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2025年11月の読書メーターまとめ

沈丁花
読んだ本
9
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1805ページ
感想・レビュー
9
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2025年11月に読んだ本
9

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  • 中村です
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

沈丁花
少女マンガのような、ドキドキ・もじもじ・ハラハラの恋愛ストーリー。実際にマンガにもなっているようだ。巻末の関連書籍一覧に、3種類載っている。ただし、和泉が邸に入ってからは、現実的な話になり、少女マンガとは言えないが。このビギナーズ・クラシックスで、平安時代の書籍を読むにつれて、自分の中の平安ワールドが広がっていく。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
9

沈丁花
去年あたりから、片方の脚の筋力が極端に弱いことが気になって、歩き方がわからなくなっていた。どうしたものかと困っていたが、この本にあるように中指のラインを意識して歩くと上手くいきそうだ。助かった。手のひら返しは、あきらかにゆるんだのがわかって驚き。この本に書いてあるような考え方は好きだ。以前にも骨ストレッチの本を読んだことがあり、そのときは「ダブルT」の意味がよくわからなかったが、今はわかるとかわからないとかが気にならない。
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沈丁花
百人一首の本は山ほどあるが、これはベストと言ってもいいと思った。コンパクトで一首1ページ、「美術的価値の高い肉筆かるたをカラーで掲載」、適度な文章量の解説。巻末の「もっと味わう百人一首」では、歌の内容ごとの分類や、人物相関図など大変興味深い。手元に置いて、さらに深く知るための優れたガイドブックにもなりそうだ。子供~十代の頃親しんだおかげで、強弱はあるが、どの歌もなじみがある。改めて、百人一首って、日本の素晴らしい文化だと思う。
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沈丁花
「物語が読みたい読みたい」という念願かなって、都に引っ越して物語を読むことができたら、昼も夜も読み耽って、その当時女性の唯一のレジャーであった物詣でもそこそこに、后になることも望まず、という姿は、まさに平安のオタクだと思った。猫ちゃんが出てきたり風流なイケメンが出てきたりと、千年後のわたしたちと変わらない姿に親しみを持った。身近な人が次々に亡くなり、結婚し、宮仕えをし、子育てをし、夫の出世を望み……という女の一生。出てくる和歌が、技巧的でなく素直な感じがするところに好感を持った。いつか全文読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
沈丁花
立ち読みで、「われわれが他人から愛される値うちがあると思うのは誤りであり、それを望むのは不正である」の言葉が刺さり、読んでみた。訳文からの飛躍がありすぎて、『パンセ』の名を借りた別の宗教かと思った。訳文「たいていの場合、人が知ろうとするのは、それを話すためでしかない」→「感動したこと、役に立つことは、みんなと分かち合おう」となる。ともかくポジティブ? それはそれでいいのかもしれないけど。これはもう、『パンセ』を読むしかないね(笑)。ポムポムプリンは大好き。
が「ナイス!」と言っています。
沈丁花
少女マンガのような、ドキドキ・もじもじ・ハラハラの恋愛ストーリー。実際にマンガにもなっているようだ。巻末の関連書籍一覧に、3種類載っている。ただし、和泉が邸に入ってからは、現実的な話になり、少女マンガとは言えないが。このビギナーズ・クラシックスで、平安時代の書籍を読むにつれて、自分の中の平安ワールドが広がっていく。
が「ナイス!」と言っています。
沈丁花
前半は、日本語力向上に役立ちそうな話。元の本は1999年出版なので古さは感じる。「今は文法的に間違っていても、それが多数派になれば文法の方を直すのが自然だ」という話にハッとさせられた。敬語には敬意逓減の法則があるという話、「つけ」が「おみおつけ」になった変遷が面白い。後半は、石川啄木、斎藤茂吉、寺山修司などの有名どころから、短歌を始めたら出会うような歌人たち、また古典の中の和歌の話。短歌の世界入門という感じで、今の私にはちょうどよかった。石川啄木、斎藤史を読んでみたくなった。
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沈丁花
親王出産祝いの大宴会の様子が面白い。行事を上手く仕切って出世しようと頑張る人、酔っ払って女房たちに絡んで嫌われる人、贅沢禁止令を守っているかどうか、女房たちの着物の枚数を数える人、諸芸に秀でて一目置かれている人等、その人となりが現われる。紫式部は、同僚の女房と、大変なことになりそうだから隠れようとするなど、現代の(というより昭和までか?)会社での宴会と変わらない。自信たっぷりな藤原道長の様子も伝わってきた。現代語訳と原文総ルビ、親切な解説のおかげで楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
沈丁花
ネタバレ作者が20歳で出産した翌月、兼家は浮気をした。そもそも作者に求婚した時は、元の妻・時姫が出産した頃。現代でも妻の出産時に浮気した元議員がいたが、昔からそのタイプのオスは一定数いたのか。意地を張って戸を開けない気持はよくわかる。でもいつも鬱々としていたわけではなく、時姫に挑発的な態度をとったり兼家に甘えたりしたこともあった。37歳で養女を迎えるのだが、それが何と兼家が他の女に生ませた子。女は尼になろうとしていたのでちょうどよかった。たまたま来た兼家は自分の子供に初対面。この人たちって一体……(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
沈丁花
一段(春はあけぼの~)の春の部分だけ学生時代に暗唱していた。平安時代の貴族の生活をちょっとだけ垣間見たという感じ。喜怒哀楽は現代人と変わらないと思った。花や鳥、当時の調度品、建物、絵巻を線画に起こしたものなど、図解が親切で良い。現代語にはない古語で、自分の気持ちを言い表わすのにいい言葉があったので、日記の中ででも使おうかな。私だったら、春は宵、夏はつとめて、秋と冬は夕暮れかな……などと考えてみるのもいとをかし。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/23(1408日経過)
記録初日
2015/08/26(3781日経過)
読んだ本
164冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
46574ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
163件(投稿率99.4%)
本棚
2棚
自己紹介

投稿したあとでも、納得いかないレビューは、しばしば書き直しています( ̄∇ ̄*)。読後しばらくして、やっとモヤモヤが晴れて大幅に書き直すことも。

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