☆☆☆ ラストにやられた。この終わり方はありそうでなかったのでは？

☆☆☆ バトルシーンが多く、「誰もこれ以上怪我をしないで！傷つかないで！！！」と祈りながら読んだ。チャグムが少しずつ大人になっていく様も良い。

☆☆☆ 想像を絶する関東大震災と東京大空襲を生き抜いた女性と、それを取り巻く人間たちが絡み合っていく。一見善人に、騙された。グジュグジュに腐り切ると、栄養になり、熱を発するということか。面白かった。

☆☆☆ うん、面白い。どの計画も、穴だらけな気はするけれど、ラッキーパンチが繰り出されている。ドラマも観てみたい。

☆☆☆☆☆ 前作に引き続き、文句なしで面白い。作者が目標のために奮闘したり失敗する姿も言わずもがなだが、論文執筆の章でも、読ませてくれる！そして、最後の章の「結実のとき」には、ちょっと泣かせてもくれる。コミュニケーション力が化け物の作者だけれど、自己の内面を見つめる力も強くて、この本には応援もされるし応援もする。それにしても、モーリタニアに小さいコータローがいるとは！感動です。

☆☆☆ ミステリーは好きだが歴史物は苦手意識があり、なかなか手をつけられなかったが、読み始めたらあっという間に読了。歴史を知っていたらもっともっと楽しめただろうが、それでも十分に面白く、ミステリーだけでなく人々の心の機微やその変化も楽しめた。

☆☆☆☆☆ 面白い！登場人物多く、しかも似たような名前が多くて「これは、物語に入り込めないかも」と思ったのも束の間、あっという間に引き込まれて、一気読み。主人公の生き生きとしてかっこいい姿は言わずもがな、小さき人や知性のある動物など、目の前に絵が浮かぶ様子は前作同様に「読み終わるのが寂しい！」と思わせてくれました。次作も楽しみ。

☆☆☆ ラストにやられた。この終わり方はありそうでなかったのでは？

☆☆

☆☆ リアリティを持たせるために偽札作りの工程をとても細かく描写しているが、正直言ってそこは飛ばし読みしてしまいました。作者さんすみません。二転三転する騙し合いが面白かったです。最後の最後の展開は必要かな？少し興醒め。

☆☆☆☆ 異世界ファンタジーって何だか苦手だけど、日焼けした顔に小皺の出来てきた30歳の女性が主人公ってどんなよ？と思って読み始めて、あまりの面白さに一気読み。場面が目の前に生き生きと現れてきて、水の匂いさえも嗅げそうなほどの描写と、皇子の成長と、主人公のカッコよさにずっと心躍った。解説で恩田陸さんが書いているように、私はラッキーだ。これから、じっくりとシリーズを読んでいこうと思う。

☆☆☆☆ 途中「誰が誰だった？」と登場人物の多さとそれぞれの関わりに混乱もしたけれど、最後の最後までお見事な小説でした。面白かった。