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2024年8月の読書メーターまとめ

J D
読んだ本
22
読んだページ
4789ページ
感想・レビュー
22
ナイス
2531ナイス

2024年8月に読んだ本
22

2024年8月のお気に入り登録
6

  • manami
  • あずぽー
  • usako♪
  • 煮豆
  • AKI
  • ましゅまろ

2024年8月のお気に入られ登録
7

  • manami
  • ハルめめ
  • あずぽー
  • usako♪
  • 煮豆
  • AKI
  • ましゅまろ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

J D
 いずれも先を行くおばあちゃんたちの物語に乗せて、若い女性の生き方を見つめ描いていく短編集。町田そのこさんってこんな感じのやや明るい未来が見える作品も描くんだというのが、驚きでもあり、正直な感想。特に「先を行く人」の加代。若くて、エネルギーが溢れてて惹かれた。「入道雲が生まれるころ」の萌子や「黒い穴」の美鈴が町田そのこさんが描く女性というイメージが私の中にできている。加代には、年も近いことから金原ひとみ「腹をすかした勇者ども」のレナレナを見た。町田そのこさんの作品どんどん読んでいきたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

J D

おはようございます。町田そのこさんの「宙ごはん」と窪美澄さんの「夜空に星を放つ」に心を掴まれました。8月はどんな本と出会えるかな!楽しみです。皆様今月もよろしくお願いいたします。2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:4297ページ ナイス数:1993ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1328527/summary/monthly/2024/7

J D
2024/08/01 20:14

PECOさん、風鈴、かき氷、冷し中華!どうですか?沖縄から涼しさを感じるワードを投げてみました。

PEKO
2024/08/01 20:30

JDさん、沖縄の風、確かに受け取りました💖ありがとうございます✨

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
22

J D
 僕の心が震えました。戦時下の様子が、本土に残って生活していた人々が、少女雜誌を通して明るさを灯し続けたハツ、有賀主筆、長谷川に上里。そして、名もなき友。「武運長久」。誉田哲也「武士道」シリーズの主人公香織が開始線に向かう仲間にかける言葉。そこには命はかかっていない。ハツが有賀主筆にかけた「武運長久」は、紛れもない命懸け。そこからも戦時下の空気がひしひしと伝わって来る。会話主体で作品が展開して行くのもテンポが良くて読みやすかった。好きな作品でした。
maxa
2024/08/31 20:14

私も伊吹さんの作品の中で1、2位を争うぐらい好きです。でもまさか武士道に出てきた言葉がここにも使われていたとは。

J D
2024/08/31 20:27

maxaさんも誉田哲也「武士道」シリーズ読まれたんですね。「武運長久」何処かで死を覚悟しているように思えてしまいます。

が「ナイス!」と言っています。
J D
 親の深い愛情が溢れ出ている作品でした。こんなの読んだらお姉さんは、号泣だね!はなわの「お義父さん」が重なった。心温まる作品は、いい。無条件でいい。はい、優勝!!
maxa
2024/09/02 18:29

JDさんのレビューに釣られて読みました。相変わらず矢部さんの作品はほっこりしますね。程よく笑いを入れながらお父さんへの愛を感じました。

J D
2024/09/02 18:33

maxaさん、そうそう「そこに愛があるのです」矢部さんの作品「愛」にあふれてるからトリコになるんですよね!

が「ナイス!」と言っています。
J D
 武田さんや伊藤さんと一緒に取材をして回っているような錯覚に陥るほどのめり込んで読んだ。はじまりは、官報に掲載された行旅死亡人の数行の情報。遺された大金と珍しい苗字。謎は深まりつつも、圧倒的な人情と強運に支えられて、解決に向かっていく。数少ない遺品からの憶測は、時に膨らみ、時にバントのように手堅く。それがまた私を惹きつける。小説ではないんだけど、事実を淡々と紡いで結論に導いていく様に惹きつけられた。結構、オススメです。
レモングラス
2024/08/27 23:11

共読が増えて嬉しいです。読了後の気持ちが蘇りました。生きるってことに想いを巡らせたり、人の優しさや共に過ごした時間のこととか、いろいろ。

J D
2024/08/28 04:53

こちらこそです。人を思う優しさからできているような本でしたね!!

