槍による命がけの勝負を行っていたハズなのに、いつしか「舞」に昇華していく流れにも、何故か不自然さを感じない。異なるものの境界線にグラデーションをつけて、曖昧なものは曖昧なまま、印象派的に表現する力が凄い。その一方で「雪の多い国だから派手な色の民族衣装」といった細かな設定が、とてもロジカルで現実的なので、ファンタジー世界であることを忘れさせる。各キャラの言葉選び・リアクション・気配りの違いが、それぞれの性格を際立たせ、強い共感や嫌悪感を抱かせる。それでいて文章そのものは平易で読み易い、本当に上手い。

本日まさにBRICS首脳会議が開催されている。プーチン・習近平・モディ氏がBRICSの中心人物で、人口で言えば世界の45%（G7はわずか10%）を占める多数派。豊富な食料やエネルギーを持つ国が多く、連携して脱欧米・脱ドルを推進することが確認された。日本メディアの垂れ流す嘘と世界の実態はまるで違う。本書は石田さんと宇山さんの対談形式。世界を飛び回ってリアルな政治・経済の実態を知る２人、各地域ごとの最新情報がわかりやすくまとめられている良書。イスラエル・ハマス戦争の背景についても大変わかりやすい。

槍による命がけの勝負を行っていたハズなのに、いつしか「舞」に昇華していく流れにも、何故か不自然さを感じない。異なるものの境界線にグラデーションをつけて、曖昧なものは曖昧なまま、印象派的に表現する力が凄い。その一方で「雪の多い国だから派手な色の民族衣装」といった細かな設定が、とてもロジカルで現実的なので、ファンタジー世界であることを忘れさせる。各キャラの言葉選び・リアクション・気配りの違いが、それぞれの性格を際立たせ、強い共感や嫌悪感を抱かせる。それでいて文章そのものは平易で読み易い、本当に上手い。

日本で一番ワクチンを販売している明治ファルマ、その社員の中にもコロナワクチンの被害者がいる。mRNAワクチンの危険性に気づいた「現役社員たち」が共同執筆した本。専門的な知見をわかりやすく解説し、自社製品への警鐘を鳴らす。「経営陣の皆さん、利益確保が大切なのは分かりますが、もっと命を大切に考えて下さい」と切実に訴える。これまで誇りを持って働いてきた企業が闇落ち、同僚の死亡さえ無視して利益を追求しようとするいま、彼らは在職しながら本作を発表し、同じ会社の仲間や経営陣に必死の問題提起をしている。