初読みの作家。序盤から中盤まで幽霊？幽体？と少女が協力して犯人を探す！ってミステリーというより似て非なるモノだと思わせておいて、終盤からラストにかけて怒涛の謎解きは確りミステリー。伏線も序盤からたっぷりだった。驚きの連続展開。楽しかった。

再読だけど読メに登録ないので再読読了で新規に読んだ本へ。高校教師としての奮闘が世界観をふくらませ、人間のエゴが物語を複雑化させているところが肝ね。緩いファンタジー感を新鮮に楽しめた。

180頁からラストまでの怒涛の会話の応酬。この40頁、役者との距離が近い客席100人規模の小劇場で上手い役者たちに凄いテンポと熱量で演じさせたら面白いだろうなっと思いながら読書。作者の意図のままに楽しめました。

サブタイトルを 「SNSでの誹謗中傷、罵詈雑言が無くならない理由」とか「SNS内で自分は『絶対的な善」で自分を批判する者は「絶対的な悪」とする善悪二元論が起こる理由」とかにすればもっと読まれるのではないだろうか。ひとは自尊心を守るためなら死に物狂いになるから、いくらでも自分を正当化する理屈を作り出す。バカで無知なのは人間の本能に根ざしてるから怖い怖い。面白かった。

初読みの作家。序盤から中盤まで幽霊？幽体？と少女が協力して犯人を探す！ってミステリーというより似て非なるモノだと思わせておいて、終盤からラストにかけて怒涛の謎解きは確りミステリー。伏線も序盤からたっぷりだった。驚きの連続展開。楽しかった。