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2024年6月の読書メーターまとめ

jimjin
読んだ本
8
読んだページ
2363ページ
感想・レビュー
8
ナイス
891ナイス

2024年6月に読んだ本
8

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

jimjin
ネタバレ「存在のすべてを」がよかったので、手に取った作品だ。自分の声が犯罪に使われていたことを知ったら、どう思うのか?31年前という昔の事件であるが、どんな気持ちになるのか?それと同時にその事件を調べ始める記者。今まで未解決だった事件が、急に紐がほどけ始める。取材をしていく過程で、少しずつ見えてくる犯罪の真相。本当にあのグリコ・森永事件の真相はこれなんじゃないかと思うくらい、よく書かれている。手にとってあたりだった。次の塩田作品は、どれに手を出すか、追いかける作者に出会えて幸せなことだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
8

jimjin
ネタバレ「月の扉」で名推理を行った座間味くんの推理である。短編小説のため、どこからでも読むことができる。大迫警視正と座間味くんの飲み会に、科学警察研究所の津久井さんが事件を持ち込む。その事件のストーリーを聞いただけで、座間味くんが座間味くんらしく鋭い角度で、事件を分析していく。座間味くんより先に自分がたどり着きたいが、どれも勝つことはできなかった。さすが、あの月の扉の事件で活躍した座間味くんである。まだまだ、座間味くんシリーズは続くので、次こそは、先に真相にたどり着きたいものである。
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jimjin
ネタバレ自分もなんとなく疲れているときに、甘いものを食べたくなる。特に、あんこが好き。特に、石川県の中田屋のきんつばが大好きだなあ。きんつばを割ると、小豆がツヤツヤとしていて、なんとも言えない。 いろいろうまくいかないことはあるよね。そっと背中を押してくれる甘いものがあるのって幸せなことだよね。吉成製菓という小さな和菓子屋さんで生まれる話。「こまどりのうた」というお菓子の他にたくさんのお菓子が、みんなの心を支えていく。そんな温かい話。
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jimjin
ネタバレ「私たちは皆、惑いの星の住人だ。完全な人間なんて、一人もいない。それぞれの隠れ家でささやかに自らを癒やしつつも、ときに恐ろしいほど無慈悲になる世界と対峙していかなければならない。でもだからこそ、支え合うこともできるかもしれなかった。」自分にとっては、読書することであったり、コーヒーの自家焙煎だったり、公園読書だったり、知り合いと憂さ晴らししたりかな~。様々な隠れ家が出てきたけど行きたいのは、「国際子ども図書館」です。さぁ明日から仕事。ささやかな癒しに本でした。マカン・マランに近い感じ。癒されちゃって。
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jimjin
ネタバレソル549。デイ687。こんなにも長い間生き抜いたマーク・ワトニー。火星版ロビンソンクルーソーだね。しかし、すぐそこに死の世界がある。EVAスーツを着ないと生きていけない世界がある。地球との交信がまたできなくなっても、MAVを目指して、仲間の待つ宇宙に向かって、頑張り続けるワトニー。ソル200 以上かけて、MAVに移動するためにローバーとトレーラーを改造し、ソル60 ぐらいかけてMAVに移動する。その間も、ずっと一人だ。彼の精神力の強さ、豊富なアイデア。ちょっとのことで、諦めちゃいけない。まだやれる。
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jimjin
火星に一人取り残されたマーク・ワトニー。映画「オデッセイ」を見てから、本を手に取った。伊与原新氏の「宙わたる教室」の中に、火星探査機オポチュニティーの話が出てくる。その中で、オポチュニティーの轍がずっと寂しく続いている写真を見て、悲しくなってしまった。でも、マーク・ワトニーがローバーでつけた轍は、生に、未来に続く轍となっていることだろう。映画では、通信機を取るために、前の探査機のところに行く場面が、サラリと描かれているが、本だと大変なことが伝わった。さあ、後半は地球とタッグを組んでの救出劇、楽しみである。
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jimjin
ネタバレ梟シリーズ第二弾、やはり順番通り読めばよかった。先に第3弾読んでしまって失敗😓でも、梟らしい場面が散りばめられており、ちょっとホッとした。そこに新たな敵「狗」の一族。そして、一族を襲う奇病「シラカミ」そのシラカミを防ぐ井戸の水が枯れてしまった。そして、競技の遺伝子ドーピングが絡んでくるハイパー・ウラマという新競技。梟の一族のツキとして、史奈は、どのように動いていくのか?いろいろなものが絡み合っていくけど、最初に東京タワーを登るように、梟の能力を活かして、忍びのように活躍してくれると嬉しいのですが😅
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jimjin
ネタバレなんとなくしっとりとしたお話だった。「つぶれた先端が、歪な短い翅のようにひろがった弾頭は、何度も羽化を試みては失敗し、ついに生まれ変わることのできなかった小さな蛹にみえた。」みんないろいろな意味で一生懸命なんだろう。しかし、上手くいかないこともある。赤い追憶のつづきを読むことができてよかった。最後に明るい気分にしてくれた。オレンジ色のキャップも戻り、また、エリ沢泉に出会うことができるだろう。次は、どんな事件に出会うのか?どんな虫を探しに行くのか?楽しみに待っていようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
jimjin
ネタバレ「存在のすべてを」がよかったので、手に取った作品だ。自分の声が犯罪に使われていたことを知ったら、どう思うのか?31年前という昔の事件であるが、どんな気持ちになるのか?それと同時にその事件を調べ始める記者。今まで未解決だった事件が、急に紐がほどけ始める。取材をしていく過程で、少しずつ見えてくる犯罪の真相。本当にあのグリコ・森永事件の真相はこれなんじゃないかと思うくらい、よく書かれている。手にとってあたりだった。次の塩田作品は、どれに手を出すか、追いかける作者に出会えて幸せなことだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/02(665日経過)
記録初日
2022/10/02(665日経過)
読んだ本
249冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
82353ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
172件(投稿率69.1%)
本棚
0棚
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