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2024年5月の読書メーターまとめ

ちーちゃん
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感想・レビュー
16
ナイス
3672ナイス

2024年5月に読んだ本
16

2024年5月のお気に入り登録
17

  • りょー
  • 伊江後 悠
  • dove
  • kokemaro
  • yu
  • とある
  • かぷち
  • YN
  • たま
  • yuukihideyasu
  • 梅子
  • めげごん
  • GTR
  • メロン
  • 無題
  • かずさ
  • ギズモ

2024年5月のお気に入られ登録
16

  • dove
  • 伊江後 悠
  • りょー
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちーちゃん
ネタバレ子を想う母親の心情が赤裸々に描かれていました。息子を事故で亡くした母親・不倫相手が殺害された日から行方不明になった息子の母親・結婚まで考えていた男が娘に性的虐待をしていたと知った母親。子を想う余り狂気に駆り立てられる母親に恐怖と共に同情の気持ちが湧きました。母親を交際相手に殺されるという壮絶な過去を抱えながらも、黙々と疑問点を紐解いていく三ツ矢刑事が魅力的です。事件の真相は後味が良く無く、水野一家を崩壊させた大樹には嫌悪感しか湧かず、息子の邪悪な一面を知らない為に精神が壊れたいづみに哀れみを感じました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ちーちゃん

