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2024年8月の読書メーターまとめ

くりん
読んだ本
7
読んだページ
2712ページ
感想・レビュー
7
ナイス
580ナイス

2024年8月に読んだ本
7

2024年8月のお気に入り登録
1

  • あみやけ

2024年8月のお気に入られ登録
3

  • coffee
  • あみやけ
  • ましゅまろ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くりん
ネタバレ★★★★☆(4.5)戦中戦後に国民学校の教師となった悌子の、教師として女性としてまた母としての生き方が綴られている。戦争によって180度変わってしまった教育論。コロコロ変わる方針に教師も翻弄される。子育ては親育てなのだなとつくづく痛感した。特に男性が父親になるには時間がかかる。3枚の葉からなるかたばみ・・・そうか、そういう意味か。「おかちゃんとおとちゃんとせいた」にグッときてしまった。おかちゃんが一番先の順番もいい。色々な教えになるような言葉も宝石のように散りばめられている。装丁も胸が熱くなる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

くりん

午前中からの突き刺さるような太陽光線がきつすぎます。パリオリンピックも始まりソワソワ。スケボー面白かった。7月もなんとか10冊読みました。十戒がよかった!!今月は大作を読む予定なので冊数は減りそうです。2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2924ページ ナイス数:803ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1251194/summary/monthly/2024/7

かりん
2024/08/01 22:28

暑さが毎日すごいですよね💧十戒面白そうです✨くりんさんにとって、今月もたくさんの本と出逢える一ヶ月になりますように✨今月も宜しくお願いします♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

くりん
2024/08/01 22:36

かりんちゃん✨お元気にしてますか。『方舟』を読まれたらぜひ『十戒』を。かりんちゃん、目標に向かって頑張れ!!応援してます(⌒∇⌒)

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2024年8月の感想・レビュー一覧
7

くりん
★★★★☆(4.0)瑞ノ瀬ダム建設計画に翻弄された三姉妹の長女であり三世代の祖母でもある佳代が主人公。モデルが宮ヶ瀬ダムだということをレビューで知った。以前訪れたことがあり見事に観光地化されていたが、ダム建設にあたって300戸もの家々が引っ越しを余儀なくされたということも忠実に書かれていた。建設に反対する夫と最後まで約束を守ろうとする佳代。いじらしいというのではなく執念だと思った。昔の時代に誇れた豊富な自然などが僻地であるということもあり今の時代評価されないことが残念でならなかった。
hiace9000
2024/09/11 13:34

読了です。第三章は、読みながら込み上げてくるものがありましたね。彼女が愛した子供の頃からの記憶、故郷で育まれた人間関係、それらを反映の名の下に踏み躙られた憤り…。あの時代にあちこちで渦巻いた、人々と夢や希望と義憤や失意。辻堂さんの母や祖母の世代を描く昭和筆、すごく切ないけれど熱いですよね。この路線で他の文学賞ねらえるのかも、なんて下世話なこと書いちゃいました😅

くりん
2024/09/11 23:16

hiaceさん✨ご丁寧にコメントをありがとうございました。三代もの歴史となると相当深くなりますよね。辻堂さんまだお若いのに、色々な世代の話をお書きになりますね。デビュー作の『いなくなった私へ』はさすがに粗削りな印象でしたが、その後驚くほどの速さで腕を上げているのがわかります。今後どんな作家さんになるのか楽しみでなりません。

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くりん
ネタバレ★★★☆☆(3.8)なんといっても表題の『逆転美人』からして興味深い。前半は美人であるがための苦労話が綴られる。美人と言われて損をすることがあるとしたら、きっと頭が悪いのだろうと思いながら読み進めた。途中違和感を感じつつ、前半の最後の『右肩・・・』は意味がわからなかった。この本の特徴は追記が本編の1/3ほどの量であることだろう。追記ではひとつひとつが覆され、しかけ絵本のような作りに確認作業が必要となる。しかけの内容自体にもっと大きな驚きが欲しかったがページを捲る手は止められない面白さがあった。
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くりん
ネタバレ★★★★☆(4.5)戦中戦後に国民学校の教師となった悌子の、教師として女性としてまた母としての生き方が綴られている。戦争によって180度変わってしまった教育論。コロコロ変わる方針に教師も翻弄される。子育ては親育てなのだなとつくづく痛感した。特に男性が父親になるには時間がかかる。3枚の葉からなるかたばみ・・・そうか、そういう意味か。「おかちゃんとおとちゃんとせいた」にグッときてしまった。おかちゃんが一番先の順番もいい。色々な教えになるような言葉も宝石のように散りばめられている。装丁も胸が熱くなる。
が「ナイス!」と言っています。
くりん
★★★☆☆(3.0)昭和35年に発行された本書。戦争末期、九州大学にて行われたアメリカ軍捕虜の生体解剖を小説化。 捕虜だから殺してもいいという考えだったのだろうがあまりにもむごい。第二部にはそこに立ち会うことになる助手の小学校時代からの黒歴史が書かれているが、どんな事に対しても感情をもたない性格が形成されたきた過程が垣間見れて興味深かった。最後は目をそらしたくなる描写で読むのが辛かったけれど、過去に起こった日本の歴史を私たちは知らなければいけないと思う。
石橋陽子
2024/08/14 06:47

