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ネタバレ出発地点から5年という期間を経て到着地点に至る、後半の種明かしになってくると鳥肌が立った。犬と暮らしたいと思った。

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ネタバレ読む前に勝手に、静かな落ち着いた話を想像していた。海を見ながら老人が余生を味わい、哲学的なことを述べていくというような。全然違った、ガチガチのバトルものだった。熱い。

老人と海 (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-3)アーネストヘミングウェイ

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あらすじ・内容

ナイス ★6

コメント(0)2024/01/08

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ホラーが苦手で避けていたが、もっと早くはまってもよかったと思った。とにかくエンターテイメントだった! 陰陽師、サイコメトラー、武闘派刑事、機転の効く助手、謎の記憶を持つ主人公の5人が奇妙な事件を解決する、能力者もの。楽しかったです。

文庫版姑獲鳥の夏 (講談社文庫き 39-1)京極夏彦

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あらすじ・内容

ナイス ★14

コメント(0)2023/12/31

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読んでいる途中から、自分もまさに時間どろぼうに支配されているなと思い、スマホと時計を視界に入らないようにした。児童向けとは思えないくらい考えさせられました。

モモ (岩波少年文庫(127))ミヒャエル・エンデ

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あらすじ・内容

ナイス ★27

コメント(0)2023/12/28

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登場人物一覧が本の途中にあることに気づかず、ググりながら読んだ。最初に載せてほしかったけど、そうすると歴史ものでもネタバレになるのかなあ。身分が高い人が没落していくのは斜陽に近いものを感じた。語り手の鴨長明いじりで爆笑してしまった。

右大臣実朝他一篇 (岩波文庫緑90-7)太宰治

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あらすじ・内容

ナイス ★8

コメント(0)2023/12/24

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ネタバレ男が女に執着し、滅びていくお話。ダサくてどこか気高い。途中からトムのクズっぷりがすごくて、これトムをネタとして見るお話なのではと思った。主人公もギャツビーとディズィ引き合わせてああなったのに罪悪感抱いてない感じだし、登場人物が結構みんな性格ひどいので、ギャツビーの元恋人に焦がれる純粋さがより際立つ。野崎孝訳について、フラニーとゾーイーは最高だったけどこちらはちょっと難しかった… Kindleで小川高義訳を見つけたので再読したい。チバユウスケは誰が訳したの好きだったんだろう…

グレート・ギャツビーフランシススコットフィツジェラルド

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ナイス ★5

コメント(0)2023/12/09

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国も身分も違う者同士が、精神のどこかで交わる。国同士の理不尽なやり取りのさなか、登場人物たちは深く各々の生を語り合う。支配される側の教えや嫌味、支配する側の自省などを通して、友を超えた繋がりになる。この熱さは熱源を読んだときにも感じた、たぶん川越先生の人生のテーマなんだと思う。ところどころ泣きそうになった、最高でした。

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ネタバレホールデン！何十年ぶりだろう。久しぶりにホールデンに会えた気分です。久しぶりにホールデンが見れて、自分を抑えられないあの感じもスペンサー先生を煽っていくのも懐かしくて涙が止まりませんでした。これだこれだ、高校の頃はまってたホールデンだ。ただ、途中で悲しすぎて本を閉じようかとすら思いました。ドラえもんやクレしんの都市伝説みたときの感覚に近かったです。サリンジャーは何度もライ麦の続編を書こうとして、戦争の記憶がフラッシュバックして大変だったそう。いまは早くライ麦を読み返したい、ホールデンに会いたいよ。