待ちに待った続編の翻訳❗️続編の存在は知っていたけど翻訳されるかは分からなかったので嬉しいです☺️

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
16

ちーちゃん
ネタバレ深夜のコンビニでアルバイトをする元ホームレスで記憶喪失の独孤。家庭面や仕事面で問題を抱えた人達が独孤と出会い、自分の欠点を直し立ち直っていくヒューマンドラマでした。聖人君子の様な独孤も記憶喪失前は彼が救ってきた人間のように利己的で家庭が崩壊しており、彼が夜間アルバイトをしたコンビニでの人間関係を通して救われた事が明かされます。欠点が全く見えず癒しの白熊のような独孤だったのに、最終話で突然明かされる結構暗い過去に正直戸惑いました。本作の魅力は独孤の存在に尽きると思います。続編でも独孤に登場して欲しいです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ前作で明かされなかった火石の顔の傷の背景が分かりました。今作も、刑務官と受刑者の人間味溢れる交流が素敵です。今作の火石も、前作並みに目から鼻へ抜けるかのような賢さでファインプレーを見せるので、読み応えがタップリです。最後の展開で、火石があまりに過酷な境遇から精神を病みキャリア街道から退いてしまったのは不憫極まりなかったです。火石の姪も同じくらい可哀想ですが、今作あっての前作の活躍だと考えると感慨深いものがありました。個人的には引きこもりから立ち直った芦立の息子のその後が知りたいです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ育休明けに捜査一課に戻れるか危ぶまれる中、「育児をしつつもちゃんと捜査一課の刑事として活躍出来ますよ」と実績を残して捜査一課に返り咲く為、育休を取りつつ事件を解決していきます。本作は捜査一課の刑事が育休を取ることに対する風当たりの強さが語られていました。また前作は係長に良いように使われている感のあった秋月刑事ですが、本作は捜査一課に復職出来るように実績をあげる為と理由があっての捜査への参加だったため、良い方向転換だったと思います。相変わらず育児をする者ならではの着眼点で事件を解決していくのが良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ育休中の刑事が育児の最中に何故か捜査に駆り出されて事件を解決していく話です。ミルクやオムツ替え等の育児の豆知識が本文中に頻繁に出てきて、育児の経験のある人や育児中の人は共感する事も多いのではないでしょうか。男性が育児をする事に対する偏見に苦労している姿も度々描かれています。蓮くんが非常に可愛らしく、お姉さんのキャラはかなり強烈で存在感が抜群でした。秋月夫妻も仲が良くて素敵です。ミステリとしても赤ちゃんの成長物語としても楽しめます。所々にある脚注も豆知識が豊富で、作者が良い意味でふざけていて面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ子を想う母親の心情が赤裸々に描かれていました。息子を事故で亡くした母親・不倫相手が殺害された日から行方不明になった息子の母親・結婚まで考えていた男が娘に性的虐待をしていたと知った母親。子を想う余り狂気に駆り立てられる母親に恐怖と共に同情の気持ちが湧きました。母親を交際相手に殺されるという壮絶な過去を抱えながらも、黙々と疑問点を紐解いていく三ツ矢刑事が魅力的です。事件の真相は後味が良く無く、水野一家を崩壊させた大樹には嫌悪感しか湧かず、息子の邪悪な一面を知らない為に精神が壊れたいづみに哀れみを感じました。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ登場人物全員が死者で記憶喪失というかなり特殊な設定です。死んでから天国屋敷に集った死者6人が、自分達を殺したのが誰か&天国屋敷がどの様な屋敷か等を推理していくストーリーです。コミカルなタッチで会話文が多いので直ぐに読み切れます。天国屋敷の設定が何かと都合が良くて何でも有りな感じですが、殺されているのに全員やけに明るくて天国ライフに馴染んでいるので、変に空気が重くならずに済んで読み易かったです。殺人の動機が酷すぎ&犯人のエゴが強いのにラストの犯人が犯した罪に見合わない程の待遇の良さで、少しモヤモヤしました。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ新米の家庭裁判所調査官の大地が窃盗、ストーカー、離婚、モラハラ、親権争いの5つの事案の調査を行う話です。抱えている案件に真剣に取り組むあまり悩み葛藤する大地を上司・先輩・同期達が支えてあげて、大地が調査官として成長していく姿は微笑ましかったです。人の本当の姿を見極めるのは難しいと感じました。1番印象に残った話は「迷う者」。個人的には身勝手で不倫履歴を持つ母親より、血が繋がっていなくても器が広く人間の出来た父親に親権が渡った方が良い気がしますが、息子の立場に立った場合そうとも言い切れないのが遣る瀬無いです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ18歳の息子が殺人を犯した日を境に、どんどん過去に遡っていくジェン。自分以外は当然の事ながら未来の事を覚えていないという孤立状態の中、犯罪者となる運命から息子を救う為に1回目とは違う行動をとる事でそれまで知り得なかった家族の秘密をジェンは発見していきます。合間合間には警察官・ライアンのストーリーが介入し、ライアンのストーリーがどの様にジェンのストーリーに関わってくるのかと読者を惹きつけます。ジェンがどんな状況に陥っても息子・トッドと夫・ケリーへの深い愛情を持ち続けるので、その直向きさに好印象を抱きました。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ水商売、ナニー、アパレル店員、クリーニング、保育士、賄い、介護系の仕事等「シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)」に就いている女性達の職業生活が描かれています。自分の仕事を低く見られた時の悔しさ、雇用主や顧客からの失礼な態度に耐えなければならないキツさ、イギリスにおける上流階級・中流階級・労働者階級間の差別等、シット・ジョブの問題点が赤裸々に描かれています。作者による職業観が至る所に綴られている事からエッセイのように読む事も出来ます。自分が就いた事のない職種の経験談を読んでいるようで面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ航海中の豪華客船で2カ月前に失踪した少女が突如として姿を現し、失踪した2カ月間に少女に何があったのかを、5年前に同じ豪華客船で妻子が失踪した過去を持つ囮捜査官が捜査するというストーリーです。マルティンが体を張って捜査をするので痛々しい描写が多かったです。1章ごとの長さが短くアクションシーンも多いので、飽きる事無く読めます。事件の真相は胸糞悪くて、サイコパスな人達のせいで貴重な5年間を奪われたマルティンが不憫極まりないですが、大切な存在を取り戻せたのだからこれからは幸せに過ごして欲しいです。一気読みでした。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ今回は前作で別れた元夫が登場します。今もお互いの事を結構思い遣っているのに、今回の事件がキッカケでまたギクシャクした関係になってしまうのでしょうか?恐らくカペスタンは妊娠していると予想されるので、ポールとの関係は次作でも描写されると期待しています。特別班は新たなメンバーも加わり、お互い和気藹々していて微笑ましかったです。ビュロンはカペスタンの実力を評価している為、前作の様に「特別班はお荷物扱いで四面楚歌」という感じにはならずに安心していました。個性的なキャラクターの活躍で読み応えのある作品となっています。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレパリ警視庁内のクビに出来ない問題児達を集めた特別班。そんな彼らが2つの未解決事件を捜査していきます。過剰防衛で犯人を射殺、関わった人が次々と不幸になった事から死神扱い、アルコール依存症、ギャンブル狂、スピード狂、警察の内部ネタで大人気の警部兼作家等、メンバーの個性が強烈で飽きる事無く読み進める事が出来ました。最初はボロボロだった仕事部屋がリフォームで徐々に豪華でアットホームな空間になっていくのは面白かったです。閑職に追いやられたにも関わらず不貞腐れずに事件に取り組む特別班のメンバー達に好感が持てました。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
一般的に「ユダヤ人=ホロコーストやポグロムで虐げられた民族」というイメージが強いと思います。その為「ユダヤ人」と聞いただけで同情する方も多いと思います。確かにホロコーストやポグロムで沢山のユダヤ人が虐殺されたのは筆舌に尽くしがたい惨劇ですが、シオニズム支持者のユダヤ人が「ホロコーストの犠牲となった悲劇のユダヤ人」というイメージを利用して、現在に至るまでパレスチナ人を迫害している事実はもっと周知されるべきだと思います。(しかも「カナンは神からユダヤ人に約束された土地だから」という神話レベルの理由で。)
ちーちゃん
2024/05/03 15:05

