読書グラフ

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

新着

茉莉子の様に実生活での自分が嫌いで生きるのが辛くギリギリでなんとか生きている役者を知っている。舞台で役を演じている時は他人の人生を生きられるから役者をやめられない。役者をやめたらおそらく自死してしまうと思われる。演技や舞台って不思議な力があるんでしょうがバックスタッフの私には理解不能です。本作のキーになるメソッド演技、本来の意味とはちょいと違うと思うのでフィクション、漫画的ではあるが歪な親子関係の呪縛を重く突きつけられた。

舞台には誰もいない (単行本文芸フィクション)岩井圭也

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★21

コメント(0)2025/04/01

読み込み中…

新着

ネタバレ積読崩し本。最初に犯人が逮捕される場面からスタートしたから、ここに至るまでの病が進行過程を読むのねと思ってたら最初の犯行から狂ってましたね犯人。母親の偏愛ぷりが今ぽいし、父親の不在がずっと気になって読んでいたらやはりのオチ。でも十分楽しめた。

新装版殺戮にいたる病 (講談社文庫あ 54-14)我孫子武丸

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★28

コメント(0)2025/03/29

読み込み中…

新着

第二次大戦敗戦後のアメリカ統治下1947年。綺麗事ではない戦勝国アメリカのエゴ。やりたい放題。連合国側の1人のイギリス軍人が日本と日本人への見識が少しづつ変化するところが肝。アクションシーンが映像を観せられているよな臨場感がこの作家の楽しみ。堪能。

本を登録

読み込み中…

新着

ネタバレ積読崩し本。恋愛小説としての面白味は皆無。チープの一言。一人称のすり替えと時間軸ずらしで読者に挑戦してるんだろうがこれは推理小説なのか疑問。全く前情報なしでもかなり初期の段階で『これ、二股とか浮気してるんじゃないの』って疑いながら読んでいた私にはダメ系でした。この謎解きを楽しめる人もいるのだろうが自分には面白みがわからない。読み手を選ぶ本なのだろう。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)乾　くるみ

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★40

コメント(0)2025/03/06

読み込み中…

新着

再読だけど読メに登録ないので再読読了で新規に読んだ本へ。高校教師としての奮闘が世界観をふくらませ、人間のエゴが物語を複雑化させているところが肝ね。緩いファンタジー感を新鮮に楽しめた。

鹿男あをによし (幻冬舎文庫ま 17-1)万城目学

本を登録

あらすじ・内容

ナイス ★31

コメント(0)2025/02/18

読み込み中…

新着

180頁からラストまでの怒涛の会話の応酬。この40頁、役者との距離が近い客席100人規模の小劇場で上手い役者たちに凄いテンポと熱量で演じさせたら面白いだろうなっと思いながら読書。作者の意図のままに楽しめました。

本を登録

読み込み中…

新着

サブタイトルを「SNSでの誹謗中傷、罵詈雑言が無くならない理由」とか「SNS内で自分は『絶対的な善」で自分を批判する者は「絶対的な悪」とする善悪二元論が起こる理由」とかにすればもっと読まれるのではないだろうか。ひとは自尊心を守るためなら死に物狂いになるから、いくらでも自分を正当化する理屈を作り出す。バカで無知なのは人間の本能に根ざしてるから怖い怖い。面白かった。