が「ナイス!」と言っています。
J D
 連作短編集として個々の作品の繋がりがごつごつしてなくて、綺麗だった。朱鷺の成長が頼もしい。読みながら辻村深月「ツナグ」や森見登美彦「熱帯」が想起された。オカルトチックなんだけどそれを強く感じさせない町田さんの腕の良さ。「冬越しのさくら」、「糸を渡す」鳥肌立つ読書だった。町田そのこさん、全作品を読みたい。ただ、当分イクラを食べるのに躊躇しそう。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 こういう感覚って大事だなと思う。ヨシタケシンスケさんの作品読み進めたい。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 談志への愛がここにもあった。談春の「赤めだか」を思い出しながら読んでいたが、全く別ものだった。これは、決して電車や飛行機の中で読んではいけない。笑いのスイッチがあちこちに設置してあるから。それも、大爆笑スイッチ。談志の骨を沖縄の海に蒔くシーンは、それはやり過ぎ(書き過ぎ)だろうと思いながらも笑いを止められなかった。また、あちこちで談春のいたずらっ子ぶりが顔を覗かせ飽きさせない。「落語は人間の業の肯定」と談志は言った。だから好きなんだよね。落語。いい読書だった。
maxa
2024/08/22 07:06

落語には興味なかったのですが、JDさんのレビューで気になって試し読みしたら読みたくなりました。いただきます。

J D
2024/08/22 07:17

maxaさん、軽い気持ちで読んで頂けたら良いかと思います。談春の「赤めだか」もオススメです。

が「ナイス!」と言っています。
J D
 矢部さんの優しさが溢れた作品でした。大家さんは、矢部さんと出会って幸せだっただろうなと思った。この本は、前作と合わせて手元に置いて何度も何度も読みたい。そんな魅力に溢れた本でした。
レモングラス
2024/08/21 20:26

手元に置いて何度もの気持ち、わかります。出会って幸せな人と過ごした時間、宝物ですよね。矢部太郎さんの『プレゼントでできている』も読みたいなって思っています。矢部太郎さん、いいですよね。優しくて。

J D
2024/08/21 21:00

レモングラスさん、こんばんわ!「プレゼントでできている」探してみます。優しさに溢れた作品は安心して読めるのでいいですね!

が「ナイス!」と言っています。
J D
 同僚からのオススメ本。重いとは聞いてたけどここまでとは思わなかった。加害者家族の意図しない被害。犯罪の被害者は別の所にいて、その人から見れば犯罪者と同じ加害者。涼平は、良く耐えたと思う。苦しかった所に思う。最後に小菅を目指すシーンは、まさかねと思ったけどやっぱりそうだった。この本をYAコーナーで手に取り読んだ10代の若者はどんな感想を抱くのだろう。赦すとは何なのか。答えは出ないけど、考える材料としてなかなかの作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 読み友さんのオススメ。超絶ハラハラドキドキものでした。登場人物が把握しづらいということだったので、先ずは、映画で予習してから読みました。そのせいもあって、場面場面で頭の中に映像が流れ、あまり体験したことのない読書になった。映画は、ドゴール大統領に直線的に迫るジャッカルを強く感じたが、小説では英仏の警察がジャッカルを追い詰めて行く様子に焦点があった。ジャッカルの用心深さ、それを追い詰めて行くルベル。手に汗握るとはこういうことか!!もう一度映画を観てみよう!今年の上位作品であることは間違いない。
桃の節句🍑
2024/08/18 16:48

これは傑作ですよね。映画も面白かった!

J D
2024/08/18 17:22

桃の節句さん、これは、傑作でした。読みながら鳥肌立つ経験は早々ありません。

が「ナイス!」と言っています。
J D
 気になっていた作品。たまたま、図書館で見つけて読んでみた。大家さんと矢部さんの日常のやり取りが微笑ましくない温かい気持ちになりました。特に、お米をたくさん炊いたほうが少量炊くより美味しいと主張する大家さんとそれを否定する矢部さんのやり取りが微笑ましく好きだった。
J D
2024/08/29 18:17

あっ!そうだったmikeさんは、先に続編から読まれていたんですね!!失礼しました!でも、心温まリ度合いはいい勝負でしょ?

