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2024年4月の読書メーターまとめ

Miu
読んだ本
16
読んだページ
3573ページ
感想・レビュー
16
ナイス
165ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月のお気に入り登録
3

  • リオ
  • Kyota
  • 夜舟

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • 中玉ケビン砂糖
  • Kyota
  • W-G

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Miu
館シリーズ第3作目。 ミステリ好きとして、犯人は誰なのか。とか、トリックは?と考えながら読んで行ったけど、全くもって解らなかった。綾辻行人先生の手の上で上手い具合にコロコロと転がされているだけだった。相変わらず思考誘導がお上手だ。マトリョシカのような構成に、本文の前後にまで叙述トリックを多用していて、ラストの解説を読んで思わず最初の方のページに戻ってしまった💦 アナグラムにも気づかないなんてまだまだミステリ好きとは名乗れないなと。 探偵になる日はまだまだ遠いようだ(笑)
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

Miu
この作者の作品は昔に読んだ「思い出のとき修理します」を入れて今作で2作品目だ。 この作品で初めて、図像学(イコノグラフィー)という分野を知り、アートに関する謎を読み解いていくのが面白かった。この図像学を理解してから絵画を鑑賞したらまた違った見方ができるなと感じた。 犬=忠誠を表しているとか、元々西洋美術は詳しくないけれど深く学びたいと思えるきっかけになった。 学びながらこのシリーズを読み進めればより理解が深まるかなと。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
本屋大賞を受賞されたということで気になったいたこともあり、audibleにて読了。 近年、受賞される作品は虐待や戦争など重ためな作品が多かったから、こういった作品も受賞されるのねと意外にも思っていたけど。 いやぁもう!最高に面白い🤣 思わず成瀬のファンにならずにはいられないのよ❣️ 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようとおもう」(本文) まずこの勢いのある書き出しに心が惹き付けられた。
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Miu
20年前くらいに青い鳥文庫で読んで、「ミステリってこんなに面白いんだ!」と思わせてもらった作品の一つ。 物心がついた頃から本が好きで読んではいたけれど、それまで読んでいたのは絵本だったり、かいけつゾロリだったりズッコケ三人組だったりでイラストも多い作品が多かったからかなりの転機だったと思う。 同年代の読書好きの人たちはきっとこのシリーズを通ってきたであろう。あくまで私調べだが(笑)
が「ナイス!」と言っています。
Miu
ネタバレ読んでいる間、ずっと「この違和感は何?」と常に頭にハテナが浮かんでいた。それがまさかラストに差し掛かったあたりで、こうも綺麗にひっくり返されるとは!! 真実が明らかになるにつれて、序盤に感じていた違和感が「だからなのね」という納得に変わっていった。 2人の依存関係、不妊、不倫と重いテーマではあったけれ面白かった。 この作品は、初見か否かで感じ方が異なるのだろう。 これ以上、感想を言ってしまうとネタバレなってしまうのがもどかしい。 この気持ちを誰かと共有したい気分になった。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
フィクションのはずなのに、他人事には思えない。そんな作品だった。直接的に私が経験したわけではないのに、古傷が抉られる感覚があり、他者に傷つけられた側或いは傷つけた側のどちらにも心が揺さぶられる。 些細な言葉でも受け取り方によっては、傷つけてしまっているかもしれない。私も過去にこういうことをしてしまっているのではないか、無かったことにしてしまったことはないかと考えてしまう。
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Miu
小説分野ではあまり関係がないが、ビジネス書や自己啓発本系の本を読んだ時に役立てたいと思った。
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Miu
1936年に江戸川乱歩によって、少年向けの探偵小説を描かれたということで、少しばかり古臭く感じる部分はあるものの、とっつきやすく内容も面白かった。 二十面相は有名だから知ってはいたが、イメージしていた大胆不敵な大泥棒とは似ても似つかない感じだった。 思っていたよりも常にギリギリで、かなりあたふたしていることにびっくりした。二十面相はかなりの悪人だったが、そういうイメージの差からか、ユニークで憎めないキャラだった。個人的には明智さんよりも好きかもしれない。
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Miu
どんな時代でも、″普通″というものは形を変えてきた。その変化に順応できず無下に扱われ、声も上げれずに生きていた人たちが少なからずいる。 その時代のマジョリティこそが″正常″であると思われてしまう。最近になって″多様性″について謳われるようになったが、それこそ声を上げる人が多くなったからこそマジョリティに変化したのだと考えられる。 村田沙耶香さんの作品は、こういう常識や普通だと思っていたことへの価値観をぐわんぐわんに揺さぶる感じが堪らない。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
瀬尾まいこ先生の作品は、置かれた環境は決して平穏ではなく、主人公も悩み苦しんでいるはずなのに、何故か平和な空気を文体に纏っていて、たまにクスッとしてしまうくらい穏やかに読み進められる。 嫌味なく「黙るべき時を知る人は、同時に言うべき時知っている」と言える高校生ってあまりにも大人すぎるし塾している。 最後に私は、垣内くんが言った意見に激しく賛同する。 結局、「文学なんてみんなが好き勝手にやればいい。だけど、すごく面白いんだ。」これに尽きる。
なみこ
2024/04/17 15:55

