う〜ん身につまされた。父が13年前に3年前にホームに入っていた母が亡くなった。実質13年間ほぼ空き家状態の実家、本書にあるように大きな仏壇もあり月命日、盆暮れ彼岸にはお供えお参りはやってきた。3年前母が亡くなったのを機に残置物の整理処分に着手するも猛暑で一時中断のまま現在に至る。本書読了を機会に残置物処分を再開しよう！昭和一桁、例に違わずなんでこんなにものが多いねん😭トホホ

紆余曲折もありながら今尚輝く沢田研二のデビューから頂点を極めた1978年までのドキュメント。ド世代やないかい！『ヒューマン・ルネッサンス』を聴きながら読み始め「忘れかけた子守唄」がしみるな〜。3枚組『THE3rd沢田研二リサイタル』を聴きながら読み進めゲストの裕也さんええやん。『思いきり気障な人生』の「あなたに今夜はワインをふりかけ」を聴きながら読了。年々のヒットチャートも懐かしく70年代を再確認できる昭和のオッサンには涙ちょちょぎれの一冊。

久しぶりのボクシング小説。名門でもないジムでチャンピオンに登り詰めるわけでもないがハングリーな市井のボクサーを取り上げているのがいいよな、試合描写も秀逸。沢木耕太郎の「一瞬の夏」や立松和平の「雨のボクシングジム」を読み直したくなった…

傑作でござった。