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ぽんず
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2人の人間は透明な膜に覆われていて、お互いの思考も姿も見えないのだと思う。ずっと交わらない中で、お互いの見える部分に驕り、相手の心も己も正確に知覚する事が出来ないのだろう。相手を求めても、観察していても、お互いの本質を見抜けぬままま、孤独に帰り、しかしぽっかり空いた空白を埋めたくて相手を求める。自分の本質的な欲求が理解できぬまま、大切なピースを捨てたのだろう。『正確に知覚する』ことの意味を主人公は本当に理解したのだろうか。果たしてこれは、悲しいだけの結末だったのだろうか。
0255文字
ぽんず
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40年ほども前の本なのに、現代人の心を俯瞰するような内容に驚いた。寄り添うような文章がスルスルと自分の中に染み渡る気がした。自己嫌悪、劣等感、虚栄心、嫉妬心など、やり場がなく困る人には是非オススメしたい。そして、全ての項を読んだ後のエピローグは心に深く残り、何度でも取り出して眺めたくなるものとなった。
0255文字
ぽんず
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サンシャイン水族館で見た淡水魚を思い出す。焦点の合ってるのかわからない瞳、薄暗い水の中、大きな体がゆっくりと揺蕩う。怖くて近寄れず、背筋が冷えた記憶がある。この作品は人間の心理に住み込んでいるその魚達を盗み見しているのだと思う。解けきれない謎は、彼らの水槽の全てを覗けないことと同じように、ありのまま切り取り想像する他ない。個人的にはとても解釈が難しいです。また読みたいかと言うと、淡水魚コーナーが苦手なので悩ましいです。
0255文字
ぽんず
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読んでいると、胸の真ん中をキリキリと締め付けるような黒い蔦が這う感覚に陥る。終わりに近づくにつれてその蔦も頑丈に育っていき、本を閉じるときには育ち切り動けなくなっている。背筋がスッと冷え切ってしまう。しかし、真っ暗な先の見えない長い廊下を踏み出すように、再度ぺージをめくってしまう。そんな本。夏に出会ったからか、同じ季節にまた読みたくなります。
0255文字
ぽんず
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ハード版ではあった一節が大好きだったが、文庫版では無くなっていた記憶です。私の中では何よりも、あそここそがジェネラルルージュだったのに。
0255文字
ぽんず
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人間と人間が理解しあえるものではない。主人公の周りは下品で鬱陶しい人間ばかりに感じるが、では彼女は鏡なのか光なのか闇なのか。一瞬でも、生きたいと、死にたいと思うことは、非難されるものなのだろうか。緩やかに後戻りできなくなっていく。ただ主人公達は幸せであったと願うばかりである。あまりに引っ張られるので、ネガティブな時は読んだらダメだなぁと思いつつ、その瞬間を楽しみたくなる本です。魅入られたら戻ってこれないかも。
0255文字
ぽんず
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暇つぶしに悪くない。文体は珍しいものの、内容は後出しジャンケン感が否めない。文章を楽しむものではなく、結末を知るために読むもの。一番気に入っている部分は、男性側の嫌らしいねっとりとした執着感がまとわりつくように表現されている部分である。現実にこういうメッセージ送る人はいてガチで怖いです。その再現度が高いので、再読はないです。
0255文字

読んだ本
7

読んでる本
2

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/07(1056日経過)
記録初日
2022/06/07(1056日経過)
読んだ本
7冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
1158ページ(1日平均1ページ)
感想・レビュー
7件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

ひとりざけ、ひとり焼肉、ひとり寿司のお供に
こわい話は苦手です
楽しく読書ができますように

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