出てはいけないのか?の答えを求め家族の反対を押し切って京都へ行きます。ただでさえ邪霊を引き寄せやすい体質の澪は邪霊に襲われ高良にあわやというところを救われますが彼こそが彼女に呪いをかけた張本人。宿主を変えて生き続ける千年蟲(せんねんこ)です。記憶を失い転生する多気女王の生まれ変わりの澪ちゃん。再びめぐり逢いを果たし今度こそ千年蟲を祓うことはできるのでしょうか?今後の展開が楽しみです。それにしてもいちばん恐ろしいのは人間の心の闇でしょうね。続きが気になるのでそのまま2巻へ。
どのお話もうまくアレンジされていて大変おもしろく読むことができました。連作ミステリーで態で語られるのですが登場人物が話をまたいで登場したりと工夫されていておもしろかったです。どのお話もおもしろかったけど「白雪姫」と「三匹の子豚」の腹黒さにはげっそり。赤ずきんちゃんがピノキオの鼻を利用して真実に迫っていくところが目新しい?かな。笑っ。おもしろかったです。
パンを手渡ししたりと筋を通すさまは実に見事でものすごい好印象だね。予てから力を入れて取り組んでいた《ブライダル・フェア》も途中トラブルが発生するものの、要をはじめ皆の冷静な対応に無事に終えることができて心から安堵しました。和やかに進行しているフェアの一角での出来事にも触れなくてはね。沙良ちゃんが働くことにもパン職人になることにも反対していた勇雄さんが、沙良ちゃんのお父さんを伴って片隅から見守っているところもとてもいい。ただやみくもに厳しいだけではなく彼女が心から愛されている娘であることが描かれている
ところもよい。確かに素晴らしい大円団を迎えましたが欲を言えばふたりのその後なんていうのも読んでみたい。そして「ゆきうさぎ」の都築さんカップル登場!など心憎いサービスもあり大満足の1冊でした。大切に読むつもりでしたが、先が気になって一気に読んでしまいました。^^;💦とてもよかったけどまたお気に入りのシリーズがひとつ終わってしまったことがちょっと寂しい。
を成し遂げるさまがとていいなぁ・・。こういうひとがいいっていうんじゃなくて、このひとがいいって思えたら完璧な組み合わせ、これって額縁だけではなく人と人にも通ずるものがありますよね。そして「赤鬼と青鬼」こちらの方は年齢的にも近いだけにものすごく入ってきました。ただそばにいるってなによりも深い愛情だね。そしてエピローグ。数ページのなかに詰め込まれたすべての答え合わせは圧巻でした。いわれてみれば確かに・・というシーンが満載。思わず確認のためページをめくってしまいました。笑っ。まさに「二度読み必至」の言葉に
歩み寄りやがて師弟関係を築き上げていくさまは読んできてとても楽しかったです♬横暴な態度で調理場を引っ掻き回すと思われた智子も少々人間関係に不器用だけど頼りがいがあるし、小生意気な受付嬢だと思っていたカンナも強かで人というものをよく見ていて実に好ましいじゃないですか。笑っ。歳の差こそあれ実におもしろい組み合わせだよね。私も彼女たちの女子会に混ぜてほしいわ。笑っ。そして最後に、美由起のトラウマの原因となった権田家によって大食堂の存続を約束されるシーンは何度読んでも小気味いいですね。そしてお料理もどれもとても
南雲にひとの温かさを教え将来の方向性まで決めた出会いだったと思います。ふたりで過ごした夏休みが輝きに満ちていたからこそ喪った哀しみも深かったよね。そういう意味では上杉教授もやはり大切なひとを喪っていて、その突飛な奇行や言動からは想像もつかない細やかさもときどき現れ?それがまた魅力なのかな?教授を支える秀世先生も包容力のあるオトナの男性なのにそれが半減している!のは秋田弁の朴訥さかなぁ・・。笑っ。同じく教授の行動に常に振り回されている検視官・熊谷警部といいなかなかおもしろい人材がそろってます。これはぜひとも
訴える「夢の国に相応しくない」という言葉。果たして犯人に責任能力があるのか?をめぐって精神科医・葛西が鑑定しその真相に迫っていくのですが・・。面談を通して仮説を立ててくものの、それを嘲笑うかのように犯罪が凶悪化していきます。《エコモン》販売禁止に対するメーカー側の抵抗、SNSの誹謗中傷などなどいかにも現実にもありそうで恐怖をあおります。常にストレスにさらされている現代社会だからこそ近い未来に起こるかもしれない。「百年法」しかり。「代体」しかり。ひょっとしたらこんな未来があるかもしれないと思わせる世界を
マザーグースを彷彿させる展開にページをめくる手が止まりません。そして令和。にわかにクローンだとか未来の世界が描かれSF要素が強くなって少々戸惑いましたがおもしろかったです。
子供の頃から本を読むことが大好きです。
しかし年とともに読むスピードが落ちてきました。
それなのに 本屋さんに行くと大量購入してしまいます。
はたして 生きてる間に全部読めるのかしら?
そんな心配をしながら 本屋さんに行く私です。
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を成し遂げるさまがとていいなぁ・・。こういうひとがいいっていうんじゃなくて、このひとがいいって思えたら完璧な組み合わせ、これって額縁だけではなく人と人にも通ずるものがありますよね。そして「赤鬼と青鬼」こちらの方は年齢的にも近いだけにものすごく入ってきました。ただそばにいるってなによりも深い愛情だね。そしてエピローグ。数ページのなかに詰め込まれたすべての答え合わせは圧巻でした。いわれてみれば確かに・・というシーンが満載。思わず確認のためページをめくってしまいました。笑っ。まさに「二度読み必至」の言葉に