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2024年5月の読書メーターまとめ

なかすぎこう
読んだ本
3
読んだページ
722ページ
感想・レビュー
3
ナイス
14ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • ナディル

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なかすぎこう
現代詩や硬い詩とちがって、優しく心に染み入る詩の数々。今までにどこかで出会った詩もある。いちばん好きなのが辻征夫の「夢は焚火の丸太に」。「ぼく」はずうっと小使いさんになるのが夢だった、でも社長はぼくを課長にして、自分の夢も同じだ、という、でも夢はあきらめるなよ、と。やがてぼくは部長にされ、会社の窓から山を眺める。あそこで丸太で焚火をたいている小使いさんの姿が目に浮かぶ・・。考えてみれば人は皆、いつまでも心に「小使いさん」を持っているのだなあと思う。石垣りんさんのコメント、渡邊さんの解説も素晴らしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

なかすぎこう
どれも「優しい」詩である。抒情詩と紹介してあるがそれ以上のものです。そして、「よくわかる、こんなことってあるよね! 」と思う。私も僭越ながらこの方のラインの詩を書く。だから共感できる。でもこの方の詩と自分のものはどこが違うのかとよく考える。物事に対するきびしい目、常識にとらわれない感性であろうか。ひとまず共感してそれが体に入り込み、それからだろうなぁと思う。
が「ナイス!」と言っています。
なかすぎこう
現代詩や硬い詩とちがって、優しく心に染み入る詩の数々。今までにどこかで出会った詩もある。いちばん好きなのが辻征夫の「夢は焚火の丸太に」。「ぼく」はずうっと小使いさんになるのが夢だった、でも社長はぼくを課長にして、自分の夢も同じだ、という、でも夢はあきらめるなよ、と。やがてぼくは部長にされ、会社の窓から山を眺める。あそこで丸太で焚火をたいている小使いさんの姿が目に浮かぶ・・。考えてみれば人は皆、いつまでも心に「小使いさん」を持っているのだなあと思う。石垣りんさんのコメント、渡邊さんの解説も素晴らしい。
が「ナイス!」と言っています。
なかすぎこう
この本が発刊された当時の、労働者、農民、学生、病を得た人々たちが著した詩を集める。頭で考えた詩ではなく、自らの生活、労働に根差した詩であり、実感に満ちている。これは比喩かな、と思うと実物を指している。仕事をしながら、情熱とエネルギーを持って詩を著した人々がいた、ということ。今の日本からは遠くなってしまったが、このような力のある詩(民衆の詩というのかな)は、いつでも残しておきたいと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/01/31(5627日経過)
記録初日
2009/01/31(5627日経過)
読んだ本
111冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
27555ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
92件(投稿率82.9%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
http://kohnakasug.exblog.jp/
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