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2024年10月の読書メーターまとめ

またの名をソラリス
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492ナイス

2024年10月に読んだ本
32

2024年10月のお気に入り登録
6

  • ぴ
  • みみりん
  • エル・トポ
  • 佳奈
  • みな
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2024年10月のお気に入られ登録
8

  • ぴ
  • ゆか
  • みみりん
  • エル・トポ
  • 佳奈
  • みな
  • 杜のカラス
  • 大西

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

またの名をソラリス
漁師の老人とカジキの命を賭けた駆け引きに引き込まれる。 人間と環境の関わり方は、現在は大きく変わってしまったのかもしれない。かつては生きるための糧を得るにも命懸けであったが現在ではトロール船など大規模に環境を破壊する漁法が取られている。文学として美しいのは人間の命と自然の荒々しさが対等なものとしてありありと描かれているからなのだろう。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

またの名をソラリス

神保町の古本まつりに行ってきた。 もう、何冊買うんだよ...

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2024年10月の感想・レビュー一覧
31

またの名をソラリス
おじさん物理学者(多分愛嬌があってかわいい)のコメディ。若くしてノーベル賞を受賞し、現在は研究というより肩書きで客寄せパンダのように研究費をとる役割を担っている。 モテるのは出資者や基金だけでなく、女性からも好意を寄せられる。 しかし、妻の浮気から環境は一転...部下研究者のアイデアをパクってビジネスを起こす事ができるか...? 名声を得て「しまった」者の悲哀も感じられる。
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またの名をソラリス
漁師の老人とカジキの命を賭けた駆け引きに引き込まれる。 人間と環境の関わり方は、現在は大きく変わってしまったのかもしれない。かつては生きるための糧を得るにも命懸けであったが現在ではトロール船など大規模に環境を破壊する漁法が取られている。文学として美しいのは人間の命と自然の荒々しさが対等なものとしてありありと描かれているからなのだろう。
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またの名をソラリス
9.11後に妻子と離れるハンスとクリケットの友人チャックの物語。解説にもあるがギャツビーの影響が見られる。チャックとの友情と家族を失うストーリーはまるで秋の風のような喪失感。ハンスは証券アナリストであり株式市場で未来を予想しているが人生の予想は出来なかった。 個人的には村上春樹の国境の南〜とノルウェイの森のような小説ではないかと思った。 本書発刊の後にリーマンショックが起こり、ハンスが実在したらこれより酷い状態になったのかもしれない。
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またの名をソラリス
タイトルで引かれてしまうかもしれませんが、真面目な本(一応)前半は男性目線での性的対象としての女性のプロポーションを歴史的に解説。古代から中世ヨーロッパでの絵画などから理想の性的対象としての女性像を解説。以降は戦中の女性動員の為に作られた下着が如何に発展してきたのかなどなど、ファッションと時代が女性像に与えた影響を綴る。 一方後半は男性向けメディアでの女性像についてという事で...サブカル的といえばいいのか、まぁここは読む必要はないかと感じた。
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またの名をソラリス
主人公はゴーゴリで生きるのが幸せなのか、二キルで生きるのが幸せなのか? 名前は最たるものだが家族や自分のルーツのコミュニティなど自分のアイデンティティに影響を与えるもの、これらから距離を置く事はあまりに難しい。 私も自分の生まれや故郷などから距離を置いている(つもり)だが、自らの根底にあるものといつかは向き合う必要があるのかもしれない。
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またの名をソラリス
狂気に満ちた美貌の天才彫刻家カミーユ・クローデル。あまりにも悲劇的な人生であるが、読者にも狂気が伝わるのかページを捲る手が止まらない。 ロダンの愛人でありポール・クローデルの姉。ロダンと黒く燃える炎に焦がれながら彫刻をその身体から産みだす。 上野の西洋美術館に本に登場する「地獄の門」「接吻」「瞑想」そして「ペルセウスとゴルゴーン」が展示されている。ゴルゴーンはカミーユがモデルとされているという説もあるらしい。 同じ美術館でカミーユとロダンの彫刻が語りかけて来るのは、 愛か憎しみか...
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またの名をソラリス