mike
2024/08/29 19:50

どちらもいい勝負ですけど、続編は途中からしんみりしてしまって😢こちらの、世代の違う二人の心がだんだん近づいていく様子が私の気持ちをより温めてくれた気がします💗

が「ナイス!」と言っています。
J D
 沖縄の小さな離島に住む少女の物語。挿絵も素晴らしい。明日、東京に旅立つ。大都会に抱く期待とワクワク感では埋まらない心の宝箱。さざ波や風の音、セミの鳴き声が本から溢れ出てきそう。ナットの終わりにピッタリな作品。美波や洋生は、この引っ越し前日の思い出をいつまで覚えているんだろう。大人になるとともに忘れてしまうのかな。忘れてしまうからこそ、この作品は、光るんだろうな。優しい作品でした。
maxa
2024/08/15 11:15

まさにその離島を体験されてきたばかりですもんね。本当羨ましい〜。ちなみに本を選択すれば、そこから「読了日・感想を編集」でレビューも直せますよ。

J D
2024/08/15 11:21

maxaさん、そうなんですね。次からそうします!!というか、変換ミスしないように気をつけよう!また、次どこの離島に行こうかウキウキしてます。

が「ナイス!」と言っています。
J D
 旅の帰りに読む本がなかったが、これを電子で購入していたことを思い出し読んだ。竜ちゃんは、売れる前から好きだった。植木等の次に好きだった。ダチョウ倶楽部に欠かせない竜ちゃん。もうあれから2年も経つのに「聞いてないよー」、「押すなよ!押すなよ!」がテレビから聞こえてきそう。初めて出したCD「ダチョウダンス」もすぐ買って何度も聴いて笑った。竜ちゃんが「寅さん」を好きだとは知らなかった。私も寅さんは大好き。同じだけど、やっぱ自分から死を選んだらダメだよね。竜ちゃん、死んだらだめだよ!そんな思いで読み終えた。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 さすが、瀬尾まいこさん。誰もが助け合いながら成長して行く物語。子どもの心が丁寧に描かれていて、そこはまるで灰谷健次郎さんのよう。みんなそれぞれの道を進む中、カナカナだけが取り残されそうで気になった。でも、そこは‥‥。明日からのやる気が起きる心が温まる作品だった。でも、今日読み切ったので、明日から帰りのフェリーで読む本がない。海を眺めながら帰ろう。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 本当に知りたいことは記載され手なかった。というか、端折られていた感じ‥議論が噛みあらない、進まない。発言に根拠がない、論理的でない場合の対応。なんだか、良いことしか書いてなかった。残念!でもまぁ、考え方の足しにはなった。
が「ナイス!」と言っています。
J D
「水無瀬」という名字を見て書のニオイがプンプン。「水無瀬」と「錦旗」は、将棋駒の書体の2大巨頭。と思いながら「顔真卿」の書とかなんだか高校時代の書道の授業を思い出した。さて、物語は、やや盛り上がりに欠けるものの三浦しおんさんらしいそこはかとない優しさに溢れるものだった。ヤクザは生きづらい世の中だなとつくづく思う。入れ墨は、残るんだよね。作務衣の下の白い長袖Tシャツが悲しい。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 お久しぶりのヨシタケシンスケさん。一時期ハマって読んでいたんだけど、今回たまたま図書館で見つけて読んで見た。やっぱ発想が幅広くて、このアイデアをどうやって思いついたんだろう。とか、アイデアが思いつくまで何日くらいかかるんだろ。とかそっちに頭が向いていた。りんごにきょうだいがいるかもしれないと言われても「ナシ」とかせいぜい「ラ・フランス」くらいしか思うかばない。とても面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 読み友さんのレビューを読んで興味を持った本。あさのあつこさんや重松清さんに小川糸さんなど基本的には心がほっこりする作品集。高田都さんは初読み作家さん、ファーストコンタクトが「ムシヤシナイ」他の作品も読んでみたい。こういう人生を俯瞰して一周回って明日から頑張ろうと思える作品大好きな。また、沢木耕太郎「ピアノのある場所」も良かった。爽やかなコーラの沢木耕太郎さんがこんな物語書くんだなとちょっとびっくりした。題名どおりの贅沢な本でした。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 図書館でたまたま出会った本。当たりだった。自分の引きの強さが恐ろしい(笑)。本や作家、そこに描かれる食べ物への愛に溢れた一冊。後半の「日々郷愁」は、心が解放されて温かい気持ちになった。私が出会った本の中の食べ物で食欲を掻き立てられたのは真保裕一「テロリストのバラソル」のホットドック。あれは、食べてみたい。あと、曽野綾子「太郎物語(大学編)」のたいやき。ちばてつや「あしたのジョー」乾物屋ののりちゃんがジョーのために作ったトマトのサンドイッチ。この本楽しかった。内田百閒も読んでみよう。これオススメです。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 いずれも先を行くおばあちゃんたちの物語に乗せて、若い女性の生き方を見つめ描いていく短編集。町田そのこさんってこんな感じのやや明るい未来が見える作品も描くんだというのが、驚きでもあり、正直な感想。特に「先を行く人」の加代。若くて、エネルギーが溢れてて惹かれた。「入道雲が生まれるころ」の萌子や「黒い穴」の美鈴が町田そのこさんが描く女性というイメージが私の中にできている。加代には、年も近いことから金原ひとみ「腹をすかした勇者ども」のレナレナを見た。町田そのこさんの作品どんどん読んでいきたい。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 読み友さんのレビューを読んでケン・リュウを読むためだけに手に取った本。ケン・リュウ「氷霊」なんてことない話なんだけどケン・リュウさんが書くと唸らされる。ちなみに、2回読んでこれを書いているんだけど、多分この作品のすべてを味わえていない。ケン・リュウさんの作品は繰り返し読んでこそ味がしみわたる。と私は思っている。まぁ、私の読解力の無さにも起因しているのは否めないけど。「真のエイリアンは理解の範疇外にいる」そうだ!そうだ!そうなのだ。猛暑に涼しさを運んでくれる作品でした。オススメです。
桃の節句🍑
2024/08/05 19:38

