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2024年2月の読書メーターまとめ

Tatsuo Ohtaka
読んだ本
18
読んだページ
5281ページ
感想・レビュー
18
ナイス
191ナイス

2024年2月に読んだ本
18

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Tatsuo Ohtaka
著者の直木賞受賞後第1作。江戸後期の戯作者栗杖亭鬼卵と寛政の改革を主導した老中松平定信が、互いに隠居した身分で掛川近くの日坂宿で出会う。鬼卵が語る回想は、定信を批判する内容だったが……この問答、為政者は常に肝に銘じてほしいな。必読。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Tatsuo Ohtaka

2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:6785ページ ナイス数:212ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1290606/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
18

Tatsuo Ohtaka
著者が遺した随筆から、明治〜大正期の風俗を描いたものを精選。深い余韻を味わえる文章を堪能。個人的に面白かったのは、日露戦争に従軍記者として同行した満州を描いた「非常時夜話」。
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Tatsuo Ohtaka
オーディオを趣味とすれば、機材を揃えるところから始まり、配線方法、置き方・セッティングから、アクセサリーと呼ばれる添え物の使い方など、多岐の情報を得ることがいい音を得るために重要だ。 そこで頼りになるのがオーディオ専門店。ビギナーだけでなく、ベテランでも馴染みのお店を持ちたいところだ。ただどのようなお店を選べばいいのかが悩みどころ。 本書では全国の専門店を掲載しているが、実際に足を運んでいるので、それぞれのお店が持つ特徴がわかりやすい。趣味だからこそ、こだわりを持ってお店に足を運びたい。
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Tatsuo Ohtaka
2023年7月号で休刊した『レコード芸術』の総集編となるMOOK。看板企画「レコード・アカデミー賞」は「ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞」として、『レコード芸術』1~7月号の特選盤から月評の各担当筆者が1位から3位までを選定。2023年後半に関しては対談形式でのディスク紹介など、「買うべき&聴くべき」ディスクが満載。 別冊付録の「レコード・イヤーブック」は、月刊誌1~7月号巻末掲載分についてはこれまでと同じで、それ以降のディスク情報は簡略化。 Web版で復刊する予定というが、どうなるだろうか?
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Tatsuo Ohtaka
「紅蓮館」「蒼海館」に続く館ミステリ第3弾。今回のポイントは名探偵・葛城が現場にいないこと。連続殺人のトリックが精緻をきわめ読ませるのが◯。最後に明らかになる動機に、早めに気づいた自分を褒めてあげたい。
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Tatsuo Ohtaka
アラサーの自称天才発明家と探偵夫婦の間に生まれた中2の息子が、オカルトっぽい事件を解決する5篇。キャラが楽しいのでサラサラ読めるが、トリックは本格的で論理的。なかで好きなのは「天才博士と幽体離脱の殺人」かな。
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Tatsuo Ohtaka
明治〜昭和戦後すぐに生きたある作家が遭遇した事件と、名探偵ぶりを見せる歴史上の有名人≒妖人たち。日本・ポツダム・上海と舞台が変わる5篇は雰囲気満点。お気に入りは石原莞爾が暗躍する「攻撃!(アングリフ)」。
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Tatsuo Ohtaka
文庫化されたので再読。ひきこもりがちの名探偵・音野順が、助手の白瀬に引きずられて事件の解決に乗り出す短編集第3弾。4編ともあっと驚くトリックが仕掛けられているが、クラシックファンなら指揮者である兄が活躍する「怪人対音野要」をまず読もう。青柳碧人の解説も◯。
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Tatsuo Ohtaka
特集は「初演200年記念 聴いて・知って・歌って味わう《第九》のこころ」。日本では年末の風物詩として演奏され続けてきたベートーヴェンの交響曲第9番《合唱》、通称《第九》は今年で初演から200年。この特集では昨年の《第九》レポートや作品解説・演奏の歴史などを掲載。指揮者の曽我大介による合唱の誌上レッスンも。特別企画の音楽評論家5人がさまざまな視点で選ぶ「《第九》―至高の名盤ガイド 2024」も注目だ。 表紙は躍進目覚ましい指揮者の山田和樹。その他の記事も人気アーティストがたくさん登場していて読み応え十分。
