ネタバレ亡くなった夫が全くの別人。一体どういう人物でどういう理由があったのか、在日3世の弁護士が紐解いていく。 帯の文言からミステリーだと思って手に取ったら、社会的な色合いが濃く、私の心づもりに対しては重かった。とは言え、読み始めたら引き込まれる描写と文章だし、興味深い内容だった。 映画の方も観てみたい。

ネタバレ鬣があるむっちゃ足が速い成雄。 あれ？同一人物？過去の話？別の話(パラレル？)と気付いたのは後半の大分後の方だった。…だとしても、訳が分からんなぁと思いつつ読んだが、最後で何か色々と納得してしまった。 いくつかのシーンが印象的だった。特に石の階段を駆け上がって行く場面、夢にみそう。

ネタバレ短編3本。タイトルの付け方が好きだなぁ。含蓄ありそうだったり、下品だったり、グロだったり、半端ない疾走感だったり…と楽しかった。特に「ピコーン！」は息をも吐かせぬ畳み掛け…って感じだった。 表題作「熊の場所」が良かった。でも猫はやめてー！

ネタバレイケメン死神とひきニートが、死んだ人に死んだことを知らせる。ちょっと捻った死神設定ね、ふーん…って感じだったけど、気付けば引き込まれてたし、面白かった。 保険加入日と死亡推定時刻の逆転は問題ならないんだろうか。 とりあえず、今日出来るお仕事を今日…いや、仕事なんか明日でも良いかな。

ネタバレ人魚伝説をベースにしたBLホラー。バッドエンドしかあり得ない。美しい人も出てくるが、基本、みんな醜い。みんな狂ってる。

ネタバレシリーズ最終話。フロイトが両親を殺した悪夢に感染する。結構、荒唐無稽な内容ではあったけど、どこかありそうなところもあるかな。楽しかった。 あかねの就職先はやっぱりそこだよね。ずっとウザいと思っていたが、成長が見られて良かった。ヲタ森をよろしく。

ネタバレ前作で夢売りとして出てきた姫香が悪夢を見るとのことで助けを求めてくる。夢のもとになった姫香の幼い頃の体験から事件が発覚する。今回は割とあっさり事件が分かり、あっさり解決。 ヲタ森はやっぱり良いキャラだが、ウザいあかねが今回は結構良い子に思えた。4年生とは言え、在学中に学生時代を振り返って後悔できるのは幸せだと思う。卒業してからじゃ遅いのよ。 ところで、文系って研究室とかゼミとかってないの？自由に卒論テーマが決められるの？そこが一番驚いたかも。

ネタバレネットで売られている夢から良からぬ展開に…。展開は予想がつくものだったが故に、あかねの鈍感さと危機感のなさをもどかしく感じた。 ちょいちょい笑わせにくるフレーズがあるのが結構楽しい。 道の駅豊北のほっくんを検索してみたんだが、真っ黒な瞳に狂気をはらんでいる感じで、むしろ怖い。

ネタバレフロイトシリーズ2作目。夢科学研究所にスポンサーつきで枕の調査依頼が来るが、実験中に悪夢が伝染する。原因を探るうちに丸刈りにされた溺死体と過去の事件との関係が見えてくる。夢と絡めてうまいこと纏まってて楽しく読んだ。 でも、今回もあかねにはうんざり。おもてうら交番の恵平とイメージが被る。翠も大概嫌なお嬢様だが、彼女のあかねに対する評価は同意する。一方で脇役のキャラが良い。ヲタ森とか、学長とか、タエちゃんとか。

ネタバレ悪夢に纏わる死亡事故の謎を追う。何となく大枠は途中で予想できる内容だったが、面白かった。ただ、あかねがあまりに物を知らなすぎて…。まさか、今時の大学生ってこんななの？って泣きそうになった。今後、成長してくれることを期待する。

ネタバレいきなり刺される御子柴くん。小林警部補は退職(退官？)しちゃうし…。 今回は竹花さんが右往左往し、御子柴くんがそれを支える感じがした。立場はかわっても事件と犯人に行き当たっちゃう不運というか幸運というか…が、あまりに多くて笑ってしまった。 『降れば土砂降り照れば猛暑日』、使いたい。

ネタバレ亡くなった夫が全くの別人。一体どういう人物でどういう理由があったのか、在日3世の弁護士が紐解いていく。 帯の文言からミステリーだと思って手に取ったら、社会的な色合いが濃く、私の心づもりに対しては重かった。とは言え、読み始めたら引き込まれる描写と文章だし、興味深い内容だった。 映画の方も観てみたい。

ネタバレ両親を亡くし、祖母と2人で引っ越してきた貢太郎は、既視感を覚える。怪奇現象と過去に起こった事件とは…。 描写がいちいちおどろおどろしくて、想像しちゃうとヒー！ってなる。 過去に起こった事件については納得したし、アナグラムが簡単すぎて予想通りの展開にはなったんだが、果たして屋敷神に関する怪異の方は…？触らぬ神に…で放置しちゃって良いの？

ネタバレ霊能者が予言を残した島が舞台。 アイスコーヒーとか傘とかに違和感があっても大して考えもせずに読み進めていたので種明かしには驚いたし、同時に納得もした。時間を置いてもう一度読んでみよう。

ネタバレタイトル通りの内容。理系がとうかはあまり関係ないかもしれないけど。 正直、SF的な展開を期待していたので『青春』感が眩しかったが、面白かった。 ctrl+fは慣れた動作だし、物忘れが多くなった私には自己暗示として有効かもしれない。今度試してみよう。(…ということを忘れるお年頃♪)