ケン・リュウさん、何度でも味わいたいですね。私もまた読み返そうと思います😊

J D
2024/08/05 19:57

桃の節句さん、ご紹介頂きありがとうございました。ケン・リュウ、奥深いなぁ~という感じでした!

が「ナイス!」と言っています。
J D
 保護司が保護観察対象者から殺されるという痛ましい事件が起きて、実際の保護観察ってどんな感じなんだろう。民間のボランティアである保護司が犯罪者の立ち直りに関わるという日本独自の制度らしいが、昭和なら成り立つだろうが、隣は何をする人ぞと言われる時代をさらに超えた令和の時代には制度の根本的見直しが必要なのだろうと思った。想像以上に保護司、保護観察官は激務だな。第2章第2節「基本的な姿勢」犯罪非行のある人との面接、向き合い方はとても参考になった。学校特に中学生の教諭にこの節だけでも読んで欲しいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 良い作品だった。母と娘の葛藤を描いた作品では下田治美さんの「愛を乞うひと」が私の中では一番のお気に入りだったけど、これは超えてきました。今、言えることはそれだけ。時間を置いてもう一度読みたい。町田そのこさん、こんな作品書くときにどうやって自分の精神を守っているんだろう。それが知りたい。
レモングラス
2024/08/02 23:03

「愛を乞う人」すごくいい映画だったのを思い出しました。原田美枝子さん、素晴らしかった。でもとてももう一度は見られません。町田その子さん、どうやって自分の精神を守っているんだろうと書かれているのを読み、読みたいけれど、私の心、大丈夫かと自信ないです。

J D
2024/08/02 23:42

あの映画は、ラストシーンが最高でしたよね。この作品は、終盤で母の愛の大きさをうまく伝えて来るので最後まで読み通せば大丈夫だと思います。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/03/27(917日経過)
記録初日
2022/03/05(939日経過)
読んだ本
526冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
134110ページ(1日平均142ページ)
感想・レビュー
522件(投稿率99.2%)
本棚
32棚
性別
年齢
54歳
現住所
沖縄県
自己紹介

 はじめまして!高校生の頃から宮本輝や村上春樹、椎名誠、サリンジャーなど読み始めました。図書館を利用して読書しています。ここで皆さんの本への想いなど知り、読書の幅を拡げたいです。よろしくおねがいします。
コメント、お気に入り大歓迎です。
私の原点となる作品
宮本輝「星々の悲しみ」
ケストナー「飛ぶ教室」
三木清「読書と人生」
今現在推しの作家さん
岩井圭也、小野寺史宜、今村夏子、寺地はるな
辻堂ゆめ、伊与原新、ケン・リュウ。

2024.4月更新

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