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2024年3月の読書メーターまとめ

クァベギ
読んだ本
6
読んだページ
1846ページ
感想・レビュー
3
ナイス
10ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入り登録
1

  • Sachiko

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

クァベギ
旅先(外国)での朝食は、食にオープンな人でも保守的になりがち、という指摘にうなずく。機内食の朝食で出されるオムレツが苦手というヤマザキさん、私も同じです(前作『パスタ嫌い』同様、今回も卵についてのくだりに強く反応してしまった)。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

クァベギ

日系アメリカ人作家カレン・テイ・ヤマシタについては気になっていたものの作品を読んだことがなかったので、読んでみようかなと思い、この本を入手。あと本書のタイトルにも興味津々。『Sense and Sensibility』をもじって『Sansei and Sensibility』。オースティン作品のパロディは何点か読んでいるけど、この作品はどんなかな?

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

クァベギ
旅先(外国)での朝食は、食にオープンな人でも保守的になりがち、という指摘にうなずく。機内食の朝食で出されるオムレツが苦手というヤマザキさん、私も同じです(前作『パスタ嫌い』同様、今回も卵についてのくだりに強く反応してしまった)。
が「ナイス!」と言っています。
クァベギ
1990年代半ばから北朝鮮への人道支援に携わってきた人類学者の手になる一般書。北朝鮮の官僚だけでなく庶民とも接してきた人類学者ならではの分析が光る。この国の人々の行動原理についての説明には説得力がある。また、ところどころにちりばめられているエピソードは、読んで楽しい。とくに北朝鮮の教育ママ(という言い方が適切かどうかはわからないが)についてのくだり。また、かの地の普通の子どもたちの遊びについての記述も、ほのぼのと心が暖まった。⇒
クァベギ
2024/03/12 22:07

現在の北朝鮮を開発独裁時代の韓国になぞらえているのは、意外に的確かも、と思った(ただし、資本主義に向かうと予測しているわけではない)

が「ナイス!」と言っています。
クァベギ
2022年に開かれたセミナーとシンポジウムを土台につくられた本。『パチンコ』(小説版とドラマ版)について論じるが、ドラマ版の分析にウェイトを置く。小説を読みっぱなし、ドラマを観っぱなしだった私は、この本を読んだおかげで、いろんなことを発見できた。豆知識のレベルでは、ある登場人物(コ・ハンス)の出身地はどこである可能性が高いか、とか。⇒
クァベギ
2024/03/02 23:01

ドラマの歴史考証を担った人やドラマのプロデューサーによるコラムも、制作の舞台裏を伝えてくれており、興味をもって読むことができた。それとは別のレベルでは、主人公(ペク・ソンジャ)の描き方に「ステレオタイプな在日オモニファンタジーの要素」は薄く、ドラマ版は「インターセクショナルなフェミニズムを実践した事例」という指摘(ハン・トンヒョン)や「個人の物語を四代のファミリーヒストリーとして描くことによって、ただ単に主人公が逆境を克服する物語にとどまらず、日本と韓国の歴史(中略)をしっかりと丁寧に描くことができ」る⇒

クァベギ
2024/03/02 23:05

(深沢潮)という指摘には、なるほどと納得した。また、「歴史に対する真摯さ」(テッサ・モーリス=スズキ)という基準は、私が歴史小説や歴史ドラマを評価するときの参考にしたいなと思った。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/04(570日経過)
記録初日
2015/08/07(3185日経過)
読んだ本
314冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
92239ページ(1日平均28ページ)
感想・レビュー
63件(投稿率20.1%)
本棚
0棚
自己紹介

東アジアや東南アジアの政治や歴史、文化についての本を読むことが多く、それ以外のジャンルの小説やエッセイにも手を伸ばすこともある...と思っていましたが、このごろは乱読に近づいているかもしれません。

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