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2025年1月の読書メーターまとめ

G❗️襄
読んだ本
6
読んだページ
2119ページ
感想・レビュー
5
ナイス
104ナイス

2025年1月に読んだ本
6

2025年1月のお気に入り登録
2

  • アタル
  • テル35

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • アタル
  • テル35

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

G❗️襄
読まずとも誰もが知る超名作、猫を被ってスーパー文豪デビュー作。頃は日露戦直後か、穏やかな世相を背景に、入れ替わり立ち替わり役者が登場、苦沙味家がサロン模様。書斎で客間でキャラ達語らせ放題、此ほぼ舞台演劇。居候猫“吾輩”は借りて来た猫のフリして文明開花の人間達をクールに斬る。凝り性なのか神経質なのか、頑なに吐き出される言葉は、次から次へと津波のよう。流れは書き散らすかのように展開される。夏目金之助枕石漱流、知的薫風漂いて格調高く、滑稽にしてまた趣き深し。これこそ漱石流、敬服のかぎり。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
5

G❗️襄
昭和史の謎は「七つ」では片付けられないという事なのだろう。このPart2では「ゾルゲ事件」「大本営発表」「陸軍中野学校」「吉田茂」「昭和天皇戦争責任」「A級戦犯」「田中角栄」という編成である。いずれも興味深いテーマばかり、如何にも謎がありそうなタイトル揃いである。個人的には「昭和天皇戦争責任」が印象深かった。以前から消化不良に悩んでいたので、この保坂氏の視点は卓抜的で、思考の幅を膨らませ、解釈の道筋への糧になりそうだ。謎だらけの昭和史前期を歩くには、保坂氏という杖は心強い。
が「ナイス!」と言っています。
G❗️襄
地方国大の人事、新学長選に向かって物語は進んで行く中で、怪しげな准教袋井の行動が物語の鍵となっている。デビュー5年頃の作品。科学ネタ控えめのミステリー。それでも、フクロウに対してカラスの登場は実に効果的だ。流石である。猛禽王梟はシタタカな取引屋。正に袋井そのままだった。伊与原新らしさが出ている作品だ。原題は「梟のシエスタ」。
が「ナイス!」と言っています。
G❗️襄
ネタバレ『だって君、書生だろ』この言葉には逆らえない。呪文のようなこのセリフが実に良い。この一声に振り回される書生は苦沙味先生ちの居候。掟に従い名無しの“書生”が原作に入り込み、出来事其々事件視し解明していく。鼠騒動と千人針、三毛子死の謎、寒月泥棒説、孫文の秘密活動、ベースボール陰謀説、柳カラー面目発揮。挙げ句の果て“吾輩”を生き返らせてしまう。 苦沙味先生がソッと名を呼ぶと「ニャア」と鳴く⁉️何だ、名前あんのかい💢掟破りにヤラレた❗️ 漱石リスペクトそして猫愛に感謝感激、優しさと温もりに満たされる逸品だった。
が「ナイス!」と言っています。
G❗️襄
読まずとも誰もが知る超名作、猫を被ってスーパー文豪デビュー作。頃は日露戦直後か、穏やかな世相を背景に、入れ替わり立ち替わり役者が登場、苦沙味家がサロン模様。書斎で客間でキャラ達語らせ放題、此ほぼ舞台演劇。居候猫“吾輩”は借りて来た猫のフリして文明開花の人間達をクールに斬る。凝り性なのか神経質なのか、頑なに吐き出される言葉は、次から次へと津波のよう。流れは書き散らすかのように展開される。夏目金之助枕石漱流、知的薫風漂いて格調高く、滑稽にしてまた趣き深し。これこそ漱石流、敬服のかぎり。
が「ナイス!」と言っています。
G❗️襄
地中海スペイン沖バレアレス諸島ミノルカ島マオン港。1800年4月1日ジャック•オーブリーはソフィー号艦長に命じられる。ネルソン艦隊がフランス海軍をナイルで撃破し地中海の制海権奪取に成功、ソフィー号も地中海のフランススペイン船の拿捕任務に活躍する。産業革命は始まっていたが、海上はまだまだ帆船が主流。海軍と雖も船は海賊船と同じ、マストに登り帆を展げ、索を引き自然相手の操船と大砲撃ち合い斬り込み戦。シリーズ冒頭作とあって、時代背景、帆船航法、操船用語、船乗の気質などガイダンス感濃いけれど波濤の先に期待は高まる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/12(1134日経過)
記録初日
2020/12/16(1526日経過)
読んだ本
460冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
156412ページ(1日平均102ページ)
感想・レビュー
291件(投稿率63.3%)
本棚
6棚
性別
現住所
神奈川県
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