歩きスマホやルールを守らない人に心の中でチッ!と思うことはあるけど、だいたいその場限りの感情。これをのちのちまで覚えていたらきっと自分がしんどい。だから忘れていくようにしているのかもしれない。と思ったのだけれど、著者が雑誌のインタビューで 『よく、知り合いから「こんなにむかついていて、しんどくないの?」と言われます。私は逆に「むかつくことがあって、それを忘れるほうがしんどくない?」って思っています』と言っているのを読んで、なるほどやっぱりそこから違うんだなと思った。
小説自体はとても面白かった。けれどこの、自分が正義だと思っていることを誰かや何かを責めたり批判する形でSNSでつぶやく人をずっと見せられているような感じが、モヤモヤというか"今私、ストレス溜めながら読んでるかも"という気がして少し腑に落ちなかった 笑。しかも直子は直接批判をせずわからないように相手を陥れるやり方をする。気持ちはわからなくないが全然共感はできないという感じ。自分も本来はそちら側の人間かもしれないけれどそうなりたくはない。
歩きスマホやルールを守らない人に心の中でチッ!と思うことはあるけど、だいたいその場限りの感情。これをのちのちまで覚えていたらきっと自分がしんどい。だから忘れていくようにしているのかもしれない。と思ったのだけれど、著者が雑誌のインタビューで 『よく、知り合いから「こんなにむかついていて、しんどくないの?」と言われます。私は逆に「むかつくことがあって、それを忘れるほうがしんどくない?」って思っています』と言っているのを読んで、なるほどやっぱりそこから違うんだなと思った。
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小説自体はとても面白かった。けれどこの、自分が正義だと思っていることを誰かや何かを責めたり批判する形でSNSでつぶやく人をずっと見せられているような感じが、モヤモヤというか"今私、ストレス溜めながら読んでるかも"という気がして少し腑に落ちなかった 笑。しかも直子は直接批判をせずわからないように相手を陥れるやり方をする。気持ちはわからなくないが全然共感はできないという感じ。自分も本来はそちら側の人間かもしれないけれどそうなりたくはない。