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2024年11月の読書メーターまとめ

あんパン
読んだ本
13
読んだページ
5019ページ
感想・レビュー
12
ナイス
225ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あんパン
何時になったら本題「ロクヨン」事件に入るのか?と思いながら上巻に続いて下巻に突入。話が四方八方広がっているので軸が見えなかった。序盤はマスコミとの軋轢と緊迫な攻防戦。ワクワクドキドキする展開から再び少女誘拐事件が勃発し犯人を追っているシーンは時間を忘れて読み耽った。まさかの上巻の伏線から導き出される後半怒涛の伏線回収と事件解決へと結び付けられるのは驚いた。あゆみの失踪の解決を願うばかりだ。今後の三上の活躍も味わいたい。良い小説と思うが1冊に短縮出来ないか?とも感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
12

あんパン
爆弾を読む前に好評だった「スワン」が気になり読書開始。分厚い本だったがスラスラ読みやすかった。特に序章からショッピングモール「スワン」で大量虐殺事件が発生しドンと言うフレーズが生々しかった。大きく前編中編後編に別れており前編でヴァン、ガスによる銃乱射による21人の死者が出る。中編では主人公であり被害者の片岡いずみの学校やマスコミによる誹謗中傷がリアルにあり後編で徳下弁護士による詳細なインタビューから事件の真相が明らかにされていく。それぞれ読み所が多く面白かった。いずみと小梢の明るい将来に期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
「このミス」グランプリ作品なので面白そうと思い読書開始。内容は将来アイドルのてっぺんを目指す地下アイドル「ベイビー★スターライト」のルイ、テルマ、イズミの3人はライブを中心に日々頑張っていたが事務所社長との確執が事件を引き寄せてしまう。3人はアイドルを続けていけるのか?芸能界の陰陽が垣間見れテンポの良い読み応えだった。マネージャーの土井の潔さに親近感を得た。今後の3人を応援したい。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
SNSでおすすめ小説との事で初乙一へ挑戦。8話による短編小説集。1話目「calling you」からココロ震える切ない物語だった。初めて先を知りたくなくてページを止めたくなった。「失われる物語」では交通事故により右手膝先しか感覚が無くなった私の絶望感、家族愛による献身愛の葛藤感を出した物語。最後の「うそかの」では妄想の中の彼女、安藤夏との脳内での会話の中で前を向いて生きる術は微笑ましく感じた。どの作品も前に踏み出せない気持ちに背中を押してくれるような心温まる物語だった。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
大鳳未来シリーズ3作目。前回同様エンタメ感満載で面白かった。内容は創薬ベンチャー「フラーリン」社長國広の息子光太はFJAPに罹患し特効薬で命を繋いでいる中で特許権侵害で新薬プロリュードの生産停止に追われ薬の投薬が出来なくなる事に!大鳳未来の活躍が冴え渡る。果たして光太くんの命は救えるのか?製薬生産までの残り時間少ない中ドキドキ祈りながら読み進められた。根室教授のクズさには眉間にシワがよった。いつものように姚愁林が要所要所で出てくるが的確なアドバイスがエッセンスになり印象的だった。
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あんパン
まさしく官能小説の類いだと思った。内容は十年に一人の逸材の小説家の秘書と編集者の密事を綴った作品。ドロドロの淫欲の不倫劇。サクッと読め黒新堂の真骨頂が炸裂した感があった。
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あんパン
おすすめ度★★★★★ 数年前にテレビで観て面白かったので原作が気になり読書開始。500頁弱の大作だったが読む手が止まらず惹き込まれた。大阪弁がああいえばこういうテンポが良かった。内容はまさしく後妻業。資産家の老人に目を付け偽装結婚をし亡くなった後、遺産をガッポリ頂くという、ぶっちぎりの悪女、黒幕の柏木と結託し中瀬小夜子の罪を綴った物語。この小夜子は9回も結婚や内妻を繰り返していたのだ。資産家遺族が不審がるのは当然と思った。その小夜子と柏木の悪巧みを暴いていく様がワクワクして面白かった。
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あんパン
