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2024年10月の読書メーターまとめ

夏
読んだ本
13
読んだページ
4769ページ
感想・レビュー
13
ナイス
96ナイス

2024年10月に読んだ本
13

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • 轟直人
  • 暁

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夏
ネタバレ達観している主人公、その実危うくて、読者が明らかに分かる不正解の道を歩いていくのでハラハラする。辻村深月さん、絶妙な感情と性格を描くのが上手すぎる──!感情移入はできないけれど、嫌いにはなれないこの絶妙なライン。「あれっ」と思うことは何度もあったのに、伏線に気付けなくて悔しい。あまりにも世界観がリアルだったから……!『すこし・ふしぎ』のドラえもんがテーマになっているストーリーだもんね、納得。終盤の追い上げがすごいので、絶対最後まで読んでほしい作品だ。家族ものに弱いので、べちゃべちゃに泣きました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
13

夏
ネタバレ達観している主人公、その実危うくて、読者が明らかに分かる不正解の道を歩いていくのでハラハラする。辻村深月さん、絶妙な感情と性格を描くのが上手すぎる──!感情移入はできないけれど、嫌いにはなれないこの絶妙なライン。「あれっ」と思うことは何度もあったのに、伏線に気付けなくて悔しい。あまりにも世界観がリアルだったから……!『すこし・ふしぎ』のドラえもんがテーマになっているストーリーだもんね、納得。終盤の追い上げがすごいので、絶対最後まで読んでほしい作品だ。家族ものに弱いので、べちゃべちゃに泣きました。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレごった煮短編集、良いな! 数ページの小説が短編集に含まれているのが新鮮で面白かった。いろんな作家さんにやってほしい。表題作「11文字の檻」はまさに私が好きな青崎有吾の作風、〝仮説と検証〟の話でとてもわくわくした。ヒントをもらっても私には絶対解けない問題だったけど。「クレープまでは終わらせない」とか「恋澤姉妹」とかの独特な世界観が楽しい。「加速していく」も思わず事件を調べてみちゃうくらい印象的だった。ミステリーで当たり前のように探偵が登場するの、いまだに慣れないなぁ。そして何より作者本人の解説が嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ危なげなくさくさくピンチを乗り越えていくジュリエッタ、強すぎる。今巻はルキノの機転で解決したシーンがいくつもあって良かった。今のところジュリエッタにとってルキノは精神的な支えであることの方が強そうだけど、才はあるのに自信のない彼女にはそういう存在が必要だったんだろうな。お似合いだ〜。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレひ、人を駄目にする聖女……! 最近は強かな聖女の作品が多い中、ジュリエッタは聖女らしい尽くし系ヒロイン。確かに聖女ってダメ人間製造機なのかもしれない。対象が大衆の場合は大丈夫だけど、その心が1人に向かったら相手は何もしなくていいやになるかも。とはいえルキノはやることはちゃんとやってくれる。ヒモ感拭えないけど。国を出ちゃおうか、と計画してる2人が1番好きだなぁ。直近で読んだルシアもそうだったけど、リンネ先生ってもともとスピード感すごい作風なのかな。茉莉花と十三歳はそんな気あんまりしないけれど。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ前巻読んだ時に「暁月がめろめろになってるシーンがちょこっとだったら怒る」って思ってたんだけど、ちゃんと10巻まるっとだった。まるっっっと暁月の愛の話だった……!え〜かわいい!!ずっとめろめろ!ところで漢文(?)かけるリンネ先生って何者?? 今までは「莉杏すごいだろ!」と暁月と一緒に後方腕組みしてたんだけど、今巻は「莉杏……私の上司になってくれんか?」の気持ちが湧いた。大好きなシリーズだけに終わるのは寂しいけど、最後に十三歳の終わりのときに遡るの天才すぎて納得の終わり方すぎるんだ……。ずっと楽しかった!
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ先生相変わらず筆が速いな〜と思いながら読んだんだけど、ストーリーのスピード感もすごかった。すごい。こんなに駆け抜けていってるのに読者を置いていかず、読み終わったあとに拍手したくなるのがすごい。これ茉莉花と同じく、思わず引きつった顔で拍手してしまうヒロインかも。しかも小悪魔、これは天然なのか策士なのか……天然なのかなぁ。フェリックスも大変だ、どこかの悪徳高利貸しを参考に頑張ってほしい。もっとゆっくり彼女の快進撃を見たかった気持ちもあるけど、これくらいのスピード感じゃないと拍手が起こらなかったかもと思ったり。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレやー面白かった!シリーズ最終巻、全然まだまだ彼らの話を読みたいよ〜。7巻はそんなに怖くないよ、と友人に聞いていたのもあり、油断してたんだけど普通にゾッとした。入れ替わりのところが怖すぎる……。麻衣の活躍が本当に嬉しい、成長したね。ナルの真相がついに明らかになったわけだけど、少女小説でそれありなんだーと驚いてしまった。彼の言いかけた言葉が本当に気になるのに、それきりで終わっちゃうの切ない。麻衣は前を向いたけど、私はしばらく引きずりそうだ……。シリーズずっと面白かった!寝不足!!
