読書メーター KADOKAWA Group

2024年6月の読書メーターまとめ

Kooheysan
読んだ本
6
読んだページ
2462ページ
感想・レビュー
6
ナイス
63ナイス

2024年6月に読んだ本
6

2024年6月のお気に入られ登録
2

  • やまだてつひと
  • ササキ

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kooheysan
凡そ2021年の岸田内閣誕生のころから2023年上半期のころの時事ネタ(大きなものは2022年から続くウクライナ戦争と安部元総理の暗殺事件)を中心に、成熟をテーマにした文章から構成された作品。興味を引く意見が多いですが、個人的には教育関係の論考(「学校教育についてあちこちで話してきた」)が一番印象的。かつての主張:社会を回すのにかつてはまっとうなひとが5人に1名いれば(『ひとりでは生きられないのも芸のうち』=私の内田先生デビュー作)、でしたが今回はまっとうな大人が7%ぐらい、と大分後退してしまいました…。
Kooheysan
2024/06/19 00:25

ちなみに政策で投票先を選ばないとか、大きな声ではっきり語れるのはどうしてもストックフレーズになるとかは菅野完さんも指摘されていました。こういった「あまり他の人からは聞けないこと」はなかなか貴重です。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
6

Kooheysan
この本を読むと、否応なく社会の病巣を見せつけられて暗澹たる気持ちに襲われること間違いなしです…。彼女は最も政治に関わってはいけない、そして関わらせてはならない類の人間であるということ。そして、メディアが注目する、あるいは持ち上げる人(恐らくそれは「関わらせてはいけない人間」に近い)は疑って見ないといけないという2点を個人的に改めて確認できました。
が「ナイス!」と言っています。
Kooheysan
この古典に手を出したのは、アーレントの『人間の条件(活動的生)』を読む前に読んでた方がいいと目にしたことがきっかけでした。つぶさに過去の事例を紐解き、現実的な「善い」国制を研究し、そして現実的なものにとらわれない「善い」理想的な国制の意見を述べていく講義。現代にも通じる視点がたくさん提供されて面白かったです。『ニコマコス倫理学』を先に読んでいたおかげでスムーズに読み進めることができたことも付記しておきます。
が「ナイス!」と言っています。
Kooheysan
やっと手に取ることができました(正確にはPrint On Demand版のほう)。面白くて一気読みしました。今までの断片的な知識がきちんと整理された感じです。現在の40代近辺への小林よしのり氏の影響力、やはりそれなりにあったということも再認識。それにしても、「左翼」嫌いな人たちが、昔の「左翼」の手法を真似てここまでの活動をしているとは…まさに執念以外の何物でもないです。そして、彼らは「反左翼」であって「保守」でもなんでもないことは理解する必要があります。
が「ナイス!」と言っています。
Kooheysan
凡そ2021年の岸田内閣誕生のころから2023年上半期のころの時事ネタ(大きなものは2022年から続くウクライナ戦争と安部元総理の暗殺事件)を中心に、成熟をテーマにした文章から構成された作品。興味を引く意見が多いですが、個人的には教育関係の論考(「学校教育についてあちこちで話してきた」)が一番印象的。かつての主張:社会を回すのにかつてはまっとうなひとが5人に1名いれば(『ひとりでは生きられないのも芸のうち』=私の内田先生デビュー作)、でしたが今回はまっとうな大人が7%ぐらい、と大分後退してしまいました…。
Kooheysan
2024/06/19 00:25

ちなみに政策で投票先を選ばないとか、大きな声ではっきり語れるのはどうしてもストックフレーズになるとかは菅野完さんも指摘されていました。こういった「あまり他の人からは聞けないこと」はなかなか貴重です。

が「ナイス!」と言っています。
Kooheysan
【再読】大分短いインターバルで再読。それは自分にもそれなりに身近な話題になってきたからでもあるという…。結婚は一種の社会システム(したがって、誰にでもできる公的な「社会契約」)というのが内田先生の考えの前提。内田先生の本でしか読めない考え方がたくさんあると思います。
が「ナイス!」と言っています。
Kooheysan
『ニコマコス倫理学』に続けて読了。「国制は国家にとっての生き方(p.463)」なのだから、どういう国制が善=幸福に生きることにつながるのかを考えていくことが大切。で、現実的には6種類の国制の中から必要に応じて「中庸」を探っていくべきだ、ということかと思います。アリストテレス教授による政治学の講義再録って感じの訳ですが、読みにくくないです。時代背景や前提は今とは全然違いますが、現代においても変わらない考えるべき点を提供してくれます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/12/31(575日経過)
記録初日
2022/02/09(900日経過)
読んだ本
171冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
54061ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
171件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
自己紹介

こんにちは。自分なりの感想を書くことで頭に残りやすくなるかな、と期待も込めて2022年に読んだ本からこちらでメモを残すことしました。

社会系・哲学系・小説をよく読みます。本屋に出かけて面白そうな本を探す(本屋ブラブラ)も好きです。また、つながりやおすすめからもチョイスします。「古典」に積極的に挑戦することが現在の目標です。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう