起きるの？ん？登場人物のこれだけ？と、ひたすら一人称の淡々とした描写が続くが、一気読みできてしまう。本作を飛ばして黒猫館まで読んだので、いよいよ最長編暗黒館へ。