これ私もずっと読みたくて、何故か2冊持っています。しんどくなりそうで時期を選びそう。

くりん
2024/08/14 13:44

2冊もあるのですね😱これは是非陽子さんに読んで頂き感想をお伺いしたいです。時期としては今ですかね。

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くりん
★★★☆☆(3.8)小3の時にコロナ禍となり、分散登校明けの親の対応から引き籠りになってしまった小晴と、貧困で不登校になってしまった男の子の家に週に2回パンを届けた冴(さえ)の2人のその後15年を追いかける。失ったものの方が圧倒的に多いはず。特に最初の2年は大人のほうが子供を不憫に思い悔しさを募らせていたのではないか。それでも良い事もあったと前向きに考えていけるのは、10代の子の逞しさや順応性の高さであり強みだ。感情をポジティブに表現することの大切さを痛感した。瀬尾さんやっぱりいい。
CABIN
2024/08/12 23:24

コロナ禍を経験した子供たちが、自分が大人になってどう振り返るのか気になります。

くりん
2024/08/12 23:28

CABINさん✨こちらの主人公と同じ23才ぐらいになった時に振り返って聞いてみたいです。

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くりん
ネタバレ★★★★☆(4.0)2年半もの間読みたい本として登録していた本をようやく読み終えた。さぁ最終局面どうやって殺人鬼に立ち向かっていくのか。計画通りには全くいかず読んでいるこちらももどかしい。最後は政治家の悪事が暴かれて罰を受けることを期待してしまったけれど、池井戸作品の様にはいかなかったのね。真崎の犯行の動機こそが本当の正義であり、太田さんが伝えたかったことなのかなと思った。内容が濃く息つく間もない展開と臨場感でどっぷりと作品に浸らせていただきました。
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くりん
★★★★☆(4.3)通り魔事件からただ一人生き残った修司。現場でそっと耳打ちされた「あと10日間、生き延びよ」という言葉から通り魔ではなく計画的殺人として仲間と事件を追う。乳児の難病で顔の半分が溶け出す奇病の『メルトフェイス』や、産業廃棄物収運業者の歩みと謎、食品会社の過ちなど次から次へと畳みかけるように展開される。一体どこに犯罪動機があるのか。たくさんの点が少しずつ繋がり始めた。作品が臨場感に溢れている。どのように決着がつくのだろう。とても面白い。
JADE
2024/08/07 19:30

これね、下巻はページを捲る手の加速度がどんどん増していきます。止まらなくなります。家事など間に合わせてから読み始めることをオススメします。

くりん
2024/08/08 09:42

JADEさん✨上巻は読むのに時間がかかってしまいましたが下巻は怒涛の展開になりそうですね💦そうなのです。家事を終わらせてからというのが問題です。時間の確保が必要ですね。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/19(1287日経過)
記録初日
2021/05/19(1287日経過)
読んだ本
296冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
102782ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
296件(投稿率100.0%)
本棚
68棚
自己紹介

ゆっくり読書をするのが好きでしたが☕読書習慣がようやくつき最近はペースアップしてきました♪

特に印象的に残った本はサブスクで観ることもあります。

好きな作家・・・・辻村深月さん・垣谷美雨さん・柚木麻子さん・辻堂ゆめさん・桜木紫乃さん他
女性作家の本を読むことが多いですが、最近は男性作家も積極的に読んでいます。

選書はこちらのお気に入りさんのレビューを参考にさせていただいたり、王道と呼ばれている本からしています。

年間で70~100冊ほどの本を読んでいます。
自分の感覚で、作品に★印をつけています。
★★★★★(5.0の満点)は年に2冊程度です。

純文学も読んでいきたいです。

                     (2024年11月20日更新)

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