読書メーター KADOKAWA Group

2024年6月の読書メーターまとめ

白やぎさん
読んだ本
4
読んだページ
1448ページ
感想・レビュー
4
ナイス
50ナイス

2024年6月に読んだ本
4

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

白やぎさん
トリックとは殺害動機は子どもっぽいけど、人間観察の深さと手口が見事。殺人とは関係ないところで、自分たちの欲とか利害のために動いていたことがわかると、人ってこういう風に動くんだな、と改めて発見させられる。教え子の誰もが秘密を抱え、誰もが犯人になり得る可能性を持っていて、ドキドキしながら読んだ。東野作品はいっぱい読んできたのに、読むたびに新しい発見があるようで、そこが東野さんのすごいところであり、読むのをやめられない理由かなあ。真世の今後の幸せを祈る。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
4

白やぎさん
トリックとは殺害動機は子どもっぽいけど、人間観察の深さと手口が見事。殺人とは関係ないところで、自分たちの欲とか利害のために動いていたことがわかると、人ってこういう風に動くんだな、と改めて発見させられる。教え子の誰もが秘密を抱え、誰もが犯人になり得る可能性を持っていて、ドキドキしながら読んだ。東野作品はいっぱい読んできたのに、読むたびに新しい発見があるようで、そこが東野さんのすごいところであり、読むのをやめられない理由かなあ。真世の今後の幸せを祈る。
が「ナイス!」と言っています。
白やぎさん
古代エジプトで、自分の欠けた心臓と先王のミイラを追うことになった神官セティ。幼馴染のミイラ職人や奴隷少女と協力して、謎解きに挑む。トリック自体は、(言うのは簡単だけど)もう一ひねり欲しかった。それにしても、奴隷少女カリの推理力がすごい!どんどん謎が解けていく。前半は、話がぐるぐる回っている感じでやや疲れたが、ラストが近づくと、ミイラ消失だけでなく、家族や友人の謎も解かれ、そっちの方が驚きだった。宗教的対立や欲まみれの黒いわなもあったが、穏やかな終わり方にほっとした。「自分の人生を生きる」ことを考えたい。
が「ナイス!」と言っています。
白やぎさん
歴史を見るとき、他者のバイアス、自己のバイアスを自覚するというのが、この本の幹かと思う。最終章の「歴史的に考える七か条」も、歴史と向き合う際には、大事なことだと思う。重要さはわかるのだが、どうすればこの七か条が身につくのか、を知りたかった。歴史学者でもない自分は、一次資料に接する機会もほとんどないし、バイアスに気がつくことも難しいと感じる。書いてあることは理解できるが、一般向けの内容かどうかは疑問で、素人の自分には、ハードルが高い。せめて、「歴史の効用」だけでも、心に留めておきたいと思った。
白やぎさん
猫と人との優しくて、少し切ない物語。サトルとの話が、心にしみる。どうか幸せに生きて、と願うしかなかった。ヒロミより1日長く生きたいと願う浩太の健気で熱い思いに、涙腺決壊しました。猫って、優しいくせにちょっと生意気で冷たくて、ほんとずるい生き物だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/07/04(1111日経過)
記録初日
2021/06/04(1141日経過)
読んだ本
257冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
76944ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
257件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう