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2024年10月の読書メーターまとめ

polpol
読んだ本
9
読んだページ
2743ページ
感想・レビュー
9
ナイス
162ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • si

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

polpol
ネタバレ途中まで、あまりに過酷で理不尽な目に合う香織の人生を追うのがキツく「そもそもなぜこの本を読もうと思ったのだろう?」と考えたほど。裏表紙にあった<文学史に残る伝説級超絶トリック>の説明を拠り所に手記を何とか読了。したが!ここからの追記で唸るしかない。確かにこれは紙でしかできない。見事です。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

polpol
著者3冊目。高齢者ドライバーによる、死亡事故の記事を書くために取材をする主人公。事故ではなく事件なのでは?でどんどん取材を進めていく過程は面白く読めた。ただ、主人公の決断は果たしてどうか?と思ったし、なんだか曖昧なところもあって読後は特に思うところ無し。
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polpol
ネタバレ帯にあった町田康さんのコピーに惹かれ著者初読み。ビーガン、リキッダリアン、ブレサリアン、不食、太陽からエネルギーを得て生きる…。柳田の不食へのハマっていき方が常軌を逸していて怖い。自殺ではなく、ただ生きるのをやめる、言い方違えど結果は同じだが、拘る気持ちもわからなくない。最後はなかなか爽快。読後スッキリ!とかでなく、一気に展開していったのが小説の終わりとして良かったという意味で。
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polpol
ノーベル文学賞受賞、韓江さん著作。受賞のニュースから直ぐに借りて読了。小説なのか散文なのか、形式は定かではないが心惹かれる文章がいくつもあった。受賞理由にあるように自国の歴史を正面から捉え、国内でも色々とある著者の紡ぐ言葉の重みを知りたいと思ったので次は『菜食主義者』や他の小説形態の著作を読みたい。どこか湿度を感じる、しっとりとした優しいがそれだけではない文章。
polpol
2024/10/18 16:31

補足>[塩の結晶のようだった幾千もの星たち。一瞬にして目を洗ってくれて何も憶えていられなくなりそうだった]星をみて目を洗うの表現にハッとする。[生命を与えてくれる水だけが透明なのだ。]当たり前過ぎて見えていないもの。[壊れたことのない人の歩き方を真似てここまで歩いてきた。]私含めほとんどの人がそう。

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polpol
さすがのみうらじゅん。作中の造語も効いてて笑うしかない。いいね!山田五郎にリリーフランキーのエピソードもまた良し。
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polpol
著者初読。カッコイイ装丁にまず惹かれ手にとる。内容はわかるけどわからない話で、主人公である家久来さんと関わってる延末さん同様<目的自体を探してる最中>のような話。ただ何かが引っ掛かり、目が離せず家久来さんと一緒に何もわからず嵌っていた。悪くない読後感が残る。不思議だ。
polpol
2024/10/14 11:00

補足>著書はどこか美しく、カフカの『審判』もまた読みたくなったし、古いがピーターグリーナウェイの枕草子を彷彿をさせる空気感。何がどうではなく、ただ“そう”としかいえない。

が「ナイス!」と言っています。
polpol
ネタバレ途中まで、あまりに過酷で理不尽な目に合う香織の人生を追うのがキツく「そもそもなぜこの本を読もうと思ったのだろう?」と考えたほど。裏表紙にあった<文学史に残る伝説級超絶トリック>の説明を拠り所に手記を何とか読了。したが!ここからの追記で唸るしかない。確かにこれは紙でしかできない。見事です。
が「ナイス!」と言っています。
polpol
著者、3冊目。短編で読みやすい。始めは主人公である葛のキャラクターに魅力を感じずにいたが、読み進めていく内に愛着が湧いた。部下には慕われておらず、上司にも疎まれているが、意に介さず己の道を進んでいくからだろうと思う。可愛げがないとはこの人物を指すのだろうと思いつつ、食事の菓子パンとカフェオレで帳尻は合ってるのかも。
marsan
2024/10/09 20:04

ナイスありがとうございます

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polpol
ネタバレ読みたかった、中山七里さんこのミス大賞受賞作を読了。確かに『連続殺人鬼カエル男』と違った方向性だが、最後の最後まで飽きさせず、そして「嘘でしょ?」と驚いた結末にただただ脱帽。シリーズになってるだけあり、キャラクターも魅力的。彼女の置かれた状況や心境を考えるとキツイ…。だからこそ最後の演奏がより鮮明に胸を打ち、出来過ぎかとも思った結果は、彼女の叫びが聴衆を魅了し圧倒したのだと納得。強引だが破綻はしておらず作者の手腕に唸るしかない。
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polpol
芥川賞受賞作ともう一冊読んでから、随分と時間をあけての羽田圭介さん。本の厚さに慄きつつも、テーマに興味を持ち思い切って読み始め。途中から全く長さを感じなかった。最後は恐ろしくらいに納得させられた。ダメなもの、価値観、こうすべきや空気を読むなど、世間って、一般って、と尽きることのない世界は今日も流れているのだと実感。
polpol
2024/10/02 16:22

補足>『選挙やデモで大枠を変えるという道は選ばずに、皆、自分たちの生活を貧しくして、耐えてしまっている。』本当にそう。『貧乏から逃げ出そうとしないのを禁じられた世界なんです』そうとも言える。『そりゃそうよ、人間的に温かい面もあるのよ、時代錯誤の古い人にも』だから難しい。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/07/15(1230日経過)
記録初日
2021/07/15(1230日経過)
読んだ本
207冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
69236ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
207件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
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