賢くない人達の話。皆、目先の事しか考えられない。貧しさ、未熟さ、境遇、周囲の人間たちの言動が、怠慢や罪を正当化する理由になるとは思わない。花は大切なものを見つけて、努力と行動をして、一見非がないようだけど、見返りを望む傲慢さが垣間見える。他人は操ることは出来ないし、昨日今日出会った誰しもが、自分と同じ方向へ足並み揃えて歩いて行くなんてそうそうあることではない。感情しかない空っぽみたいな大人達は、風が吹いたらペラペラととんでしまうし、何にも残らない。黄美子さんが何かの障害をもっていたなら気の毒でしかない。

児童書コーナーに平山夢明。ブンブン目当てで手に取る。なるほど、これなら娘にも読めそう。様々なジャンルのホラーを解説つきで味見できるさらっとしたアンソロジー。

推理小説は苦手なのかもしれない。読みにくい。と思いながら頑張って読了。ちょっと、いや、かなり無茶なトリックではないですか。ビリヤード台の上での推理披露が何となく鼻につくが、内心、純子に良いところを見せようと緊張で手汗をかいていたんじゃない？

賢くない人達の話。皆、目先の事しか考えられない。貧しさ、未熟さ、境遇、周囲の人間たちの言動が、怠慢や罪を正当化する理由になるとは思わない。花は大切なものを見つけて、努力と行動をして、一見非がないようだけど、見返りを望む傲慢さが垣間見える。他人は操ることは出来ないし、昨日今日出会った誰しもが、自分と同じ方向へ足並み揃えて歩いて行くなんてそうそうあることではない。感情しかない空っぽみたいな大人達は、風が吹いたらペラペラととんでしまうし、何にも残らない。黄美子さんが何かの障害をもっていたなら気の毒でしかない。