読書メーター KADOKAWA Group

2023年7月の読書メーターまとめ

meg
読んだ本
31
読んだページ
8432ページ
感想・レビュー
28
ナイス
617ナイス

2023年7月に読んだ本
31

2023年7月のお気に入られ登録
2

  • テル35
  • Cinita

2023年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

meg
お久しぶりです、すごいご長寿な伊良部先生。(生きてたら何歳なんだ?)相変わらずぶっ飛んでて面白かった。やっぱりこうでなきゃ!リアルでこんな医者に出くわしたら無言で回れ右して帰るけど、端から観てる分には面白いことこの上なし。ガッチガチに凝り固まった正論を力の抜けたお笑いのパンチでいとも簡単にぶっ壊してくれて気分爽快。「これが正解だから。ここから外れたら人間じゃないから。」っていう圧が強い日本でこういう小説はマジで切実に必要なクスリだと思う。先生、生きてたらまたどこかでお会いできることを楽しみにしてます。
が「ナイス!」と言っています。

2023年7月にナイスが最も多かったつぶやき

meg

ミステリ少なめ(…とか言いながら四捨五入したら十やな。)記録のために実用書も(覚えてたら)登録しよう。megさんの2023年6月の読書メーター 読んだ本の数:29冊 読んだページ数:7264ページ ナイス数:442ナイス ★megさんの2023年6月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1310908/summary/monthly/2023/6

が「ナイス!」と言っています。

2023年7月の感想・レビュー一覧
28

meg
父親の都合で転校ばかりの小学生・要目礼恩(かなめれおん)がカメレオンの如く転校先に馴染むべく「擬態」する。どの学校でも「バールのようなもの」を使う者にまつわる怪談や都市伝説が生徒の間でささやかれており、それが実際の事件の関係者かのような噂まで…。という、小学校が舞台なのに人が死にまくるミステリー。終盤、いい話だなーとは思ったけど、きれいにまとめようとしてるなー、と説教くさくも感じてしまった。終わらせずにあくまで連作短編集…にしたほうが良かったのでは。(←お前何様よ?ですよね、上から目線で失礼しました。)
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ親の事情に振り回される由井。背が低い由井と背の高い桐山。大きな掌の高山に惹かれるミカ。加奈子は桐山を好きだった。由井の夫の雄一と娘の可子。それぞれの人生が波のように押し寄せてくるようだった。大人に裏切られ続けられ、誰に対しても閉じていた由井が、安以子さんと幸太郎に会いにゆき、昔届くはずだった手紙を20年以上たって受け取った時、フワッと緩んだのがすごく救われる心持ちになった。切ない以上にしんどい(貧困とかそれにからむ人間の醜さとか不倫にはしる心理描写とか不倫される側の憤りとか)本だったけど、読んで良かった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
今流行りの(?)「カウンセラーっぽくないカウンセラーが悩める現代人の心に寄り添って何故か解決しちゃう系短編集」か…と、一話目でうんざりして読むの止めようかと思ったけど、四話目で印象が少し変わった。この本を読むまでもなく人生は辛いものだし、現実では「吹っ切れて終わり、はいハッピーエンド。」っていうわけにはいかない。その辺り無視した本が最近多くて辟易する。「これで癒されろ」っていう安直な押し付けがましさを感じて逆にしんどい。なんか書いてるうちにこの本のレビューじゃなくなってしまった、すみません。(グダグダや)
hon
2023/08/08 01:38

はじめまして♪これはちょっと一味違った気がしますが、「これで癒されろ」っていう風潮すごく共感です。そういう話苦手(笑)。何でもかんでもハッピーエンドにすりゃ良いってもんじゃないですよね。

meg
2023/08/08 09:55

>honさん はじめまして!分かってもらえて嬉しいです。「これで癒されろ」系、コロナ絡みの話が多い気がするので、作家さんも読者側も徐々に正気を取り戻してくれることを願ってます(笑)

