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2024年8月の読書メーターまとめ

Cophie
読んだ本
6
読んだページ
1666ページ
感想・レビュー
6
ナイス
29ナイス

2024年8月に読んだ本
6

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cophie
下巻は成人後、1899年以降のお話。サントリーの歴史であるが、時代背景の説明も多く、歴史小説だった。丁稚奉公時代からの仕事の姿勢を大事にし、商人としての才覚は衰えず、時代の先を呼んで経営をしていくのは本当に優れた商人だったのだなと思った。特に陰徳という考えに感銘を受けた。サントリーの文化事業や広告戦略の源流を知り、企業自体にも関心を持った。日経に連載されていたことで、現存企業の前身がたくさん出てきて、経済界内の繋がりも興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
6

Cophie
高橋龍太郎コレクションを観て、著者の来歴や志向などは知っていたが、本書は現代アートコレクターの裾野を広げるための指南書的な意図もあるのかなと思う。もっとも興味深かったのは最終章。国際市場における日本のアートの課題はなるほどと思った。緩和策も示唆されているとことに、著者の日本現代アートへの熱い思いを感じた。
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Cophie
2010年の本なので少し古いが、取り上げているケースは複数回転職をしている人が多く、現在も通用するキャリア論だと思う。ポテンシャルの価値が下がること、20代が肝要であることは私も同意。そのため、大学生のうちにこの本を読んでおきたかったなと思った。能力とコア動機が重なるエリアを仕事できるようにキャリアを築くと言うのはわかりやすいが、私には動機の顕在化が弱いと思うし、新卒の時もこれが足りていなかったのではないかと思う。
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Cophie
下巻は成人後、1899年以降のお話。サントリーの歴史であるが、時代背景の説明も多く、歴史小説だった。丁稚奉公時代からの仕事の姿勢を大事にし、商人としての才覚は衰えず、時代の先を呼んで経営をしていくのは本当に優れた商人だったのだなと思った。特に陰徳という考えに感銘を受けた。サントリーの文化事業や広告戦略の源流を知り、企業自体にも関心を持った。日経に連載されていたことで、現存企業の前身がたくさん出てきて、経済界内の繋がりも興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
Cophie
鳥井信治郎氏の一代記。冒頭から情景描写が多く、明治の商人の世界を教えてくれる。大阪人にとっては馴染み深い地名がどんな土地柄だったのか、五代友厚氏の偉大さなど、現代大阪の礎を作ってくれた先達たちの歴史をしることができたのも興味深かった。上巻は商人としての基礎をどうやって養ってきたのか、が描写されており、信心深い母親や、弟のことをよく見て先回りして支えてくれる兄の存在が印象に残った。戦前の船場の商家は華やかだったと聞くが、こうして家を守ってきたのだなと思った。
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Cophie
書店へ行けば「〇〇力」の本が並んでいる現代。就活をすればそれをPRしたり、伸ばしていくことが当たり前だと思って生きてきた。ただ社会人が長くなると、色んな職場を経験して薄々気づいていた「能力」というものの、不確かさ。それを不確かなものだと断罪してもらえて、私も気持ちが軽くなった気がするし、仕事で悩んでいる人がいたらお勧めしたくなるような一冊です。適性検査やコンピテンシーも普及したのはそういう産業があると割り切ろうと思った。末尾に磯野真穂さんの文章が出てきて、執筆伴走者だったと最後に知りました。
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Cophie
表紙もかわいくて「猫様肯定」な吹き出しが並んでいますが、編者の赤川氏を始めとして筆者たちが超猫好きなのが冒頭から伝わってきます。社会学の本なのに、私には若干胃もたれするくらい、猫愛がすごい。超猫好きさんならお勧めできます!猫島の話は「猫を愛すべき存在」として共通認識ができているからこその人気、一方で限界集落としての側面も・・・は、確かにそういう側面もあるだろうなと思った。そこまでの猫信奉者ではないので、個人的には海外の著者の『猫はこうして地球を征服した』の方が面白かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/29(610日経過)
記録初日
2022/12/31(639日経過)
読んだ本
72冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
19966ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率52.8%)
本棚
3棚
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