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2025年11月の読書メーターまとめ

はなこ
読んだ本
8
読んだページ
1915ページ
感想・レビュー
7
ナイス
195ナイス
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2025年11月に読んだ本
8

2025年11月のお気に入り登録
2

  • Yuu I
  • やっくるまっけんじー

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • 青夜猫
  • Yuu I

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

はなこ
暴力をふるう相手からなんて、なぜさっさと逃げないんだろう!?と他人は思うけど、実際に何年もかかるケースが多いことを、DV被害者の話で聞いたことがある。当事者でないとわからない。この本は「小山さん」と呼ばれたホームレスの女性の日記をまとめたもの。テントで暮らし、小銭が手に入ると喫茶店に行き、ノートを開く。フランスに憧れた小山さんは、西洋風のカフェでの時間が大きな救い、守りだったようだ。どうしようもなく辛く、重たいけど、そんな中で「私らしく」生きようとした小山さんの魂の記録。
はなこ
2025/11/19 13:46

読了後、出先でポケットに手を入れたら100円玉が入っていた。小山さんの喜びに輝く顔が一瞬浮かんだ。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

はなこ

帰国しました。無料のニュースサイトは海外からアクセスできないものもあり、ひと月の間日本のニュースに触れず、精神的に健やかに過ごしました。書店には日本人作家の本もかなりあり、明らかに数年まえより増えていてびっくり。芯がなくボウフラみたいな話だと思っていたものが、ドイツでも人気があったりして…

帰国しました。無料のニュースサイトは海外からアクセスできないものもあり、ひと月の間日本のニュースに触れず、精神的に健やかに過ごしました。書店には日本人作家の本もかなりあり、明らかに数年まえより増えていてびっくり。芯がなくボウフラみたいな話だと思っていたものが、ドイツでも人気があったりして…
はなこ
2025/11/05 11:17

はこちゃん、ただいまです(^-^) いや、ドイツでベストセラーになる本とは真逆だったので意外で…

はなこ
2025/11/05 11:23

ルカさん、ただいまです(^-^)/ 情報激減なのに豊かな日々でした✨ 自分の周辺の出来事だけで暮らすのが人間(動物)本来なんだろうと思います。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
7

はなこ
図書館にて、他の本とのバランスで薄いのがいいなと思い、手にした本。映画監督がシナリオよりまえに書いた構想とのことで、小説という形にはなっていないようだけど(薄いのはそのためかも)その分展開が早く、濃くておもしろく読んだ。物語もだけど、小道具も魅力的!古い屋敷、骨董品の数々、物語のあちこちで見つかる、自動機械人形の部品、オークション。映像が浮かぶ。映画化されているとのこと、機会があったら見てみたい。
が「ナイス!」と言っています。
はなこ
暴力をふるう相手からなんて、なぜさっさと逃げないんだろう!?と他人は思うけど、実際に何年もかかるケースが多いことを、DV被害者の話で聞いたことがある。当事者でないとわからない。この本は「小山さん」と呼ばれたホームレスの女性の日記をまとめたもの。テントで暮らし、小銭が手に入ると喫茶店に行き、ノートを開く。フランスに憧れた小山さんは、西洋風のカフェでの時間が大きな救い、守りだったようだ。どうしようもなく辛く、重たいけど、そんな中で「私らしく」生きようとした小山さんの魂の記録。
はなこ
2025/11/19 13:46

読了後、出先でポケットに手を入れたら100円玉が入っていた。小山さんの喜びに輝く顔が一瞬浮かんだ。

が「ナイス!」と言っています。
はなこ
借りたのは、画像とは違う装丁の単行本。昔「河童のミイラ」の写真を見て以来、河童が苦手だったけど、この物語の主人公八寸はまだ幼く、とても愛らしい。家族と生き別れ、猫として人間界に修行に行く、そこで少女と飼い犬チェスタトンと出会う。母親を失くした幼い麻の心細さが痛いほど伝わる。登場人物はお父さんも含めてみんなすてきで、喪失、別離、不安が基調となっているにもかかわらず、暖かな読書時間だった。
が「ナイス!」と言っています。
はなこ
ネタバレオースターは、何冊か借りたことはあっても読了できずにいたので、初読み。とてもよかった。これからどうなるんだろう、と思いながらどんどん読み進めるという、物語の正当な力があって、あっという間に終わってしまった。とはいえ、あの人はどうなったのか、この人の正体はなんだったのか、といった、たくさんの疑問は放置されたまま。伏線が回収されない、という言い方もあるけど、考えると人生ってそんなものかも。そもそも「用意された伏線」なんてないのだし、ひとりの人間がすべてを知ることはできない。そんな視点から書かれた小説なのかも。
が「ナイス!」と言っています。
はなこ
なんとまあ… 学生の頃に他の著作を読んだときもそうとしか言えなかった。けど、年月を重ねた今は、若い頃ほどの嫌悪感はなく、理解はできないが受け入れられるところは増えた。著者のお父上のような、善人なのに人を愛する能力が欠けていて、それを気にしていないか気づいていない人も、案外周りにいるような気がするし、もしかすると自分もそうかもしれない。それをよしとせずに苦しむ著者は、きっととても純粋なんだろう。そうは言っても、読後感はよくない。
が「ナイス!」と言っています。
はなこ
借りてみたら、かなり古い翻訳だった。1954年!「持ち上げる」を「もっちゃげる」と書くのは時代のせいか、訳者のセンスなのか。あとがきを読むと、訳者のことが好きになるけれど。本編は、床下に住んで人間のものを「借り」て暮らしている小人たちの物語。一人っ子のアリエッティは狭くて暗い床下で、外の世界に憧れている。ある日、人間の男の子に見つかって・・・という話だけど、ドールハウス的な楽しさがあると思った。マッチ箱のたんすや、チェスの駒を使ったテーブル、銀のゆびぬきのお鍋にわくわくする。アリエッティの勇気や喜びにも。
が「ナイス!」と言っています。
はなこ
中学一年生の美術部の少女たちは「ヒロシマ」をテーマに作品に取り組む。そのために周りの大人たちから原爆投下前後や戦争の話を聞く。どのエピソードも胸をえぐるようで苦しい。特に、大切な人との理不尽で残酷な別れ。その日の朝、学校に行くまえに息子を叱りつけた母親、恋人に謝るきっかけを失くしたまま見送った男性。まさか二度と会えないとは思いもせずに。彼らの、後悔どころではない後悔。自身は身体的には影響を受けなくても「心が死んでしまった」人たちもたくさんいる。冒頭に出てきた謎の女性との、後半の交流に気持ちが救われる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/21(5226日経過)
記録初日
2011/08/21(5226日経過)
読んだ本
777冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
217431ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
428件(投稿率55.1%)
本棚
3棚
現住所
神奈川県
自己紹介

主に図書館。最近は海外文学が好きです。いろんな方のレビューを参考に、いろんな国の文学を読んでいきたいです。

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