黒新堂を読んで面白かったので純愛小説なのかな?と思い読書開始。300頁に満たないのでサクッと読めた。内容は元小説家の栗崎昭司が元妻の死に立ち直れず精神を病んでいるところに娼婦のマリと出会いお互い惹かれあっていく物語。2人には様々な過酷な運命の中で少しづつ前を向いて進んでいる姿は美しいと思った。もう少し2人の今後を見守ってあげたいと感じた。昭司の薬漬けの生活には目を背けたくなった。今作品は白新堂なのか?少々官能的な内容があったが良い小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
私の記念すべく24年100冊目!前々から積読していた「半落ち」を読書開始。大作だった。素晴らしい。涙が溢れてくる。 内容は妻殺しの犯人であり夫である「梶聡一郎」中心に志木刑事→佐瀬検事→中尾記者→植村弁護士→藤森判事→古賀刑務官のそれぞれの想いからアルツハイマーに罹っている妻を殺してから自首するまでの2日間は誰にも分からず謎になっている。果たしてその謎は解明できるのか??? 人々の命の絆が伏線として最後、伏線回収され、暖かい気持ちになった。こんな心に刺す小説は初めてだ。映画も見てみたいと思った。
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あんパン
皆が羨むほど美貌を持つ三浦加奈、しかし生活は困窮を深め取り立てから逃げ回る中で「玉の輿に乗りたい」願望から結婚相談所に登録し年収1億を超える男性(岩崎一郎)と知り合いわずか1ヶ月の交際で結婚したが岩崎一郎は過去に4度の離婚歴があり酷いDV魔だったのだ。数ヶ月の生活で加奈は離婚を決意するが… 内容は岩崎夫妻の赤裸々な生活に興味を持ったが後半はしつこい位のDVで新展開を期待したが終始DVで終わったのが残念だった。 オカメインコのカノンは飛び立ったのか?それが気になった。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
書店でおすすめ本として山積みされていて表紙のイラストも気になり読書開始。初版が1995年とのことであったが時代を感じさせず面白かった。内容はラジオ番組での投書で「義父からセクハラを受けていてこのままでは殺してしまうかも」との内容に危機感を感じパーソナリティである新谷可南は高校時代の同級生の脇坂一郎へ相談し事件を未然に防ごうと画策していたのだが… 少々無理くり感のあるミステリー小説であったが犯人も悪党で無かったのが救いと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
大石圭さんの作品はエロテックホラーサスペンスで好きで読書開始。章を読み込む度に没入感がハンば無くこの後どうなるんだろう?と気になりページをめくる手が止まらなかった。主人公の三井直人は大学時代初恋した佐々木千尋を見つめ続け気付くとストーカーになっていた。千尋は後、結婚式したが夫が目を背けるほどのDV男で不幸のどん底へ落ちる。三井はそんな千尋を助け出すことが出来るのだろうか?純愛小説に近い読後感で今後の2人+娘の幸せを願って止まない。暖かな気持ちでエールを送りたい。
が「ナイス!」と言っています。
あんパン
何時になったら本題「ロクヨン」事件に入るのか?と思いながら上巻に続いて下巻に突入。話が四方八方広がっているので軸が見えなかった。序盤はマスコミとの軋轢と緊迫な攻防戦。ワクワクドキドキする展開から再び少女誘拐事件が勃発し犯人を追っているシーンは時間を忘れて読み耽った。まさかの上巻の伏線から導き出される後半怒涛の伏線回収と事件解決へと結び付けられるのは驚いた。あゆみの失踪の解決を願うばかりだ。今後の三上の活躍も味わいたい。良い小説と思うが1冊に短縮出来ないか?とも感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/09(810日経過)
記録初日
2022/01/03(1089日経過)
読んだ本
286冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
99809ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
137件(投稿率47.9%)
本棚
3棚
性別
自己紹介

人に物事を伝える事が苦手で小説の力で言葉の深みを増すために2022年より読書を趣味として始めました!
結果2022年は120冊読了。
小説の楽しみが増しているところです。
特に東野圭吾、重松清が好きです。
おすすめ小説等紹介してくれると嬉しいです。

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