よくある左利きあるある、とか左利きは頭がいいとかそういう本ではない。 ヨーロッパで歴史的に左利きがどのような扱いを受け、宗教や芸術家が手をどのように扱ってきたか?という内容。 恐らく読んでる方の30-50%は左利きなのではないだろうか?
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またの名をソラリス
主に高齢者が主人公となる短編集。書名である「老いぼれを燃やせ」以外はミステリーありロマンス(?)ありで皮肉も相待って楽しく読める。 しかし「老いぼれ〜」は10年前に書かれた作品で事件として「まだ起こっていない」だけで、今日見られる高齢者の医療費問題などで「自決」「尊厳死」といった表現を既に表していた。日本では起きない(と信じている)だけでそのうちどこかの国で本当に起きそうで恐ろしい。 政治家も、現状からの未来を語るだけでなくこのような事態を招いてしまった過去も反省してほしいと願う。
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またの名をソラリス
とある、やんごとなき一族の方が読んでいる本という事もあり読む事に。 バーティーの不運と自身の自信からくる悲劇に対する切れ者執事ジーヴスの時に非情(笑)とも取れる解決策の数々... 基本的に半径3メートル内の身内のゴタゴタ(しかもすごくどうでもいい事)がこんなに面白いものなのか。
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またの名をソラリス
少年が大人になり始めるころをスウェーデンの田舎を舞台に描く。 田舎特有のウチ意識と外への憧れ、何より男の子の愛らしきバカさ加減(いい意味で)に思わずニッコリ。 現在生活の忙しさやSNSでの度を越したイタズラ(炎上)とかを見るにつけ、今の時代が忘れたあるいは捨ててきた、彼らの無邪気で純粋なバカさ加減を感じる心の余裕が必要なのかもしれない。
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またの名をソラリス
「いいと悪い」が一番心に残った... 家族であれ友人であれ教師であれ、登場人物は誰に対しても皮肉的な表現をして会話する。 これが意外に心地よく哀しく美しいのである。
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またの名をソラリス
よくインターネットサイトの認証にあるAIでないことを証明する画面をタッチするタイプのテスト。これがちゃんとテストとして機能しており、AIが人間より遥かに合理的な決定をするならば、テスト合格→私はアホです、騙してくださいって言ってるようなものにならないだろうか... 洞窟の思考実験は面白かった。
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またの名をソラリス
ノーベル賞受賞者による水彩画に添えられた詩の本。 叙情的なものもあれば、年金を扱った詩もある。
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またの名をソラリス
ヒグチユウコさんの猫に癒される。 お母さん、想像以上に長いな(笑)
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またの名をソラリス
怖い。コロナ禍で対面でのコミュニケーションが制限されていた状況もあるが、分かりやすく目に見える人の光が当たる面ではなく表現で仄めかされる背後で笑う顔。 速度の速いメディアでは受け取る側に訴えるため時にけばけばしいほどの表現を必要とする。それに憧れる者もいれば妬む者もいる。
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またの名をソラリス
ヨーロッパは1900年ラテンアメリカでは1920年以降で建築の形が変わったように思えた(詳しくないので間違ってたらごめんなさい) それまでは見た目も客席も豪華!といった感じだが。 以降はシンプルに実用性が重視され2000年以降は建物として独創的か?が重要なようだ。 個人的には豪華なホールの方が演者もテンション上がるんじゃないかと思う。
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またの名をソラリス
古くから人間の生活に欠かせない素材の木。元々は木で作られていたものも現在ではプラスチックやアルミといった素材でできている。 一方でプラスチック製でありふれたものを木材にすると途端にこだわりの一品ぽくなり、人間って木材が本能的に好きなんじゃないかと思った。
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またの名をソラリス
フィレンツェを舞台にした女の子の人形とネズミとネコが贋作の絵を巡って争う物語。 最初は可愛らしいほのぼの童話なのなと思い、一点中盤から怪しい雰囲気が立ち込めラストはやや残酷ではある。 しかしまぁ物語とはいえダメ男に捕まってしまうものだなぁ。
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またの名をソラリス
気づかない日常の違和感。なぜこのような形なのか?そこには問題解決のアイデアがある。 ちょっとした風景も観察し、論理的に考えることで思いもよらない事が見出せる。 あとがきにあったサウンドエジュケーションにも興味が湧いた。
またの名をソラリス
2024/10/07 21:11

あと、画像ではわからないですが表紙の白部分はタイトル文字の一部を白くしたものです

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またの名をソラリス
シニカルで素敵な短編集。 こんな変な奴いるかよーとツッコミを入れたくなるような気もありつつ、案外心の中ではこういうこと思ってるのかも、と思うところもある。
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またの名をソラリス
ガンディーの聖人になる前のダメさ加減に救われると共に、カーネルサンダースの前向きさに応援される。 そしてサリヴァン先生の熱さに触れて、自分も何か誰かのために力を尽くせるかも...と私にしては珍しく前向きな気持ちになれた。
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またの名をソラリス
ヒヨドリって美しいなぁ...なんて思ってから家の周りの野鳥を注意して見るようになった今日この頃。 鳥の種類とか名前って知らなかったなと反省。 写真はとても美しいです。
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またの名をソラリス
はたして主人公は自分のニセモノをうまく作れるのだろうか!? ニセモノを通じて自分というものを考える絵本です。
またの名をソラリス
2024/10/07 06:55

見た目と性格などを定義してハードとソフトを作り上げればそれは精巧なニセモノなんだろうけど、完成品を見た時自分は「これが自分だ」って思えるのかなぁ

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またの名をソラリス
だめですよー、そんなに飲んだらー なんて聞かないんだろうなぁ... 「良酒あらば飲むべし、友来たらば飲むべし、のど渇きたらば飲むべし、もしくは渇く恐れあらば飲むべし、もしくはいかなる理由あるといえども飲むべし」 「酒の海から朝日が昇る」 全くどうしようもないなぁ(反省)
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またの名をソラリス
アメリカに移住した北京大学卒の女性による短編集。 どの短編でも「家族」がキーワードになっておりどんなに距離や考え方が違っても家族は強くまた煩わしくもある。 そして何より「母は肉体を与えるが、魂は共産党が与える」といった言葉。政治とはそこまで力があるものなのか...
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またの名をソラリス
擬態やウソをつくする生物について書かれた本。言われてみれば当たり前だが一言で擬態と言っても目的は異なる、 周りに溶け込んで身を守る 周りに溶け込んで狩りに有利となる 他の生物に擬態して危険を回避すると言った感じ、様々な問題に当たる時このような場合分けとかアイデアの分類が非常に役に立つ...って再確認。
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またの名をソラリス
1990年に書かれた小説で、15世紀の絵画に描かれたチェスの盤面から紡ぎ出される殺人事件... 殺人事件におけるチェスプレーヤーは誰なのか?そしてその背後にいる真のプレーヤーとは? 2020年ならば真のプレーヤーはさほど違和感ないがこれが1990年に書かれた小説であるという事が一番印象的である。
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またの名をソラリス
拉致被害者の蓮池氏による、伊藤博文暗殺の犯人である安重根が主人公の小説。 安重根が暗殺に踏み切った背景は「殺さなければいけないという意思」のみであったように思える。 日本人を殺した安重根の小説を訳した、北朝鮮によって拉致され人生を奪われた蓮池氏...過去の問題は簡単には解決できないのだろうが、お互いに歩み寄れる未来を信じたい。
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またの名をソラリス
日本は自転車に対する規制が緩いというよりもひたすら検討しているという印象。 生活に密接しているが対策は後手というよりアップデートする気がない...まさにタイトル通り「冷たい国」なんだろうな。
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またの名をソラリス
豪快で剛腕な女性ミス・カーリアと猫背のライモン、そしてカーリアの10日間だけの元夫マーヴィン・メイシーの物語。 カーリアとライモンがある種の異常な絆を結んでいたがそこにかつての夫が出所して怒りに身を任せて戻ってくる... ライモンのキャラクターが天使でも悪魔でもないような存在として描かれておりそれが周囲の人間関係を破綻させてゆく。 カーリアはなんか可哀想ではある。
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またの名をソラリス
意思がなければ読書できない、感じる心がなければ読書するに値しない... いわゆる「タフ」の部分が注目されがちですが(私も気になってましたが...)それ以外のストーリーや翻訳の妙もあり読みやすかったとは思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/04/03(970日経過)
記録初日
2022/03/30(974日経過)
読んだ本
352冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
112746ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
200件(投稿率56.8%)
本棚
1棚
自己紹介

古本屋巡りが生活の一部になりつつあります。
偶然の本との出会いを大切に等身大と背伸び(いい言葉ですね)の自分を感じながら本と対話してゆきたいです。

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