色んな傷の話。えぐい辛い話しでも目をそらせない。なんだか共感してしまう話だった

最近仕事関係の本を読みすぎて、小説何を読んだかわからなくなってきた...アイヌの女性の話。

まさに今の時代、必要なのは人との繋がりとか人と人との緩い連携、人々それぞれの勘なのでは、とよく思っていて、まさにそんな社会の話。よい話を読んだ。 プラットフォームやSNSにどっぷりしているよりとなりの人を大事にしたいな、と思う日々。

時代小説って、妄想が膨らむというか夢があって好き。なので、暗い話よりも心暖まる話が好き。西條さんの人情が繋がる話とか、永井さんのあの有名な事件後の成功裏話などなど。

色んな傷の話。えぐい辛い話しでも目をそらせない。なんだか共感してしまう話だった

主人公と犬の話なんだけど、愛があるのにわかりあえない、そのまま愛してそのまま傷ついていく、みたいな解決しない背負っていくのが妙に納得した。(最近、全て解決したりハッピーな話しに流れがちだけど、そうではないよね)