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2024年10月の読書メーターまとめ

テトラポッド
読んだ本
17
読んだページ
5933ページ
感想・レビュー
16
ナイス
155ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

テトラポッド
ネタバレ面白かった。けど、後味悪っ!笑 もっと爽やかに終わると思ってた。まあ『君が手にするはずだった黄金について』を書いた人だし納得ではあるが。面白かったけど、真相もそこまで意外でもなかったし、本屋大賞にノミネートされるほどかな…?
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
16

テトラポッド
ネタバレハロウィンに合わせて。読みやすかった。アップルボビング、スナップドラゴンなど日本ではあまり聞かない遊びが興味深かった。ミランダが共犯というのは意外だった。「嘘をつく少女だと周りから言われてるならそうなのだろう」「本来なら濡れていなかったのは誰か?」という、言われてみればそうだよなとなる素朴で、でも確かな論理立てはさすがクリスティ。
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テトラポッド
ネタバレ上巻と物語のテイスト変わりすぎ!!!「楽しい」という感情をもとにしたゲーム、理想のために現実的な権力行使に出るソリヤ。面白かった…けど、上巻のあの「殺してやる」の場面から先が一気に空白期間となってしまったのが残念。あのシーン、とってもワクワクしたんだけどなぁ。ヘモグロビンおじさんの突然の豹変には爆笑。「おいクソガキ、殴られて痛いか?見ろよ!これがヘモグロビンだ!お前のヘモグロビンが流出しているぞ!」
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テトラポッド
ネタバレここまで小川哲の小説の中で個人的に1位2位を争う作品かも。正直序盤はカンボジアの人名に慣れず中々物語に入っていけなかったが、登場人物の運命が徐々に交差していきどんどん読む手が止まらなくなっていった。ラストが最高だった。自分以上の才能を持ち、憧れていた少女との最悪の邂逅。下巻が楽しみでしょうがない。[今の自分が一冊の書物の終わりなのか、あるいは始まりなのか、そんなことを考えた。その書物が自分と家族の話であれば今物語は終わりに差しかかっている。では、どういった書物であれば、今の自分が序章になるのだろうか。]
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テトラポッド
ネタバレディストピア小説。徹底された情報化監視世界の暗部を描いた作品。「不自由を感じない」という自由は、本当に自由と呼べるものなのか。2章の擬似タイムスリップは体験してみたい。面白かった。
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テトラポッド
ネタバレ授業関連だけどいいタイミングで読めた。姉、もしくは弟だという人には絶対刺さる。きょうだいの距離感がとてもリアルに描かれていた。自分もこんなふうに見られていたのかな、とか色々思いながら読んでいた。あんなやんちゃ坊主だった碧郎が結核でどんどん弱っていくのは読んでいて辛かった。お茶会の場面は泣きました。土手を2人で歩く場面も好き。[だから、そんなみじめったらしい気持ちや恰好を、いっそほっといてもらいたいのだ。なまじっか姉になど優しくしてもらいたくないのだ。]
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テトラポッド
卒論関連。疲れたー。数or質で、最初は質重視で国民皆兵には消極的だったというのが意外だった。
テトラポッド
ネタバレ謎自体は単純そうなのに、その周りを巡る人々の思惑が複雑に絡み合い(山月が絡ませて?)最高のミステリに。何度も何度もひっくり返される。やっぱりこのシリーズ好きだなー。丸太町の内容はうろ覚えだった。次は間開けずに読もう。
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テトラポッド
ネタバレその町の歴史は闘いの歴史だった。同族同士との拳のぶつけ合い、夷狄からの一方的な蹂躙。その町を象徴するものになるはずだった未完成の拳が消え、その町自体も国家という名の地図から消えてしまった…。日露戦争から第二次世界大戦後までの満州のある町を描いた大河小説。壮大な物語だった。
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テトラポッド
ネタバレ短編集。SF多め。「魔術師」「時の扉」が好きだった。「魔術師」過去の自分の言葉に、その後の人生をかける…。これは魔術師の執念の話?それとも…?「時の扉」「東フランクの王」ってそういう意味か。よくわかっていない部分もあるから読み返します。
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テトラポッド
ネタバレ授業関連。病の苦しみが伝わってくる。看護する家族も大変だっただろうな。菓子パンだのかつおだのかじきのさしみだの、いいもん食ってるなと思ったら栄養取るためのものだということ。なるほど。[はた如何にして病の床のつれづれを慰めてんや。思ひしく居るほどにふと考へ得たるところありて終に墨汁一滴といふものを書かましと思ひたちぬ。]
が「ナイス!」と言っています。
テトラポッド
ネタバレ面白かった。けど、後味悪っ!笑 もっと爽やかに終わると思ってた。まあ『君が手にするはずだった黄金について』を書いた人だし納得ではあるが。面白かったけど、真相もそこまで意外でもなかったし、本屋大賞にノミネートされるほどかな…?
が「ナイス!」と言っています。
テトラポッド
授業関連。「泣いた赤鬼」ってこんな短い話だったんだ。解説も良かった。
テトラポッド
ネタバレ電車で間に合わない距離→車だと行ける 死体から麻酔薬は検出されなかった→そんなもん3日4日経てば消える 流石に後出しジャンケンがすぎる。碁とか将棋から心理を読み取るっていうのも納得いかないし。妹との入れ替わりは予想通り。風呂場で溶かしたのかと思ってたけどそれは外れた。刺青をめぐる怪しい雰囲気は好きだし、横溝正史と同じ戦後直後の日本が舞台のミステリなのはポイント高い。神津恭介と松下の再会場面もお気に入り。嫌いじゃないけど絶賛するほどではない、という感想。
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テトラポッド
ネタバレまあまあ。「湖泥」は他の短編集で読んでいた。「堕ちたる天女」の磯川警部と等々力警部の顔合わせシーンは嬉しかった。
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テトラポッド
ネタバレ「探偵の推理通りになるように化け物たちが辻褄合わせる」…試みは面白いかもしれないけど、ミステリじゃなかった。アンチミステリ。『美濃牛』と違いすぎる。
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テトラポッド
ネタバレ友人に原田マハの小説を何冊か貸したら、それと交換ということでこの本を借りることになった。優しい連作短編集。登場人物たちの関西弁が心地よかった。宝塚に行ったことはないが、自分たちの街を心から愛おしみ誇りに思い暮らしている登場人物たちをみて自分の故郷が少し懐かしくなった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/12(1262日経過)
記録初日
2021/06/12(1262日経過)
読んだ本
524冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
187509ページ(1日平均148ページ)
感想・レビュー
420件(投稿率80.2%)
本棚
3棚
性別
年齢
22歳
職業
大学生
自己紹介

 はやみねかおるの「夢水清志郎シリーズ」でミステリーに興味を持ち、試しに読んでみた『悪魔の手毬唄』がきっかけで「赤い夢の住人」に。一番好きな作家は恩田陸で、好きな作品は『麦の海に沈む果実』(←一番好きな小説)『三月は深き紅の淵を』『蛇行する川のほとり』『六番目の小夜子』『夜のピクニック』『蜜蜂と遠雷』『ドミノ』『光の帝国』『蒲公英草子』『ユージニア』『私の家では何も起こらない』…。他の作家だと横溝正史、米澤穂信、青崎有吾、辻村深月、河野裕、住野よるが好きです。
 図書館司書を目指しています。
 [人生は旅に似ていて、旅は本に似ている。はじめと終わりがあって、そこから出てくるとほんの少し別の人間になっている。]恩田陸『土曜日は灰色の馬』より

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