が「ナイス!」と言っています。
meg
Kindle unlimitedで無料だったので何年ぶりかの再読。やっぱり凄い小説だ。小説なんて無駄があってなんぼだと思っているのだが、この小説は無駄がない。にもかかわらず面白いという、不思議。天才女子大生&天才助教授vs天才工学博士の熱い戦いの火蓋が切って落とされる。内容をほぼ忘れてたっていうのもあるが、最後の最後までまんまと騙された。それにしても天才の思考回路と情緒ってマジで理解不能や…。外界と遮断されてたことを勘案しても理解できない。凡人に生まれるのとどっちが幸せなんやろ、とちょっと考えてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ面白かったけど、重いしんどい気持ち悪いの波状攻撃でメンタルやられた…。ラスト無理やりハッピーエンドっぽく終わらせた感ある、と私は感じた。まだ「向日葵の~」の方が腑に落ちる。凶悪事件が起こるとよく弁護側が俎上に載せる、容疑者の精神状態と責任能力、その扱いの危うさを逆手に取った復讐劇…という見方で良いのかな。それにしても、亜紀が今後トラウマと戦わなければならないだろうことを思うと気が沈んでならない。誰でもバイアスの罠に落ちるし、バイアスに捕らわれるのが人間だということを忘れないようにしよう、と思った。
が「ナイス!」と言っています。
meg
犯罪者予備軍たちの駆け込み寺と呼ばれるNPO法人には今日もまた物騒な相談が持ち込まれる。一見普通の相談員が、その殺人計画は未遂におわる或いは逮捕される危険性が高い、ととても論理的に諭してくれる。まあそれで諦めるようならそもそも相談しに来ないでしょ、という感じなのだが、案の定…。最終話の同性愛者のお話が切なくて印象的。今作では「自分の身はどうなってもいい、迷惑をかける身内もいない」という殺人志望者は出てこなかったけど、そういう相談にはどう対応するんだろう、というのが気になった。それこそ感情に訴えるのかな?
が「ナイス!」と言っています。
meg
お久しぶりです、すごいご長寿な伊良部先生。(生きてたら何歳なんだ?)相変わらずぶっ飛んでて面白かった。やっぱりこうでなきゃ!リアルでこんな医者に出くわしたら無言で回れ右して帰るけど、端から観てる分には面白いことこの上なし。ガッチガチに凝り固まった正論を力の抜けたお笑いのパンチでいとも簡単にぶっ壊してくれて気分爽快。「これが正解だから。ここから外れたら人間じゃないから。」っていう圧が強い日本でこういう小説はマジで切実に必要なクスリだと思う。先生、生きてたらまたどこかでお会いできることを楽しみにしてます。
が「ナイス!」と言っています。
meg
普通なのだがおしゃれっぽいとこが好き。だが私がこれそのままやったらただの地味な人。
が「ナイス!」と言っています。
meg
2017年5月第一回謎検過去問(50問)、模試20問、練習問題(Web掲載分10問+書籍オリジナル10問)。倍くらい時間かかる。
meg
面白かった。でも、前情報(松本清張賞とか選考委員への挑戦状だ!とか。)が勝手に私のハードルを上げてしまったせいか、前のめりで一気読みするほどではなかった。各章それぞれが別のジャンル(ミステリ、SF…)の小説としてちゃんと一粒ずつ輝いているのはもちろん、一繋がりの長編としても、あれはそういうことか!と後で分かる仕掛けの完成度が高いのが凄い。青春パートは成瀬を先に読んじゃったせいかどうしても焼き直しに思えてしまった。でも熱量と洗練度はこちらの方が上。(それもこちらはM-1に焦点を絞ってるので当然と言えば当然)
hon
2024/05/27 18:09

