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2024年5月の読書メーターまとめ

ぴちこ
読んだ本
10
読んだページ
3269ページ
感想・レビュー
10
ナイス
257ナイス

2024年5月に読んだ本
10

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぴちこ
何が真実かは当事者にしか分からない。本当にそう。自分もそうだけど普通に生きてると噂話やなにげなく見てるニュースに先入観を持ってしまい、表面だけを見て決めつけてしまうことが多い。もどかしさでいっぱいの作品。出てくる母親たちにいちいち腹が立つ。凪良さんのことだからどうなるかと思ったけど結末にホッとした。恋愛や友情という言葉では表せない関係でいい。ただとなりにいるだけで穏やかでいられる、そんな人に出会えたら奇跡。まわりからどんなふうに思われてもその人にはその人の幸せの形がある。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
10

ぴちこ
サロメに見立てた連続殺人にするぞ!っていうむりやりが冷めるというか…臨場感がなくつらつらと長く退屈。とにかく長くて全然話が入ってこなかった。こじつけもはんぱない。大正の話とは思えなかったのも違和感。脇役が軽い理由で殺されすぎてお気の毒…胸くそ悪いエンディングでぐったり。夕木さんお休みしようかな。聖書シリーズがどんどん陳腐になってる気がする…
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
洋食にまつわるエッセイ集。江國香織さんが寄せてたので読んでみたら「やわらかなレタス」に書かれてたものだった。かざらない、普段使いの洋食ということでやっぱりオムライスが多め。ナポリタンも良き。あたたかい思い出がたくさん。
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
パンデミックのなかで人生が大きく変わってしまった人たち。思いがけない出会いが生きる活力となる「さざなみドライブ」、平凡な主婦がウーバー配達員に恋して泥沼にハマっていく「ロマンス⭐︎」、仕事を失ってヒモ同然の男のハッピーなどんでん返し「特別縁故者」などいろんな人間、いろんな感情が渦巻いてて一穂さんのバリエーションに驚く。淡々としてるのにあの緊急事態の異常さがしみじみと感じられた短編集。せつない余韻、やるせない余韻、あたたかい余韻。それぞれのストーリーのその後が気になる。一穂さん好き♡
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ぴちこ
とある神社に迷い込んだ悩める人たちの前にふらりと現れるネコのミクジ。幸運にもミクジに出会えた人は葉っぱのお告げで人生切り開くヒントをもらえます。初期の青山さんはファンタジーテイスト強め。心が荒んでるせいか予定調和のハッピーエンドが偽善にしか感じられず…ごめんなさい。正直ありきたりで薄っぺらな悩みに全く感情が揺れなかった。エピローグもおなかいっぱい。
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
とても本当の話とは思えない姫野さん幼少期の両親とのエピソード。レストランに置き去りにされた話は衝撃。有毒な精神疾患を持つ両親だとしても、小学生の子供にとって親は絶対の存在で、疑問に思うことがあっても受け入れるしかない。指を切ったときの話はつらくて読めなかった…この家を出なければと命が危険と小学5年生で気づく著者。紆余曲折を経て無事に上京。犯罪を犯すことにならなくて本当によかった…淡々と無機質に語るところが不気味さ増し増し。こわかった…
きゃる
2024/05/17 13:39

やはり一般的な家庭で育つと本当にあるとは思えないんですね、私にはあるあるでした。姫野さんは頭も良かったし、親戚が応援してくれたというのもあり、救われましたが、親戚も毒だと救いがありません。学校も近所も助けてはくれませんからね。虐待死を聞く度に何人死んだら信じてくれるのか?生き延びたら、尚更信じてもらえないし、生き延びた甲斐がなくて死にたくなります

ぴちこ
2024/05/17 21:08

一般家庭で育った自分には信じられない世界でした。経験がなければ想像もしませんからね。読書を通じていろいろ勉強させてもらえます😌想像力大事だなぁと思います。

が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
お久しぶりのシリーズ第4弾。コロナ禍のパ・マルはテイクアウトや料理教室でなんとか持ちこたえてた。相変わらずおせっかいな三舟シェフ健在。魅力的すぎるメニューの数々も変わらずで、さくらんぼのスフレってもう響きがときめき。今回はわびしいような、もの悲しい気持ちになるミステリーが多かった。続きが出たらまた読むけど、旅に出るカフェしかり、最近の近藤さんなんかすっきりしないのよね…
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
何が真実かは当事者にしか分からない。本当にそう。自分もそうだけど普通に生きてると噂話やなにげなく見てるニュースに先入観を持ってしまい、表面だけを見て決めつけてしまうことが多い。もどかしさでいっぱいの作品。出てくる母親たちにいちいち腹が立つ。凪良さんのことだからどうなるかと思ったけど結末にホッとした。恋愛や友情という言葉では表せない関係でいい。ただとなりにいるだけで穏やかでいられる、そんな人に出会えたら奇跡。まわりからどんなふうに思われてもその人にはその人の幸せの形がある。
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
5人の作家さんによるお酒にまつわるアンソロジー。お酒はなくても生きていけるけど、人生をほんの少し彩ってくれるスパイス。果実酒を漬ける妙齢女性の葛藤と覚悟が良かった。大事な果実酒を掃除機みたいに飲み込んでく勘違い野郎を撃退してて爽快。女の幸せは家庭だけじゃない!素敵なおうちが見つかりますように。最後のバーの話は雑学的なものもあってついついメモを。さすがグルメな柚木さん♪酒飲みなのでどれも面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
ネタバレネグレクトの義理母の元から連れ出し、獣医学部へ進ませてくれたおばあちゃん。最初は自分の足で立つのが精一杯の聡里が、たくさんの人と動物に関わってたくましく成長していく。大学や病院でのエピソードがちょっと雑なのが気になるけど、時間軸が長いので巻いてしまうのはしかたない。チドリさんのことは予想がついたけど…泣。残雪くんの後半につれての快進撃にキュンでした。命のその先にある命まで見据えて聡里が選んだけもの道。自分が選んだ自由な道を、これからも後戻りすることなく歩いていく。聡里の成長と花言葉に思わず涙。
が「ナイス!」と言っています。
ぴちこ
ネタバレ勝手に補導委託を請け負った父に反発してた悟だが、南部鉄器の工房で一緒に働くうちに少年の変化と家庭を顧みてこなかった父の過去に興味を持つようになる。良かれと思ったことが相手を苦しめてしまうあるある。期待に応えようとして爆発しちゃうあるある。近くにいる人ほど疎通が難しいのは老眼と同じ。非行少年を預かるというテーマからもっとディープな内容を想像してたけど、みんないい人でほのぼの読了。現実はこうはいかないな。ひっぱったわりに親父の過去に驚きはなく…せっかくの南部鉄器がうまく機能してなくてちょっとすっきりせず。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/13(989日経過)
記録初日
2021/10/13(989日経過)
読んだ本
398冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
114635ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
398件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

食、旅、ほっこりが好きです♪

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