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2024年9月の読書メーターまとめ

えみちゃん
読んだ本
8
読んだページ
2640ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1087ナイス

2024年9月に読んだ本
8

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えみちゃん
おひさしぶりの青山さんです。新刊が出たときにタイミングを逸してしまい文庫化されることを楽しみに待っていました。笑っ。さてっ、今回はメルボルンに住む若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」をめぐる物語となるのですが・・。青山さんのいつもの手法?で赤と青の「エスキース」を中心にストーリーは奏でられます。期待に違わずどの物語もおもしろかったです。そのなかでも「東京タワー」と「赤鬼と青鬼」のお話がお気に入り。メルボルンから渡ってきたあの「エスキース」を収める額縁を作る空知が絵と真剣に向き合って《完璧な結婚》
えみちゃん
2024/09/21 16:44

を成し遂げるさまがとていいなぁ・・。こういうひとがいいっていうんじゃなくて、このひとがいいって思えたら完璧な組み合わせ、これって額縁だけではなく人と人にも通ずるものがありますよね。そして「赤鬼と青鬼」こちらの方は年齢的にも近いだけにものすごく入ってきました。ただそばにいるってなによりも深い愛情だね。そしてエピローグ。数ページのなかに詰め込まれたすべての答え合わせは圧巻でした。いわれてみれば確かに・・というシーンが満載。思わず確認のためページをめくってしまいました。笑っ。まさに「二度読み必至」の言葉に

えみちゃん
2024/09/21 16:46

二言なしです。2022年本屋大賞第2位受賞の評価に納得。とてもおもしろかったです。近日刊行予定の「人魚が逃げた」も楽しみです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

えみちゃん

ついに開ききりましたぁ~♫いま現在とても綺麗だけど今夜一夜の儚い命。明日の朝には萎んでしまうからね。あぁ~なんて贅沢なお花なんだろう。

ついに開ききりましたぁ~♫いま現在とても綺麗だけど今夜一夜の儚い命。明日の朝には萎んでしまうからね。あぁ~なんて贅沢なお花なんだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
8

えみちゃん
《積本》お気に入りの白川紺子さんの新シリーズだというのに読むタイミングを逸していつのまにか積本に・・。^^;💦これ以上ため込まないようにと読み始めました。さてっ、今回は長野の蟲師(まじないし)の一族に生まれた澪が主人公です。邪霊を引き寄せる体質で幼いころから「長野から出るな」と言われていたがひょんなことから京都に出かけることになります。そこで邪霊に襲われあわや・・っというところで謎の高校生・高良(たから)に助けられるのですが・・。自身の出生の秘密、なぜ二十歳まで生きられないと言われるのか?なぜ長野を
えみちゃん
2024/09/29 16:12

出てはいけないのか?の答えを求め家族の反対を押し切って京都へ行きます。ただでさえ邪霊を引き寄せやすい体質の澪は邪霊に襲われ高良にあわやというところを救われますが彼こそが彼女に呪いをかけた張本人。宿主を変えて生き続ける千年蟲(せんねんこ)です。記憶を失い転生する多気女王の生まれ変わりの澪ちゃん。再びめぐり逢いを果たし今度こそ千年蟲を祓うことはできるのでしょうか?今後の展開が楽しみです。それにしてもいちばん恐ろしいのは人間の心の闇でしょうね。続きが気になるのでそのまま2巻へ。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
さてっ、お次は青柳さんの童話ミステリーシリーズ第2弾です。今回も赤ずきんちゃんが旅に出ます。今回の旅のお供はピノキオになるのですがなぜか体をばらばらにされています!それらを集めるために旅に出るのですが・・。今回も数ある童話のなかでも有名どころ⁉笑っ。「親指姫」「白雪姫」「ハーメルンの笛吹き男」「ブレーメンの音楽隊」「三匹の子豚」の登場人物が話を盛り上げます。今回も原作でいうところの《善い人》が悪事を働いているので青柳さんが彼らをいかに料理するかの手腕が見どころでワクワクしながらページをめくりました。
えみちゃん
2024/09/27 16:44

どのお話もうまくアレンジされていて大変おもしろく読むことができました。連作ミステリーで態で語られるのですが登場人物が話をまたいで登場したりと工夫されていておもしろかったです。どのお話もおもしろかったけど「白雪姫」と「三匹の子豚」の腹黒さにはげっそり。赤ずきんちゃんがピノキオの鼻を利用して真実に迫っていくところが目新しい?かな。笑っ。おもしろかったです。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
密かに気に入っているこのシリーズ。新刊の発売を指折り数えて待っていたらなんと、この巻で完結ですって・・。沙良ちゃんと要さん、やっと付き合い始めたかと思ったのに。まぁ、当然のことながら皆には内緒で仲を深めていたのですが思わぬところから高瀬家の当主(ドン!笑っ)勇雄(祖父)にバレてしまい冒頭から最大のピンチ⁉に見舞われます。さてっ、このピンチ、ふたりは無事に乗り切れるのか・・っていうことで読み始めたのですが・・。要さんがすごくいいじゃないですか。沙良ちゃんに内緒で高瀬家に挨拶に行ったり、沙良ちゃんが作った
えみちゃん
2024/09/23 15:46

パンを手渡ししたりと筋を通すさまは実に見事でものすごい好印象だね。予てから力を入れて取り組んでいた《ブライダル・フェア》も途中トラブルが発生するものの、要をはじめ皆の冷静な対応に無事に終えることができて心から安堵しました。和やかに進行しているフェアの一角での出来事にも触れなくてはね。沙良ちゃんが働くことにもパン職人になることにも反対していた勇雄さんが、沙良ちゃんのお父さんを伴って片隅から見守っているところもとてもいい。ただやみくもに厳しいだけではなく彼女が心から愛されている娘であることが描かれている

えみちゃん
2024/09/23 16:02

ところもよい。確かに素晴らしい大円団を迎えましたが欲を言えばふたりのその後なんていうのも読んでみたい。そして「ゆきうさぎ」の都築さんカップル登場!など心憎いサービスもあり大満足の1冊でした。大切に読むつもりでしたが、先が気になって一気に読んでしまいました。^^;💦とてもよかったけどまたお気に入りのシリーズがひとつ終わってしまったことがちょっと寂しい。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
おひさしぶりの青山さんです。新刊が出たときにタイミングを逸してしまい文庫化されることを楽しみに待っていました。笑っ。さてっ、今回はメルボルンに住む若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」をめぐる物語となるのですが・・。青山さんのいつもの手法?で赤と青の「エスキース」を中心にストーリーは奏でられます。期待に違わずどの物語もおもしろかったです。そのなかでも「東京タワー」と「赤鬼と青鬼」のお話がお気に入り。メルボルンから渡ってきたあの「エスキース」を収める額縁を作る空知が絵と真剣に向き合って《完璧な結婚》
えみちゃん
2024/09/21 16:44

を成し遂げるさまがとていいなぁ・・。こういうひとがいいっていうんじゃなくて、このひとがいいって思えたら完璧な組み合わせ、これって額縁だけではなく人と人にも通ずるものがありますよね。そして「赤鬼と青鬼」こちらの方は年齢的にも近いだけにものすごく入ってきました。ただそばにいるってなによりも深い愛情だね。そしてエピローグ。数ページのなかに詰め込まれたすべての答え合わせは圧巻でした。いわれてみれば確かに・・というシーンが満載。思わず確認のためページをめくってしまいました。笑っ。まさに「二度読み必至」の言葉に

えみちゃん
2024/09/21 16:46

二言なしです。2022年本屋大賞第2位受賞の評価に納得。とてもおもしろかったです。近日刊行予定の「人魚が逃げた」も楽しみです。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
こちらも初読みの作家さんです。百貨店の大食堂っていうと懐かしくノスタルジーを感じるじゃないですか・・。文庫化されたら読もうと持ってました。笑っ。とはいうものの、大食堂も時代の変化に晒され存続の危機に直面します。そこへ全くの畑違いの部署からマネージャーとして就任した美由起が立て直そうと奮闘するのですが・・。昔ながらの味を守ろうとする古参料理人と鳴り物入りで社長が都会から連れてきた有名人シェフ。お約束どおりに対立しバトルを繰り広げるのですが大食堂に再び光を当てたいのはどちらも同じ。料理の味を通して
えみちゃん
2024/09/18 16:44

歩み寄りやがて師弟関係を築き上げていくさまは読んできてとても楽しかったです♬横暴な態度で調理場を引っ掻き回すと思われた智子も少々人間関係に不器用だけど頼りがいがあるし、小生意気な受付嬢だと思っていたカンナも強かで人というものをよく見ていて実に好ましいじゃないですか。笑っ。歳の差こそあれ実におもしろい組み合わせだよね。私も彼女たちの女子会に混ぜてほしいわ。笑っ。そして最後に、美由起のトラウマの原因となった権田家によって大食堂の存続を約束されるシーンは何度読んでも小気味いいですね。そしてお料理もどれもとても

えみちゃん
2024/09/18 16:46

おいしそうで参考にしたいです。特にナポリタンの作り方には衝撃を受けました。笑っ。近いうちにチャレンジしてみたいです。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
初読みの作家さん。帯に惹かれて購入。私の中で法医学の権威というとやっぱり死神女史と光崎教授だよね。そこに新たなる権威が登場?こちらもなかなか突飛なお方のようでワクワクしながらページをめくりました。現役の法医解剖技官ということで解剖シーンがめちゃくちゃリアル!正直、ものすごく生々しいけどこの朴訥な秋田弁が雰囲気を和らげる⁉のかな?笑っ。どのお話も意外性に富んでいてとてもおもしろかったです。そのなかでも南雲の親友香西の話が特に印象的でした。どちらかというと身内に対して劣等感いっぱいで少々やさぐれぎみだった
えみちゃん
2024/09/18 15:52

南雲にひとの温かさを教え将来の方向性まで決めた出会いだったと思います。ふたりで過ごした夏休みが輝きに満ちていたからこそ喪った哀しみも深かったよね。そういう意味では上杉教授もやはり大切なひとを喪っていて、その突飛な奇行や言動からは想像もつかない細やかさもときどき現れ?それがまた魅力なのかな?教授を支える秀世先生も包容力のあるオトナの男性なのにそれが半減している!のは秋田弁の朴訥さかなぁ・・。笑っ。同じく教授の行動に常に振り回されている検視官・熊谷警部といいなかなかおもしろい人材がそろってます。これはぜひとも

えみちゃん
2024/09/18 15:54

シリーズ化してほしいですね。おもしろかったです。これで私の中で3番目の法医学の権威が誕生しました。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
山田宗樹さんの最新刊ということで予備知識なく予約・購入♬さてっ今回は終末期医療の現場に導入された《エモーション・コントローラー》(以下エモコン)の有用性が認知され一般家庭でも使用可能となったことが引き起こした凶悪犯罪とパンデミックのお話です。政治家へのテロ行為、地下鉄構内・電車内でのナイフによる無差別殺人などなど実際にあった事件を織り交ぜた現場の臨場感に恐怖を覚えつつもページをめくる手が止まりません。逮捕された犯人の知人や家族が「まるで別人のようだ」と証言することも気になります。そして犯人が口をそろえて
えみちゃん
2024/09/14 16:43

訴える「夢の国に相応しくない」という言葉。果たして犯人に責任能力があるのか?をめぐって精神科医・葛西が鑑定しその真相に迫っていくのですが・・。面談を通して仮説を立ててくものの、それを嘲笑うかのように犯罪が凶悪化していきます。《エコモン》販売禁止に対するメーカー側の抵抗、SNSの誹謗中傷などなどいかにも現実にもありそうで恐怖をあおります。常にストレスにさらされている現代社会だからこそ近い未来に起こるかもしれない。「百年法」しかり。「代体」しかり。ひょっとしたらこんな未来があるかもしれないと思わせる世界を

えみちゃん
2024/09/14 16:45

作る山田宗樹さんの想像力には毎回感服するばかりです。今回も大変おもしろかったです。

が「ナイス!」と言っています。
えみちゃん
初読みの作家さん。書店でたまたま手に取って・・。笑っ。50年にいちどの嫁取りと引き換えに村を守る「貴神様」信仰される村で祝言の夜に起こる凄惨な殺人事件!にわかに姫となり「御台」さまとして神に嫁ぐ真棹(まさお)をめぐって神VS帝国陸軍の壮絶な戦いで幕を開けます。最新式の武器に対してさすがの神も分が悪いと思いきやなんのなんの。圧倒的な力の差に正直愕然としました!そして刻は流れ次の50年後、昭和の時代へと移ります。そして再び嫁取りの儀式がは始まるのですが、「御台」さま候補の娘たちが次々と殺されていきます。
えみちゃん
2024/09/12 16:35

マザーグースを彷彿させる展開にページをめくる手が止まりません。そして令和。にわかにクローンだとか未来の世界が描かれSF要素が強くなって少々戸惑いましたがおもしろかったです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/22(4928日経過)
記録初日
2011/08/25(4925日経過)
読んだ本
1320冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
419616ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1298件(投稿率98.3%)
本棚
255棚
性別
血液型
B型
職業
自営業
現住所
愛知県
自己紹介

子供の頃から本を読むことが大好きです。
しかし年とともに読むスピードが落ちてきました。
それなのに 本屋さんに行くと大量購入してしまいます。
はたして 生きてる間に全部読めるのかしら?
そんな心配をしながら 本屋さんに行く私です。

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