よくできてるよねー。構成とか発想は素晴らしいと思います。ただどうしてもラノベ感が気になる。住野さんの方が俺は好きかなー。

meg
2024/05/28 09:14

>honさん ラノベでも面白かったらいいんやけどねー

が「ナイス!」と言っています。
meg
ちょいちょいアグレッシブなスタイリングが出てきて、まあこういう格好ができるのは(年齢的にも精神的にも経済的にも?)もう少し先の話かな…と、そっと表紙を閉じ。
が「ナイス!」と言っています。
meg
Twitterで見てなんとなく借りたら、見た目も中身も鈍器だった。戦争ものは普段避けているのでちょっと読むのしんどいところもあったけど、軽やかな文章につられて読み切ってしまった。フランス革命の時代を強かに生きた「おちび」のお話。蝋人形というと怖い物のように思ってしまうが、彼女にとってはその人を嘘偽りなく再現するための唯一無二の友人のような、自分自身であるような、そんな親しい存在だったのだろう。歴史上の人物が普通に登場するので歴史に詳しければもっと楽しめたかもしれない。(世界史マジメにやっとけば良かったー)
Kai Ef
2023/07/22 06:13

おもしろかったですよね。>世界史マジメにやっとけば良かったー 同意。

meg
2023/07/22 09:35

>Kai Ef さん コメントありがとうございます。おもしろかったですよねー。濃ゆい読書体験でした。

が「ナイス!」と言っています。
meg
ある資産家の高齢女性が惨殺され、金銭目的の線で捜査が進められる。しかし、飼っていたはずの犬が見つからず──犯人を追う中で変化していく人間模様。果たして悪人は本当に悪人で、善人は善人なのか?白黒つけてしまうことの危うさ。時折挟まれる犬目線の独白も効果的で、そして切ない。自分では常識的だと思っている人間ほど道を踏み外したり、みんなから白眼視される人間の内側が誰よりもピュアだったり。人間というのは兎に角ややこしい生き物だなあ、と溜息が出る。犬の方がよっぽど真っ直ぐだ。シロのその後が幸福なものでありますように。
が「ナイス!」と言っています。
meg
今回もまんまとしてやられたり!「あなたは探偵の推理を推理することができますか?」という読者への挑戦状的倒叙ミステリなのは前作と同じ(でも私には無理だー(x_x)解決編突入前に分かる人は本当にすごいと思う。)なのだが、段々と「城塚翡翠とはどういう過去を持ってここに至った人物なのか?」を描くことに主軸が移ってきていて、推理するより物語を楽しみたい系の私としては大満足。翡翠にもてあそばれる(?)蒼汰くんが可哀相になったり、詢子さん、翡翠を巻き込んだ時点で詰みやで、とちょっと同情してしまったり、感情が忙しかった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
喫茶ドードーはおひとり様専用の隠れ家的カフェ。店主の「そろり」がその時節に合ったメニューを用意して、心が疲れた人の来店を待っている。主にコロナ禍の、普通の人々が悩み、前を向く、そんな短編集。ていねいな生活、ジェンダー格差、国民総幸福量…流行りの言葉に対して作者さんがどう思っているかを発信しているのかな?癒やしを提供してほしいという需要に応えて出したのだろうな、と思う本が最近増えているけれど、みんなそれで癒されているのか?私にはよくわからない。あと、比べるものではないけど、青山美智子さんに似ていると感じた。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネットで集団自殺の為に集まった4人が山奥で赤ん坊と遭遇、その赤ん坊を犯罪組織から守るべく繰り広げられるスリル満点の逃走劇。SNSを使った息詰まる心理戦が今っぽい。なんの繋がりもなかった4人を繋いだのはただ無力な赤ん坊で、そこに「人間の価値は能力とイコールではない」という、現代人が忘れがちだけど当たり前な、でも大切なメッセージが込められている。(とか書いちゃうと我ながら陳腐だな。)それはともかく、未知のヤバい犯罪がぼこぼこ出てきて衝撃だった。えーと、どこからどこまでがフィクションなん…?調べるのも怖い…。
が「ナイス!」と言っています。
meg
この作者さんはやっぱり男性バディものを書くとずば抜けて生き生きしてんなあ、とニヤニヤせざるを得ない作品でした。(別にBLではないしやらしい意味ではなく、多田便利軒から入った読者としては(お、本領発揮してんな!)と嬉し懐かし、な気分になるという意味です。)ガチガチ真面目なホテルマン続と、非常識な自由人に見えて過去に影のある書家の遠田、という組み合わせ、良き。遠田はまだ「本来の書風」を披露していないようにも思えるし、代筆業もまだまだこれからという感じを受けたので、これは続編期待していいんですかね…?オススメ。
明日のかぜ
2023/07/16 15:51

