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2024年10月の読書メーターまとめ

くろ
読んだ本
10
読んだページ
2364ページ
感想・レビュー
10
ナイス
154ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • ジャスミン
  • やす

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くろ
読みやすく成瀬が魅力的だとは感じたが、期待が大きすぎたのか、評判ほどではないかなと感じた。 ただそう感じたにもかかわらず、続編は読みたいと思っている。 成瀬がどう成長し、どんな大人になるのか気になって仕方がない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

くろ
ネタバレ著者の考えや意見は優しさがあって好きだが、テーマの幅が広すぎて心理・精神医学系の情報を寄せ集めた内容になっているように思う。 どこかで読んだことのある内容だなあと感じることが多く、歪みを解消するためのアプローチも特に驚きはなかった。 大枠でまとめようとはせず、1作目のように、少年院での経験や事例を中心に考えをまとめていく方が分かりやすいし、 驚きや気付きも多いのではないかと思った。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレイラストがあり、文章量も少なく子どもでも読みやすい。 自然の中に潜み、盲点となっている危険性を確認できる。 子どもが溺れた場合に助けに行かないという対応が一番悩ましい。 事前の準備と危険性の周知が重要だと感じた。 前作、アウトドア事例集と重複する内容が多い。 子どもを狙った犯罪などの事例も期待したが、なかったのが残念。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレ軽妙な語り口で飽きずに読めるし、高校生の視点ということで新鮮な発見や驚きがあって面白い。 本書で語られるのはインドの一部だろうが、料理、学校、職業、動物、ストリートチルドレンなど、日本での生活とは全く違うインドの日常を感じることができる。 カーストや学歴と同じくらい「肌色で結婚相手にふさわしいかどうかが判断されてしまう」というのは知らなかった。 常識や普通という言葉の範囲を考えたり、何不自由なく暮らしていることを負い目のように感じたり、自分もこういうこと考えていたなという懐かしい感覚を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
胎内記憶を持つ子どもが話す内容を描いた絵本。 胎内の光景や胎内にいた時に外から聞こえた話を覚えているといった内容かと思ったら、母親の胎内に宿る前の記憶があったりと、かなり不思議な内容。 本書のように子どもにしか認識できない世界があったら素敵だなと思う。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレ心温まる素晴らしい作品。 ナオミはサード・キッチンという安らげる居場所を見つけて、抱えていた孤独、劣等感、怒りを信頼できる人間との融和の中で溶かしていく。 特にテレンス、アンドレア、ジウンと個別で話すシーンは、読んでいて温かい気持ちになった。 ナオミが「出口のない暗闇を歩き続けるような、そんな無謀で絶望的なこと」と表現していた、「考え続ける」という選択をしたのは印象的だった。 1998年を舞台に選んだのは、著者の留学期間と合わせたのだろうか。分断や対立が進む現代版アメリカのサード・キッチンが読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
読みやすく成瀬が魅力的だとは感じたが、期待が大きすぎたのか、評判ほどではないかなと感じた。 ただそう感じたにもかかわらず、続編は読みたいと思っている。 成瀬がどう成長し、どんな大人になるのか気になって仕方がない。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレ面白くて夢中になって読んだ。序盤こそこんな世界になり得るだろうか、とどこか入り込めなかったが、大災禍を経た虐殺器官の未来と考えると、本作のように振り切れた世界になってもおかしくないと思えてくる。キアンの死について糾弾されたとき、ミァハは「そうなのかな」と他人事のような返答をするが、これは意識が消失した状態でキアンとやり取りしていたということだろうか。意識は「脳が獲得したに過ぎない継ぎ接ぎの一部」という見方には、自分が意識をどこか不変的なものとして捉えていたことに気づかされた。様々なアイデアで満ち溢れた傑作
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ガリレオ以降の物理学の面白い箇所の概要がきれいにまとまっていて、とてもわかりやすい。 実際の物理学者がそれぞれの理論に対してどういう捉え方をしているかの解説がとても参考になった。 深く理解していこうとすると数学の知識などが必要になってくるけど、数式が登場しない本書の内容だけでも様々なアイデアで溢れ、想像力が掻き立てられて夢中になれる。 「量子重力理論」は自分が死ぬまでに何とか構築してもらって、概要だけでも知って逝きたい。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレ路上生活について、実際に生活してみないとわからない情報が多く、とても興味深い内容だった。 ホームレスは困窮してひもじい思いをしていると思っていたが、現状は全く違い驚いた。 「ホームレスという呼び方もそのうち変わるんじゃないかな」という意見に納得できるほど、自分の認識と実状には乖離があった。 読み終わり、「恵まれた国」という著者と同じ印象を抱いた。 ただ、「恵まれた国」だからこそ、自己責任を追及する空気がなくならないのだろうなとも思った。 ホームレスの生き方や考え方は様々。 黒綿棒が面白すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
くろ
ネタバレ本作では「感情移入能力」が人間らしさを判定する指標として用いられるが、能力有無をどう判定するか、能力有無により行動や考え方がどう違うかなど、著者の様々なアイデアが盛り込まれていて面白い。 そういうアイデアやSF的な世界観だけで十分楽しめたが、マーサーに関わる描写など解釈に困る箇所がいくつかあり、どこかスッキリしないまま一旦読了。 訳者のあとがきを読むと、不明瞭だったものが鮮明となり、物語が違う見え方になる。 自分と同じくこの著者の作品を初めて読む場合は、あとがきまで読んだ方が良い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/07(903日経過)
記録初日
2020/08/12(1567日経過)
読んだ本
395冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
119729ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
100件(投稿率25.3%)
本棚
0棚
性別
年齢
33歳
自己紹介

人生の中で本を読むという幸福な時間をできるだけ確保したい。

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