どの章も死にまつわる話。偏見や差別や他人の価値観を軽んじるなど、人間の嫌な部分が痛々しく描かれる場面もあるけれど、死が身近でない現代だからこそ、たまに読み返して身の回りの人や亡くなった親族などに心を寄せたくなるそんな一冊だった。

子どものためにたくさん読み聞かせしてきたけれど、まどまだ知らない名作が知れたので良かった。学年別のおすすめがわかりやすかったです。本屋さんや図書館へ足を運び、手に取りたい作品が増えました。

子どもの頃から大好きだったわかったさんの新作…！かわいい登場人物たちに癒される…小2の娘と一緒に楽しめました。同じものを同じ温度で楽しめるって感慨深いなあ…

全体的に暗く、内容が難しく感じた。ただ、現代社会は監視社会で我々が知るところでは拷問や強制される思想はないと認識しているが、支配者は上手くコントロールしているだけで、我々が気付いてないだけなのかもしれない…

わかりやすく世界の不思議を学べる本。小学4年生の息子と色々話しながら楽しく読めました♪都市伝説的な不思議にもっと興味がでました。

「この世にたやすい仕事はない」が面白かったので同じ著者さんのを手に取った。細切れに住宅地の住民に切替わるが、住民側からの呼び名は名字だし、家族目線だと下の名だし、理解するのに時間を要した。もう途中から諦めて話しの進み方からあぁここの息子の話ね、と後追いで理解しながらなんとか読了。文体自体は読みやすいのだが全体としては何とか読めた感じ。もう一作品津村さんのを図書館から借りてるので、そちらは読みやすかったらいいな…

世にも奇妙な物語的な話しかと思って手に取ってみた。あと新しい作家さんの新規開拓も兼ねて。最後まで意味がわからなかった話もあったが全体的に読みやすく2日ほどで読了。「とわの家の女」が良かった。

スマホの中毒性をわかりやすく説いた本。 頭ではわかっているつもりだったけど、改めて解説されるとスッキリした部分があった。 テクノロジーが人間に添うのではなく、人間がテクノロジーについて行こうとしているから精神を病む。紙の本と向き合う時間をできる限りとっているが、スマホの中毒性に負ける時も多々。スマホに支配されないように生きたい。

どの章も死にまつわる話。偏見や差別や他人の価値観を軽んじるなど、人間の嫌な部分が痛々しく描かれる場面もあるけれど、死が身近でない現代だからこそ、たまに読み返して身の回りの人や亡くなった親族などに心を寄せたくなるそんな一冊だった。

読書すると読み終えた達成感と、自分の人生じゃない他の世界、価値観を感じられて好きです。確かにSNSは情報を「消費」していると感じる。一つのことについて専門的に知りたいなら8割方内容覚えられなくてもいいや！と思って20冊はその分野を読むと良いなど、一冊にこだわってた概念が覆った。大事なことは何度も出てくるだろうし、自分にしっくりくる、理解できる文章に出会えそう。紹介されていた名著と言われる本も読みたくなった。

大好きな石黒亜矢子さんの描く妖怪たち😊 妖怪だけど怖くない。可愛くて癒される。

6章の中からどれからでも読んでよいというのが気になって読んでみた。各章で登場人物が主人公になったり脇役としてでてきたりする。それぞれの章としては面白かった。ただ、時系列などがバラバラになるので、さっきの章では若かったけどこっちでは…なのね、と遡るときに反転文字なので戻りにくかった。

冒頭から読みやすく、中盤からは最後まであっという間に読んでしまった。人の芝は青く見えるが、自分から見える他人なんてほんの一部なんだなあと再確認させられた。自分の足りないところを脇に置いて、相手の足りないところが許せない(金銭感覚や論理感)のもまた、自分の価値観の押し付けだよなあと感じた。どちらが悪いかではなく、それぞれ何に価値を置いてるか。登場人物の心理描写がそれぞれ複雑で面白かった。