私も男性バディものの名作「まほろ駅前シリーズ」の多田と行天コンビを思い出しました。遠田と続の2人も良いコンビですね😊

meg
2023/07/16 18:02

>明日のかぜさん コメントありがとうございます。ですね😆久しぶりに懐かしの本を引っぱり出してこようかしら~

が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレネタバレなしでレビューしたかったけど無理でしたスミマセン。不可能・不可解専門の探偵コンビと、絶対零度の女警部補と、犯罪コンサル。かつて同じゼミの仲間だった四人の因縁の全貌が、遂に明らかにされる!(…という重めな最終話を除けば、いつもどおり軽めな連作短編集。)ちょっと理解不能だったのは「僕は倒理を犯罪者にしたくなかった」という動機。犬殺しの犯人を飼い主に教えに行くのは犯罪なのか?「倒理ならバレない復讐方法まで教えそう」ってこと?あと、いくら止めたくても普通刃物まで友だちんちに持ち込む?やりすぎでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
meg
「ラブカは静かに弓を持つ」が良かったので他の作品も読んでみようと手に取った。ラブカとはまた違ったしんどさが心がずっしりきた。金銭的には恵まれている宮田佳乃、母子家庭で育ってきた奥沢叶の2人の少女を軸に描かれる高校生活。ライバルの一言では現せない、でも友人とも言えない2人の関係がとても細やかに描かれていた。落葉松の雨は金に光り輝いている。それは一瞬でも、心を照らしてくれただろう。綺麗事だけでは生きていけない世界でも、少女たちに幸あれ、と願わずにはいられなかった。メテオラ:ギリシャの断崖絶壁に建つ修道院群
が「ナイス!」と言っています。
meg
またもやシリーズ一作目を読まずに二作目を読むミスを犯してしまった…。もしかしなくても警察小説読むの初めてかも。タイトルから勝手に数学に拒否反応起こしちゃうかも、と思いきや全然そんなことはなかった。むしろ警察内部の組織がややこしすぎて(警察庁…警視庁…どう違うねん!さらにそこから第何課とか分かれて更に公安とか出てきて頭から湯気が出そう。)挫折しそうになったが、後半はミステリぽい推理合戦が繰り広げられ、切ない読後感を残して無事読み終えた。男だらけの警察組織の中奮闘する主人公が健気で、思わず応援したくなった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
4人も子どもがいてこの丁寧な生活維持するの大変やと思う…。普通にすごい。
が「ナイス!」と言っています。
meg
読み始めて、(ん…?何かのスピンオフか?)と思ったら案の定…^_^;。裏表紙袖の「誰もがそうであるように、泉ちゃんは泉ちゃん。この子を見守ってくださいますように。」という言葉が何故かグッときた。泉ちゃんも、その親も友だちもカレシも上司も、全員どこかしらダメなとこがあり、でもいいとこもあり、それらを全部ひっくるめてこそその人なんだな。この作者さんはそういう普通の人を普通のまま描くのがとても上手い。私は居なくても地球はまわる。でも自分あっての地球なんだ。と、ちょっとだけ自己肯定感というやつが上がる一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。
meg
この作品で初めて道尾秀介作品に出会った人、(わ、わけわからん…)って見捨てるのはちょっと待って欲しい。他に(向日葵の咲かない夏とかカラスの親指とか)面白い作品がいっぱいあるから、とりあえずこの本は置いておいて、他のを読むべし。道尾秀介先生のこういう挑戦的な姿勢、好きだけど今作はちょっと悪戯が過ぎる。ミステリーというより謎解き(※解答解説無し)。好きだけど。
が「ナイス!」と言っています。
meg
縁切り寺に店を構える離婚専門弁護士・紬(ネーミングセンスよ)を中心に繰り広げられる人間模様。自分が女だから言う訳じゃないけど、世の中こんなヤバい男ばっかりじゃないよ!(…ね?…自信なくなってきたわ…。)亮介みたいなモラ夫とあと二年は我慢して暮らせって言われたら耐えられる気がしない。玄太郎みたいに反省して実行できる人はまだマシなのか…?そうなのか…?出雲(ネーミングセンスよ)の存在に救われる心地。好きで結婚するのに別れる時はお金の話。婚姻制度ってなんのためにあるんかな。つい遠い目になってしまった。オススメ。
が「ナイス!」と言っています。
meg
何気にエッセイでは初めましての作家さん。読んでいて気持ちがいいくらい良く食べる。スイーツはしごなんて自分には胃の容量的にもう絶対にできない。(昔はいくらでも入ったのにな。年とると胃がちぢむ血筋というか体質の人、若いうちに好きなもの好きなだけ食べるべし。中年太りは知らんが。)後半、コロナ禍に突入し、リアルタイムで変化する「食」エッセイを書き続けることへの恐怖から休載を考え、それでも記録として書き続けることを決めた著者の心情を思うと涙が出た。ところでこのエッセイ、読むとパフェが無性に食べたくなるのでご注意を♪
meg
2023/07/07 13:16

