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2024年5月の読書メーターまとめ

じんこう
読んだ本
11
読んだページ
3362ページ
感想・レビュー
11
ナイス
191ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • ゴリ人

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じんこう
初読みの作家さん。本屋さん対象受賞作とのことであちこちで見かけるので読んでみた本。タイトルだけでとんだ迷惑野郎の話しかと思っていたが、成瀬は思いついたことを淡々と進めるだけで、それに迷惑するかワクワクするかはその人次第。成長するにつれ島崎の生活を犠牲にしているのではないかと心配する成瀬。人を思いやっているように見えても、それは自分の中だけの考えでありその人が望むこととは限らないが、思いやる気持ちを持つか持たないかの違いは大きい。成瀬は成長している。続きも見守っていきたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

じんこう
白蔵さんの作品。義経じゃない~から流れて読んだ。今度は浅野内匠頭と吉良上野介の間に挟まれる梶川与惣兵衛の目線で描かれる松の廊下事件を巡る話。有名人に挟まれる中間管理職を書かせたら間違いなく面白くさせてくれる作家さん。そして事件の背景や登場人物がすんなり頭に入る不思議。教科書が挟まれ目線で書かれていたら歴史ももっと楽しくなるのだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
安定の垣谷さん作品。夫の墓があるのに樹木葬にして欲しいと遺言を残して亡くなる義母。結婚に際して名前を変えることに抵抗を覚え交際相手と衝突する娘達。そんなゴタゴタが三度の飯より大好物な母やその周りの人々を巡る話。SNSと同じで自分に被害が及ばない場所から持論を投げつけて相手を傷つける人は多い。古い考えに縛られるのは、老若男女問わず思考に柔軟性があるか無いかの問題なのだなと思う。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
初読みの作家さん。明治初期日本に旅行記を書くために訪れたイギリス人女性と通訳兼ガイドの士族の子である日本人男性の物語。「日本奥地紀行」の著者さんの行程を辿ったフィクションとのこと。無謀とも思えるほどの冒険心で東北奥地へと自ら入り現地の記録をとるイザベラとサポートしつつもハラハラしどうしの伊東。水と油の組み合わせが次第にお互いを理解しながら、自身を見つめなおす二人。その時代の人々の暮らしや様々な土地の雰囲気を知るのによい本。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
初読みの作家さん。ビクトリア朝京都。不動産業で成功しているハドソン夫人。序盤は意外にもすんなり受け入れ読むことができました。途中からコロコロ変わる展開にいささか振り回され疲れました。他の方の読書記録では「森見ワールド」とのことでそういうものかと思う。設定や人物に詳しい方なら楽しめるのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
ネタバレ初読みの作家さん。目を引くタイトルで読んだ本。この時代は通り一辺倒の知識しかなかったが、関東から九州まで討伐に向かうなんて想像しただけで雑事が多そう。大将の仕事はそれらの手配と言い切る、兄頼朝と弟義経に挟まれた地味な武将源範頼。現代の語り口調で書かれるとまるで社内の中間管理職。「ふざけんな。ふっざけんな。」範頼の気持ちが初めて兄に向って吹き出す辺りから特に惹きつけられました。何度でも読み返したい作品。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
audible。否定しなことは本当に難しい。つい「でも」「だって」を発してしまい脊髄反射的に言い返してしまうことが多い。こういう本や言葉を聞くといつも思うのは、まず自分が安定して余裕がある状態を保っていることが大事と思う。
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じんこう
audible。日本での生活に生き詰まった著者がふと目にしたデンマークの暮らしに憧れ、移住して感じた北欧独特の考え方や暮らし方を紹介したもの。それらはどこを切り取っても余裕があるように感じる。日本の暮らしのように時間や周りの目に追い立てられているのではなく、自分が軸の中心でいるからだろうと思う。とはいえ日本で暮らしているのでどうにもならないこともあるが、自分が自分の主であることだけは見失わないようにしようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
Audible。随分前に読んだシリーズ物の第1作目で西尾維新さんの作品。言葉遊びが多い独特な世界がAudibleでも心地よい。しかも神谷さんご本人の朗読。これはいけない。ハマってしまいそうだ。
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じんこう
須賀しのぶさんの作品。病弱な皇子にそっくりな女性が身代わりとなって皇位継承レースに臨む話。長いシリーズ物の最初の模様。続きそうな伏線があちこちに散りばめられているがこれだけでも充分に楽しめる。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
初読みの作家さん。本屋さん対象受賞作とのことであちこちで見かけるので読んでみた本。タイトルだけでとんだ迷惑野郎の話しかと思っていたが、成瀬は思いついたことを淡々と進めるだけで、それに迷惑するかワクワクするかはその人次第。成長するにつれ島崎の生活を犠牲にしているのではないかと心配する成瀬。人を思いやっているように見えても、それは自分の中だけの考えでありその人が望むこととは限らないが、思いやる気持ちを持つか持たないかの違いは大きい。成瀬は成長している。続きも見守っていきたい。
が「ナイス!」と言っています。
じんこう
初読みの作家さん。偶然見かけタイトルが頭から離れず読んだ本。公園のライド型遊具のカバヒコさんを巡って近隣の悩みを抱えた住人が彼をきっかけにして前へ進んでいく話。負の感情に取り込まれると視野が狭くなり悪いことばかりを考えてしまう。カバヒコのように拠り所となるものが見つかるのは幸い。惹きつけられるタイトルは大事。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/12/03(937日経過)
記録初日
2021/12/07(933日経過)
読んだ本
149冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
44241ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
149件(投稿率100.0%)
本棚
2棚
自己紹介

長時間通勤が読書場所です。読み終えると忘れてしまうので読書記録に使用しています。

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