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2024年10月の読書メーターまとめ

Marybell
読んだ本
10
読んだページ
2361ページ
感想・レビュー
8
ナイス
88ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • coffee

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Marybell
ネタバレずっと気になっていた本。想像してた内容と少し違って、文章の読みづらさに挫折しそうになりながらなんとか読み通しました。主人公はなにかしらのハンデはあるにしても、ブログ書く知能はあるのに高校中退したり、最も向いてなさそうなバイト先を選んだり、いろんなことをさぼって義務を放棄してきたんだと思う。もしくは親の怠慢。人生の拠り所を完全に他人としてしまうのはまずいし、ここまでのめりこむならせめて裏切らない三次元にしといた方がいいのかも。笑 1番気の毒だと思ったのはお姉ちゃんでした。主人公はごみ部屋で孤独死しそう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

Marybell
親を恨むのは辛いから、本人がお父さんのことは恨んでないと言ってるのが救いだけど、お父さんがやったことはネグレクトという立派な虐待だよね。短い期間でも一生懸命な姿を見ていたからそう言えるのか。公的支援に繋いでくれる大人がいてよかった。お兄さんはまたさらに苦労したんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
ずっと“ぐん”ようこさんだと思っていた…。漢方薬局に興味ひかれて読んでみました。3食自炊でベジタリアン寄りなんて元々健康への意識高いと思うけど、それでも年とともにいろいろ出てくるんだなぁ。。食事制限指導がストイックと言えばストイックだけど、自分の体調だけにこんなに時間とお金と意識を回せるのはやっぱりゆるい生活だと思う。漢方薬局には高くて通えないけど、私も保険診療で処方される既製品?の漢方薬でめちゃくちゃ効くのにいくつか出会って、漢方すごいなと思ったところでした。私も冷え対策のために甘いもの減らそう。。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
アーケードの様子を細部まで思い描けるような文章で始まり、すんなり物語の世界に入っていけた。他の部分でも情景描写がうまい。小川洋子さんの文章って例示?が多いなと思うんだけど、例えば本作だと◯◯編みの羅列には途中からついていけなくなった。登場するのはニッチな専門店とクセ強めの店主や常連客たち。ラストは自分なりの解釈はあるけど、ここにはもう一度読み返してから書きたいと思う。全体的にひっそりとした雰囲気で、どこか幻想的でもあるような。私もドアノブ屋さんの窪みに嵌りたい。
Marybell
2024/10/26 01:07

p115 たくさんの便りを書く人は、それだけ大勢の友人、知人、親族を持っている。だからそのお客さんは恵まれた人生を歩む、善き人である。(紙店シスター)

Marybell
2024/10/26 01:12

p153 「こんなふうに大々的に、誰かが称賛されているところに立ち会えるなんて、それだけで特別じゃないか。たとえその誰かが見知らぬ人であろうと、自分が称賛される側になることは一生ないとよく分かってはいても、拍手を送っているだけで幸運に恵まれるような気持ちになれる」(勲章店の未亡人)

が「ナイス!」と言っています。
Marybell
ところどころ時代を感じると思ったらまさかの初版は昭和!9つの短編の主人公たちは25〜35と42、46の女たちで、あんまりピンとくるのはなかったのだけど、恋の棺に出てくる西条八十の詩を知れただけでも読んだ価値あった。関西弁のセリフが読みづらくて集中力を削がれた。p88,89「こんなに好もしい、嬉しい機会は、これきり、これ一度でなくてはならない。くりかえす気はないから底しれぬ愉悦となるのだ。」「しかし宇禰はこの悦楽を尖鋭化するために、二度と有二と機会を持とうとは思わないのだ。」最初で最後だからこそ。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
途中雲行きが怪しかったけれど、半分以上はすごく短いのにちょっと感動できるいい話でよかった。特に「親父のぶたばら飯」「季節はずれのきりたんぽ」の2つ、どちらも死んだお父さんの思い出話が出てくる話だけど、温かい気持ちになった。リアルに心情を想像しようとすると胸が痛くなるけど、「さよなら松茸」の寂寥感も好き。松茸は嫌い。繰り返しになるけど、この短さで感情を動かされる話ってすごい。読み終わって、普段顆粒だしに頼りがちだけど、出汁を丁寧に上手にとれるようになりたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
ネタバレどれも軽く読める短さなのが良い(その分心に残らないのはすぐに忘れる)。「約束のまだ途中」(加藤千恵)は女子の友情物語で読後感爽やか。「雨宿りの歌」(あさのあつこ)は前半は読んでて苦しかったけど、最後は胸キュンな方向にいきそうな意外な終わり方だった。他の話はそこまで。。最後のはマリーの愛の証明と同じ?本のタイトルの「ラブソングに飽きたら」が1番素敵だなと思いました。人間、ラブソングに歌われるようなわかりやすい恋愛ばっかりじゃないもの。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
ネタバレずっと気になっていた本。想像してた内容と少し違って、文章の読みづらさに挫折しそうになりながらなんとか読み通しました。主人公はなにかしらのハンデはあるにしても、ブログ書く知能はあるのに高校中退したり、最も向いてなさそうなバイト先を選んだり、いろんなことをさぼって義務を放棄してきたんだと思う。もしくは親の怠慢。人生の拠り所を完全に他人としてしまうのはまずいし、ここまでのめりこむならせめて裏切らない三次元にしといた方がいいのかも。笑 1番気の毒だと思ったのはお姉ちゃんでした。主人公はごみ部屋で孤独死しそう。
が「ナイス!」と言っています。
Marybell
たぶん歌物語というジャンルを初めて読んだので、歌物語ってこういう感じなのね。というのが第一の感想。現代語訳→原文→解説を繰り返すのがわかりやすいような、気が散るような。昔男のモデルとされる在原業平についてや、他の平安文学との関係など勉強になりました。話の内容については事実だけでも架空の出来事だけでもなさそうなところが混乱するなぁ。原文を読んでいると内容とは関係なく、随所で「こそ、已然形!」とか「な〜そ、〜しないでください!」とか、文法事項を唱える高校時代の自分が頭の中でうるさい。笑
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/05(691日経過)
記録初日
2018/01/25(2497日経過)
読んだ本
177冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
49840ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
83件(投稿率46.9%)
本棚
6棚
自己紹介

今年こそ読書記録をつけたく読書メーターを始めてみました。過去のものも遡って登録しています。

ようやくバリバリ読書する気力体力を取り戻しつつある自宅療養中専業主婦です。つまり無職です。時間だけはある今のうちにたくさん本を読みたい!
趣味の合いそうな方の感想を読んで楽しんでいます。

現代小説が好きですが、わりとなんでも読みます。中学生の頃から好きな作家は恩田陸さんと言い続けてきましたが他の方も好きです。歳と共にますます興味の対象が拡大してきてもはや収拾がつきません。


ニックネームはポーの一族のメリーベルから♡

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