初めまして。同じ感想を持った方がいらっしゃったので驚きました。

が「ナイス!」と言っています。
Miu
どちらかといえば「じわじわと不気味な雰囲気が続く」感じで、ラストのスピード感や事態が急展開するところが緩急付いていて良かった。 元々、1990年代に出された本で加筆修正版と聞き、「もしや古くさい?」と杞憂したが、全くそんなことは無かった。多少の時代差は感じられたが、思春期の頃の物の捉え方だったりって大きな差はないのかもしれない。 終盤は涙が知らぬ間にポロポロ出てきた。 仕返しをしたら何かいいことがあるのかと不思議そうだった彼。自分がこれ以上死んだりしないからと笑ってくれた彼のことを思うと、切なかった。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
館シリーズ第3作目。 ミステリ好きとして、犯人は誰なのか。とか、トリックは?と考えながら読んで行ったけど、全くもって解らなかった。綾辻行人先生の手の上で上手い具合にコロコロと転がされているだけだった。相変わらず思考誘導がお上手だ。マトリョシカのような構成に、本文の前後にまで叙述トリックを多用していて、ラストの解説を読んで思わず最初の方のページに戻ってしまった💦 アナグラムにも気づかないなんてまだまだミステリ好きとは名乗れないなと。 探偵になる日はまだまだ遠いようだ(笑)
が「ナイス!」と言っています。
Miu
理系・科学系の専門知識がさりげなく紹介されてはいるが、読者に知識が無くてもスっと頭に入ってくる。学び続けないとすぐに忘れてしまうかもしれないが、新たな学びだった。 科学系の本を読んで、少し勉強したくなった。 内容は科学系なのに全然無機質じゃなくて、むしろロマンティック過ぎるほどだ。全ての作品にほろ苦さと温かさ(兼ね備えていて、出会いによっては、生活が少しあるいは大きく変化していく。 「エイリアンの食堂」で出てきた子供を子供扱いしない大人が好きだ。
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Miu
なるほどと納得出来る内容だった+だから三つ子の魂百までということわざもあるのかなと。 少し意味合いは違うかもしれないが。 実際に自分の過去のリトルミーに会いに行くかは分からないけれど、世界の全てが親だった幼少期の頃の経験記憶は大事だと、影響は絶大なのかと思い知った。 自分の子供にはどんな風に残っていくのか少し怖くもなった。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
「健常者の特権性」を鋭い描写で指摘している。この作品を読むまでそこまで考えたことは無かった。 最近はオーディブルがあったり電子書籍の数も増えては来ているが、未だに紙媒体の方が豊富だ。 そうか、本をこうやって読むには健常性が必要なのかと、改めて気付かされた。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
「親ガチャ」という言葉を最近耳にする。この本を読んで、どんな親を持つか、どんな環境で生活するかで人生って良くも悪くも影響すると改めて感じた。大人として社会への責任とは?子供への責任とは?そんなことを考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
Miu
土地、家、人の穢れが伝染する。派手な怪奇現象がある訳ではないが、畳の擦る音、赤ん坊の鳴き声、何気ない家鳴り、人がどんどん入れ替わる家。 祟りとか穢れとか禁忌とか、詳しくは知らないけれど、存在するからこそ言い伝えだったり地鎮祭だったりが行われるんだと思うと、日常に溶け込むような怖さだ。 例えば、夜中のトイレ行くのが怖いとか…、鏡が怖いとか…。 ちなみに私は未だにどちらも怖い(笑) 身近に恐怖を感じやすい人は、より気になるだろうからおすすめは出来ないかもしれないが、夏など肝から冷やすにはちょうどいい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/25(1085日経過)
記録初日
2021/05/23(1087日経過)
読んだ本
309冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
98564ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
90件(投稿率29.1%)
本棚
14棚
血液型
A型
職業
主婦
自己紹介

子供の手が少し離れ、1人時間が確保できるようになってから読書熱が再熱。
好きなジャンル
〇ファンタジー
〇ミステリー
〇青春
〇恋愛
〇SF
〇純文学
好きな作家さん(敬称略)
〇辻村深月
〇有川浩
〇鈴木麻純
〇天童荒太
〇奥田英朗 等々
海外文学
〇青空のむこう
〇はてしない物語 を読了済
まだまだ知らない作品があるのでおすすめあったら教えて欲しいです。

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