暴力的なエピソードが大半で読むのが辛いですが、パレスチナ問題が悪化していく背景に「イスラエルに住む多くのユダヤ人が占領地でパレスチナ人が受けている迫害や虐殺を知ろうとせず、パレスチナ人の抵抗運動を受ける度に理不尽なテロ行為に遭ったと誤解をするため占領政策を支持する」事が一因とされています。また、アメリカ(=国連安保理の常任理事国)の殆どの連邦議員が政治的影響力の強いユダヤ・ロビー団体に媚びへつらいまくりで、イスラエルの政策に全面支持の腐敗し切った態度を取っている点もパレスチナの事態を悪化させています。

ちーちゃん
2024/05/03 15:05

ホロコーストの時は、国際社会のユダヤ人の惨状への無関心が大量殺人を可能にしたと言われています。パレスチナで今どの様な惨劇が起きているのかを知ろうとする・関心を持つ事が何よりも大切な事だと実感しました。

が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレエリザベス女王の人生を、彼女のワードローブを紹介しつつ綴った絵本です。沢山の服装のイラストが載っています。写真は一切使われていませんが、可愛い絵が目を楽しませてくれます。群衆に混じっても存在感を放てるようにワンカラースタイルを取り入れる・訪問国の国旗カラーで服をコーディネートする・配給券でウェディングドレスを作る等、服装選びの段階で女王が様々なご配慮をされていた事が伝わってきました。絵本の挿し絵と実際の写真を比較するとより楽しめそうです。表紙にも描かれている動物がコーギーだった事に今更気付きました。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレイラク戦争に派兵された5人の兵士とその家族を中心に、戦争が引き起こすPTSDに苦しみ続ける人々の姿を描写しています。地獄の様な日々を味わうのは帰還兵だけでなく、帰還兵からのDVやモラハラを受ける家族もそうなので、まるで生き地獄を見るようです。何とか回復したいと治療プログラムを受ける兵士、サバイバーズ・ギルトに苛まれる兵士、帰還後に人格が変わり果てた夫による暴力で家庭崩壊寸前の所を必死に踏み止まっている妻、最愛の夫が戦死した事実をなかなか受け入れられない妻等、胸が潰れるような思いがする場面が沢山出てきます。
が「ナイス!」と言っています。
ちーちゃん
ネタバレ前作はパレスチナ問題がメインでしたが、今回はアラブの春とイスラム国が主に取り上げられていました。アラブの春では、チュニジアやエジプトで若者達がインターネットを駆使して反政府デモを引き起こし、腐敗した長期独裁政権を打ち倒した話が印象的でした。(エジプトは後に軍政に戻りましたが。)独裁政権を打倒しても思っていた通りに民主化に至らず、絶望した一部の若者達がイスラム国に参加したと知り、負のスパイラルに陥っていたのだと思いました。2015年刊行の為情報は古かったものの、挿し絵付きの解説が分かり易くて良かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/07/26(701日経過)
記録初日
2023/02/12(500日経過)
読んだ本
259冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
86919ページ(1日平均173ページ)
感想・レビュー
259件(投稿率100.0%)
本棚
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自己紹介

ミステリーを主に読みます。
国内、海外問わず面白そうな作品を読みます!
最近はノンフィクションも読むようになりました。

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