現代的な短編集でサクサク読めた。『惨者面談』が面白かった

重くて苦しくて読んでいてしんどかった、、雪ト逃ゲルはどうして他の話と違って苗字じゃなくて"K"としか出てこなかったのかな

江國さんのあとがき『余分な時間ほど美しい時間はない』この言葉がすべてだと思った

ホラー、、？『玉野五十鈴の誉れ』が一番好きだった

日曜の朝、父がたまにホットケーキを焼いてくれたことを思い出す。こいしいたべもの、いくらでもあるな〜すごく読みやすい一冊

どの章も素敵だなあ、、わたしも田舎出身だし、大人は泣かないと思ってたし、お父さんはお父さん、お母さんはお母さんという生き物だと思ってた。だけどそんなことはないし、大人になった今、大人ってそんなに完璧じゃないと思う。固定観念とか既成概念が覆る瞬間をいくつもみられた気分。レモンちゃんかわいいなあ

現代、江戸、平安、3つの時代に跨る不思議な話だった。最初に思ってた話と急に違う展開になったからびっくりした

はしがきとあとがきの描写手法、ぞくっとした。にしても残酷な描写が多くて結構しんどかった、、まともな人がいなさすぎる

普段、この人めっちゃいいひとだな〜、いい子だな〜って思ってる人も、心の中ではこんなこと考えてるのかなって思うとちょっと怖くなった、くらいに主人公の思考の描写に圧倒された。いちいち口が悪くてちょっと笑っちゃうくらい。高瀬隼子さん、「おいしいご飯が食べられますように」に続いて2冊目だけど、面白いな〜