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ドラマで見たので、登場人物と俳優たちが頭の中でオーバーラップして面白い。満島真之介の勘介は、本当にドンピシャな配役だなと思った笑池井戸潤の今までの作品とはかなり雰囲気が違った。最後の終わり方からは（ドラマと違ったということもあるかもしれないが）スッキリ感を得られなかったが、この作品も楽しく読めた。

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今作も堀田家に色々な事件が起こる。見事な連携と周りに対する溢れんばかりの愛情で解決していくのがとても心地良い。最後、勘一と我南人の話の後、サチのセリフが深く唸らせられた。「お互いがちゃんと真面目に自分の人生を生きていれば、相手のことを慮って生きていければ、たとえすれ違ってもぶつかり合っても、どこかで他の誰かを救ったり、出会わせたり、幸せな結末をもたらすことだってあるのですよ。」あたたかい作品なのでこのシリーズは大好きだ。藍子とマードック、かずみちゃんと池沢さんに変化が起きたが今後の展開がまた楽しみだ。

ハロー・グッドバイ東京バンドワゴン (集英社文庫)小路幸也

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あらすじ・内容

ナイス ★14

コメント(0)2025/03/13

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勝手にタイトルからタスキメシの続編だと思って読んだら違っていたが、面白かった笑「箱根」は関東学連に所属する大学の襷リレーにすぎないのに、どうしてこんなにみんな惹きつけられるのだろうか？戦時中にそれこそ「命懸け」で「箱根」を開催する学生達の想いはクールな現代のトップランナーの心をも動かしてしまったが、私も熱くなってしまった笑。最後に明らかになった「あの人とあの人の繋がり」も良かった♪ やはりスポーツものはいいな！

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原田マハという人がどのようなことが好きで、どのようなことを考えて活動しているのかがよくわかり、だからあのような原田マハワールドの素敵な作品を作れるんだなぁと納得させられる、旅と美術がともに楽しめる一冊。原田マハの中でもお気に入りの「カフーを待ちわびて」「楽園のカンヴァス」がどうやって書かれたのか知ることができたのも良かった！面白かったです。

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コロナ禍で無観客で開催された東京オリンピックには色んなネガティブな意見もあったけど、沢山の感動があった。作中にあった「ドントストップ餃子」であったり、ケニアのランナーの話だったり、日本人らしい「おもてなし」のエピソードは沢山あったんだろうなと、多くのアスリートが日本に好印象持って帰ってくれたんだろうなと。とても熱い気持ちになって読んだ。後半の、桜の不調を救う米の話も含め、春馬のレースも不調の藤宮の話もとても良かった。やはりスポーツものはいい！もう一冊続編あるみたいなので、これまた楽しみだ😊

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「タスキ彼方」続編と思って読んでいるけど、違ってた！面白いけど

ナイス

03/04 23:21

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努力が必ずしも報われない駅伝の世界だからこそ、箱根駅伝を目指し、それを実現させた紫峰大学駅伝部の成長や、箱根で「襷」を全員繋ごうとする部員たちの純粋な思いが描かれたドラマには数多くの感動があった。続編はオリンピックにつながるようなので、それもまた楽しみだ。

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どれだけひもじい思いをしても、「国に面倒見てもらうなんて」と躊躇する人もいれば、楽して国を騙し保護を受ける人もいる。後者は実在すると思うし、それが本当に保護の必要な弱者の足を引っ張り、さらには役人のモチベーションをも下げているのだろう。福祉のそんな問題点を描く問題作にグイグイ引っ張られ、あっという間に読み終えたが、最後のどんでん返しには意表を突かれた。その真犯人なら殺された2人が簡単に拉致されたのもうなづける気がする。とても面白かったが同時に切ない気持ちにもさせられた。映画も是非みてみたい。