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ綾子の活躍嬉しすぎる〜!! 第1巻では「なんだこの人たち」と思ったメンバーだけど、まさかこんなに愛着湧くとは。家系図ややこしすぎて何度か思考停止状態になりつつも、徐々に核心に迫っていく過程が楽しかった。麻衣がナルを叱ったシーンが好きすぎる。正気を失った男にビンタするヒロインがタイプなので……! ナルはずっと本当に嫌なやつで逆にすごい。デレがひとつもない(謝罪はデレと認めない、内容が謝罪して当然すぎるので)。すごい。ヒーローとは思えない。麻衣、真砂子、もっと他に良い男いるよ……!
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ怖いよ〜と脅されていたので心して読んだんだけど、案外大丈夫だった! グロはわりと平気なタイプだし、夢の中だと分かってたりしたからかな。自分の怖さを感じる基準が未だによく分からない。迷宮は早々に頭で地図を作ることを諦めたけど、面白かった! ここにきて登場人物たちの背景が徐々に明かされており、シリーズ終盤ということを意識しちゃう。今回は真砂子と麻衣コンビがとっても良かった。怯えてる麻衣を落ち着かせるのはやっぱり綾子なんだよな〜。紅茶を用意してくれたナルにも今回はポイントをあげます。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレめちゃくちゃ面白かった! このシリーズはホラーとはいえ、現象を論理的に解説してくれるから好き。現象が複雑になればなるほど、その後の解決編がきらめくんだな。伏線〜!って声出そうになった。麻衣が巻数を追うごとに活躍していくので本当に嬉しいしわくわくする。やっぱり少女小説はこうでなくちゃ。麻衣が第六感で言い当てるところニコニコしちゃうよ。今巻は綾子が優しくて、麻衣との年齢の差を感じてとても良かった。次巻、友人にめちゃくちゃ怖いよと脅されているんだけど私大丈夫かな〜……。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ被害者たちの心霊現象証言が怖くて序盤で本を1日寝かせたりしたけど、全体では2巻よりは全然大丈夫だった! どんとこいミステリー、幽霊より人間の仕業の方が安心する(ホラーを読んでるとは思えない発言)。「麻衣、絶対あなたは普通じゃない」とずっと思ってだけどようやく作中で言及されて嬉し〜! 麻衣が大好きなので……! 麻衣が同年代の良い子たちとも知り合えてわちゃわちゃしてるシーンが好きだった。ナルは相変わらずよく分かりません。コインどうした?手品が嘘かな?、などと思ったり……。ところで麻衣は学校ちゃんと通ってるの?
夏
ネタバレ新たな生活のスタートをきる主人公にこれからどんな展開が待ち受けているのか、めちゃくちゃわくわくするスタートだった。不思議な設定の図書館、本がストーリーに関わるってだけでなんだか嬉しい。登場人物たちそれぞれにスポットが当たってるように見えて、彼らの憂いの結末を知ることはできないのだけれど、でもまあスッキリ終わるとは限らないところも人生なのかも。せめて休暇中とか休暇後の描写が欲しかったな〜と、強欲な私は思ったり。オーナーの生き方が楽しそうだなぁと思ったので、来世あたりは世界中飛び回る人間になりたいな。
が「ナイス!」と言っています。
夏
ネタバレ『別にいいじゃない、鍵ぐらい』で「わははは!」と笑いながら拍手したくなった。潔くて好き。たしかに、今回のミステリーは小説内の彼らの中に殺人犯がいるわけでもなく、『別にいいじゃない』くらい気軽に考えられるものだったな〜とこのセリフで思い出した。新鮮な構成の話でとても面白かった。ホームズを嗜んだので(1巻だけ)、内容が理解できて嬉しい。これがあるからやっぱり古典ミステリー嗜みたいよー、と思ってはいる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/07(1268日経過)
記録初日
2021/06/07(1268日経過)
読んだ本
459冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
145536ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
134件(投稿率29.2%)
本棚
1棚
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