今ふと思ったんだけど、他人が握ったおにぎり食べられない人って、お寿司もやっぱり食べられないのかな?社会人になるとおにぎりは避けられてもお寿司を避けて生きるの割と厳しくない?「生魚が体質的に無理」って言って乗り切るのかな…

が「ナイス!」と言っています。
meg
ほんタメ!で推されまくっていたのをようやく読んだ。これは確かに好みが分かれる作品。誰にでもオススメはできない^_^;普通の(普通って何?と言われると困るんやけど。)ミステリ小説だと思って読むと「違う。」って思う人の方が多そう。幼い子ども特有の無邪気さやそれ故の残酷さと大人のような言動のギャップが薄気味悪く、でも何故かリアルに感じられるところがすごく良かった。この作品が好きな方は、麻耶雄嵩氏の「神様ゲーム」も好きだと思うので是非。(調べたらほぼ同じ時期に発売されてた。こういうのが流行った時代だったのかな?)
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ子どもの頃「天才」ともてはやされた人間たちをAIでリサイクルするというなんともえげつない(←ほめてる)作品。Chat GPTは人間を超える作品を書けるのか?に対する一つの「答え」として書いたのかな。帯にはAI×青春小説とあったが私はどちらかというとSFとして楽しんだ。各々のAIに対する反応(拒否反応、戸惑い、順応…)や、それがどう変わっていくのかが興味深かった。ラストは著者にしては珍しくハッピーエンドで、良くも悪くも「らしくない」なあ(笑)と。でも、それも一つの「答え」なんでしょうね。オススメ。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ不可解(why)担当・氷雨、不可能(how)担当・倒理コンビに明るい家事バイト・薬子ちゃんが加われば、賑やかな探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」の完成。そこに氷のような警部補・穿地やその腰巾着アヒル口・小坪、胡散臭い仕事仲介人・神保…などなど個性的な面々が加わって繰り広げられるコメディ的ミステリ短編集。のように見せかけて、何やらこの探偵2人(+警部補+暗殺屋・美影)、大学の同じゼミで過去に「何か」あったらしい…というところで次巻へ続く。(気になるー!)軽い筆致で、一編一編は短いのでサクサク読める。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/22(992日経過)
記録初日
2022/02/01(982日経過)
読んだ本
575冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
155457ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
560件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

純文学からマンガまで雑食性の普通の主婦です。ミステリー寄り。でも何故か絵本好き。
これ読んだっけ…?ってなりがちなので読書メーターを利用し始めました。皆さまのレビューを読んで、新しい視点を教えていただいております。ナイス!も、とてもありがたいです。
お気に入りに入れてくださる奇特な方も、ありがとうございます。自分からお気に入りさせていただくライン、は、只今考え中です。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう