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2024年10月の読書メーターまとめ

寄り道
読んだ本
3
読んだページ
1168ページ
感想・レビュー
3
ナイス
19ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

寄り道
シリーズ5作目。先の4作を読んでいなかったがそれなりに楽しめた。作者と元刑事が作中行動を共にする設定で臨場感があり、実話のような錯覚に陥りながら読んだ。近所の苦情はどこにでも多少はあり、冷静に考えれば大した問題ではないことも。怖いのはそれを心理操作された場合で、不安や不満、思い込みが増長して予期せぬ方向に進むということだと思った。また、親身に相談に乗る友人ほど疑ってみる余地があるかもしれないと感じた。最後までどうなるか気を抜けない展開だった。『刑事フォイル』の脚本家とのこと。なるほど読ませられた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

寄り道
40年ほど前に執筆された小説。それぞれの短編に登場する6人の女性たちは置かれている環境が違っているけれど、男女を取り巻く日常の出来事によって、自らの主体に目覚めて行く。誰からも定義されない自分、誰かのためだけに生きるのではない自分、精神的に誰かに依存しない自分。小さな気づきによって個としての我をしっかり持とうとする気持ちが芽生えていく。女性たちの心の奥底にわだかまっていたオリのような気持ちは40年ほど経った現代社会の中で払拭されたと言えるだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
寄り道
シリーズ5作目。先の4作を読んでいなかったがそれなりに楽しめた。作者と元刑事が作中行動を共にする設定で臨場感があり、実話のような錯覚に陥りながら読んだ。近所の苦情はどこにでも多少はあり、冷静に考えれば大した問題ではないことも。怖いのはそれを心理操作された場合で、不安や不満、思い込みが増長して予期せぬ方向に進むということだと思った。また、親身に相談に乗る友人ほど疑ってみる余地があるかもしれないと感じた。最後までどうなるか気を抜けない展開だった。『刑事フォイル』の脚本家とのこと。なるほど読ませられた。
が「ナイス!」と言っています。
寄り道
紹介されている12の作品の中でチェーホフしか読んだことがなかった。また、それぞれの作品が書かれた時代の歴史的文化的背景を具体的にイメージできなかったので「体験型」授業にも充分にはついていけなかった。だが、ロシア政府の蛮行を批判してもロシア文学は嫌いにならないでほしいという著者の切なる想いは伝わった。ロシア文学は人生について考える機会を与えてくれる。読後、無性にチェーホフを読みたくなり、短篇をいくつか読み返した。以前とは読後感が異なった。読むごとに新しい気づきがある、それがロシア文学ではないかと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/05(1267日経過)
記録初日
2021/06/11(1261日経過)
読んだ本
134冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
47891ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
88件(投稿率65.7%)
本棚
0棚
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