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Tatsuo Ohtaka
特集は「おすすめ楽譜一挙公開! 発表会、コンクール選曲会議」。発表会やコンクールでの選曲で大切な“その曲で何を学ぶか”について、その極意を伝授。また、楽譜出版社各社のおすすめ曲・楽譜も一挙に紹介。 「コンクール課題曲にチャレンジ!」はショパン《マズルカ ト短調 遺作》Op.67-2。「ピアニスト、レパートリーを語る」はチャイコフスキーコンクール優勝者の上原彩子が語るチャイコフスキー《四季》より〈6月 舟歌〉。上原自身による書き込み楽譜もうれしい。
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Tatsuo Ohtaka
平安時代の藤原道長全盛期、道長の屋敷に勤める小紅は巷に暗躍する盗賊一味の正体を追う。死んだはずの兄が盗賊の首魁? 謎が謎を呼び、ついに宮廷の秘密が明かされて……。和泉式部や紫式部なども登場し、アクションまであってサービス満点。面白かった!
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Tatsuo Ohtaka
スーパー&ポテトシリーズの長編が、四半世紀ぶりに待望の復刊。新設されたミステリ新人賞の選考委員の一人が殺され、一人が襲われる。結婚目前のキリコと薩次の推理は? 軽い文体に騙されそうだが、多重解決が見事だし、「あとがき」から始まる構成も凝っている。いいね!
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Tatsuo Ohtaka
「あの日、君は何をした」「彼女が最後に見たものは」に続く三ツ矢&田所刑事シリーズ第3作。30年前に北海道の離島で起こったバブル崩壊が生んだ悲劇と、現在の親子殺人事件がどうリンクするのか? 第3部終盤でのツイストが見事で、登場人物の役割がクリアになるのが◯。ドラマ化できそうだ。
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Tatsuo Ohtaka
特集は「見せ場・ハモリで惚れさせる! トロンボーン大研究」。表紙がロイヤル・コンセルトヘボウ管Tbセクション、「my楽器 myパートナー」もラーシュ・カーリン(デンマーク放送響ソロTb奏者)、そして別冊付録楽譜もTbセクションがメロディを歌う「合唱曲《COSMOS》吹奏楽版」(ミマス作詞・作曲/山口尚人編曲)だから、トロンボーン三昧の1冊になっている。 巻頭特集は昨年12月に行なわれた「第51回マーチングバンド全国大会」の模様。海外レポートなどTb以外の記事も盛りだくさんで、楽しく読めた。
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Tatsuo Ohtaka
ますます快調の「中野のお父さん」シリーズ第4弾。漱石、龍之介、清張などの「文豪」たちにまつわる謎に、編集者の娘と高校教師の父親が挑む。今回のなかでは「煙草入れと万葉集」が好きだなぁ。
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Tatsuo Ohtaka
創業350年を迎える三越をテーマに、6人の人気作家が競演(すべて新作)。ライオン伝説を素材にしたファンタジーで来る作家が多く、それも楽しかったが、東野圭吾「重命(かさな)る」だけがガリレオ・シリーズの1作としてしっかりミステリしていて◯。実に興味深い。
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Tatsuo Ohtaka
民俗学者・小余綾俊輔シリーズの2冊目。奈良で猿がいろいろなところで祀られていることに疑念を抱いた編集者の橙子が俊輔に問いかける。それに俊輔が各種文献をもとに推理した内容とは……。驚愕の展開が待ち受けているが、これは「封印」せざるを得ないよなぁ。
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Tatsuo Ohtaka
著者の直木賞受賞後第1作。江戸後期の戯作者栗杖亭鬼卵と寛政の改革を主導した老中松平定信が、互いに隠居した身分で掛川近くの日坂宿で出会う。鬼卵が語る回想は、定信を批判する内容だったが……この問答、為政者は常に肝に銘じてほしいな。必読。
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Tatsuo Ohtaka
「笑う警官」に始まる道警シリーズ第1シーズン完結編。事件はいつもどおり一直線で1日で解決に向かうが、あのジャズバーが舞台になる。主人公である佐伯の周囲にもいろいろな変化が起こり、それぞれが重い決断を下す。第2シーズンも楽しみにしよう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/11/01(977日経過)
記録初日
2021/01/01(1281日経過)
読んだ本
1055冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
322000ページ(1日平均251ページ)
感想・レビュー
1055件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
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