『ハコヅメのコメディのノリで幕末描いてみた』。主人公は西郷隆盛でも坂本龍馬でも新選組でもなく、のちに警察の父と呼ばれる下級薩摩藩士の川路利良。未だ年若い川路は敬愛する藩主のために奔走する青年で。キャラクターたちの説明的な台詞が現代的でとてもわかりやい。コメディ要素が強い分、シリアスな幕末が好きな人には向かないかもしれない。竜馬におまかせが好きな自分としては楽しめた。川路と源が似てるのは源が子供の頃から川路の影響を受けて育ったかららしい。★★★★☆

北条政子姉妹や足利尊氏の妻である登子など北条氏の女性たちにスポットを当て、彼女らがどのように生きたかを紹介する……と思いきや内容の殆どが北条氏の女性の夫や父親の人物紹介だった。肝心の女性たちの動向は「子供を産んでからは没年も含めて不明」くらい。これはもう表題も「北条の女性と結婚した男たち」に変えたほうが良い。その男たちの紹介も、どういう血筋や立場にいたかを軽く説明しているだけ。さすがに政子は筆量多めだけど、登子は僅か数ページ。夫が武家政権を樹立して息子が跡を継いだくらいしか書かれてなくて残念。

祝・三好夫妻初表紙の11巻は、鶏鍋！酒！ホルモン！酒！大将の新作！酒！酒！酒！と、いつもの調子。実際にある鍋料理屋に行ったり、コンビニのホルモン鍋をおつまみにしたり、みんな集まって芋煮会をしたり。とにかく酒が飲みたくなる。キャラも増えて集まりの催しの話や店に出かける話も増え、賑やかで楽しい。今巻の自作出来そうなおつまみは肉味噌生ピーマン。個人的には辛味噌にして頂きたい。★★★★☆

『ハコヅメのコメディのノリで幕末描いてみた』。主人公は西郷隆盛でも坂本龍馬でも新選組でもなく、のちに警察の父と呼ばれる下級薩摩藩士の川路利良。未だ年若い川路は敬愛する藩主のために奔走する青年で。キャラクターたちの説明的な台詞が現代的でとてもわかりやい。コメディ要素が強い分、シリアスな幕末が好きな人には向かないかもしれない。竜馬におまかせが好きな自分としては楽しめた。川路と源が似てるのは源が子供の頃から川路の影響を受けて育ったかららしい。★★★★☆

年末から3月の卒業シーズンとイベント多め。鍋奉行をやりたい店員さん可愛い。作中では1年が経過していて、店員さんと先生さんはちょっとは距離が近づいた？最終的にはどういう関係で落ち着くのか気になる。なんだかんだで今のままでもほっこりするかも。次巻からは2年目ということでこれからも末永く続いてほしい。★★★★☆

店舗別特典のSS集。電子書籍派なのでこういうのは助かる。本編でもそうだったがSSでも2巻かられな子や紗月がおもしれー女となって楽しめた。紫陽花さんもなんだかんだで香穂や紗月のような顔の良い女にときめいちゃってることが発覚。もういっそのこと全員で付き合っちゃえば良いと思う。描き下ろしのプール編では相変わらずれな子が煩悩と戦ってた…。紗月が液体窒素7割で構成されているなられな子を構成している煩悩は7割を超えているのでは？

オチは良かった。ただ、一般人が短期間のうちにちょっと調査しただけであれもこれもと調べがついちゃう点がミステリー、サスペンスとしては少し物足りないかなと。★★★☆☆